学ボ新聞

被災地を支えた3大学の実態に迫る

岡山大学災害ボランティア支援センターは学生たちの強い希望から生まれた

7月11日にボランティア説明会を大学内で開催し、7月17日には「岡山大学災害ボランティア支援センター」が設置された岡山大学。7月21日より学生ボランティア派遣を開始し、全4回、延べ63名(教職員含め 延べ77名)を派遣。
「災害ボランティア支援センター」設置までの苦労や今後の活用方針を担当者に伺った。

本災害を受けて「岡山大学災害ボランティア支援センター」が設置されましたが、その経緯を教えていただけますか?

岡山はこれまで「災害の少ない地」であるという思い込みがあり、災害時の対応が制度化されていない部分がありました。災害発生を受けて、7月7日より学長直下の危機対策本部が対応を決定していく中で、まずは7月11日に、学生から希望が出ていたボランティア活動に関する説明会を実施しました。
その参加者が237名に及ぶなど、学生からの反響が予想以上に大きかったこともあり、7月17日には貴センターとの協力協定(※)を締結するとともに、教職員・学生有志により岡山大学災害ボランティア支援センター(仮)として活動を開始しました。その後7月24日にはセンターが正式に危機対策本部の下に設置され、総社市、岡山市東区、倉敷市真備へのボランティア送迎のバス派遣を行い、また被災地の中高生を岡山大学に受け入れる等の活動を実施しました。

※Gakuvoと大学で「ボランティア活動推進協定」を結び、各大学の特性や地域性を活かし、ボランティア関連科目やプログラムを開発、実施しています。

これまでにいわゆる「ボランティアセンター」の様な役割を担う窓口はなかったのでしょうか?またなかった場合その理由は何でしょうか?

これまでも個別の授業、あるいは社会貢献活動等で地域でのボランティア活動は多かったのですが、全学で統一してボランティア活動を支援するような組織は存在しませんでした。人員やリソースの限られたセンターがどこまで多様なボランティア活動を支援できるかという問題もあったためです。

今後、「岡山大学災害ボランティア支援センター」はどのように活用されていくのでしょうか?

現在でも岡山大学災害ボランティア支援センターは個別にボランティアを希望する学生さんへの説明や、活動に行ってきた学生のヒアリング等のフォローを行っていますが、被災地の状況も変わってきています。状況が落ち着いてきた段階で、一度は休止状態となることと考えられますが、今回の経験は記録として残し、今後災害等の状況が発生した場合は、それを活かして速やかに全学体制を取れるものと思います。

岡山大学の活動写真

  • ようこそ岡山大学へ
  • 岡山の名産を味わう
  • 岡山市にて家財搬出等に携わる
  • 参加してくれた中高生と
  • 倉敷市にて被災家屋の清掃
  • 総社市にて被災家屋の泥かき
  • 総社市にて被災家屋の泥かき
  • 総社市の活動メンバー
  • 大学内の様々な施設を見学
  • 中高生との交流
  • 同日開催されていたシンポジウムへも参加
  • 同日開催されていたシンポジウムへも参加
  • 農学部で栽培している桃を試食