第2回Gakuvo Style Fund活動報告

医療系学生による国際協力隊euphoria

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201603/26(土)

こんにちは!
今日はセックスワーカープログラムの活動を紹介します!
セックスワーカーとは日本語に訳すと売春婦を指します。
日本にも多くのセックスワーカーが働いています。同様にインドネシアでも多くのセックスワーカーが働いているのですが、日本と比較するとセックスワーカーを守るシステムが確立しておらず、セックスワーカーは常に性感染症や暴力、ドラッグなど様々な危険にさらされています。インドネシアの売春宿街はすべてカラオケ店です。カラオケを終えると奥の部屋に移動しセックスワークをします。稼げるお金は日本円に換算すると一人当たり3000円程度です。その中には店のオーナーの給料やコンドーム代も含まれているため、セックスワーカーがもらえる給料は決して高くはありません。しかし、多くのセックスワーカーは経済的な問題や自分の夢を叶えるステップとしてセックスワーカーを続けています。

今年度の活動地は現地のNGO団体がセックスワーカーの健康を守るため活動をされており、性感染症の罹患率も高くなく、売春宿街の状況は比較的落ち着いていました。しかし、女性特有の疾患である子宮頸がん、乳がんに関しては認知度が低かったこと、実際にお客やパートナーからドメスティックバイオレンスを受けているセックスワーカーがいたことから、今年度のセックスワーカープロジェクトでは3つのプロジェクトを実施しました!
1 Health Check
2 Peer Educator
3 Children Outreach

1 Health Check
女性特有の疾患である子宮頸がん・乳がんは近年若年化傾向にあります。まず子宮の絵を見せながら、がんがどこにできるのかを説明し、たばこやアルコール、肥満などの生活習慣がリスクファクターになること、そして子宮頸がんはコンドームによって防ぐことができること(100%ではありません)を説明しました。また乳がんは自己検診によって早期発見ができることを説明し、実際に自己検診法をセックスワーカーと実践しました。自己検診法では実際に自信で試しながらプロジェクトに参加してくれるセックスワーカーが多くいました。また、これらの知識が一時的なものとならないように、子宮頸がんのリスクファクター予防方法、乳がん自己検診法についてまとめたリーフレットを配布しました。プロジェクト終了後はセックスワーカーから質問があるなど、自分の健康を守りたいと話してくれるセックスワーカーも多くいたことが嬉しかったです!
2 Peer Educator
Peer Educatorとは仲間や同輩を指し、同じ環境にいる価値観をともに感じあえるもの同士が性感染症などの知識を共有すること、支援し合う関係にあることを意味します。売春宿街にもセックスワーカーの健康を守るリーダーとしてPeer Educatorがいます。もちろんPeer Educatorもセックスワーカーとして働いています。Peer Educatorに仕事の内容やセックスワーカーに対する想い、どのような問題を抱えているセックスワーカーが多いかなどのインタビューを行い、セックスワーカーに対する理解を深めました。
3 Children Outreach
売春宿街に住む子どもを対象とし、手洗いや歯磨きを教えました。紙芝居を使って、「なんでおなかが痛くなるの?歯が痛くなるの?」と説明し、手洗いと歯磨きの重要性を教えました。またオリジナルソングを作成し、楽しみながら手洗いの重要性を教えることが出来ました。歯磨きは大きい歯型モデルを使用し、効果的な歯磨き方法を教えました。みんな積極的に参加してくれました!子どもたちの反応が本当に可愛いかったです!

また、セックスワーカーにおける状況を自国の人に知ってもらうため、セックスワーカーが抱えるドメスティックバイオレンスと中絶に関するプロジェクトを市民と大学生を対象として3つのプロジェクトを行いました!
4 Saturday Night Campaign
5 Student Discussion
6 Health Promotion

4 Saturday Night Campaign
市民を対象に、ドメスティックバイオレンスと中絶に関する意識調査を行いました。中絶やドメスティックバイオレンスは知っているか質問したところ知らない市民は70%程度と意外と多いことに驚きました。また、中絶に関して意見を聞くと、否定的な意見が95%程度と多かったことに驚きました。中絶に関してはインドネシアの約80%がイスラム教徒であることに関係し、中絶に対する偏見が大きいのではないかと思います。実際に市民の声を聞くことが出来たので、インドネシアの価値観を知ることが出来ました!
5 Student Discussion
大学生を対象に中絶に関するディスカッションを行いました。まず、日本とインドネシアの中絶の法律や中絶をした女性に対するサポート方法などの違いをプレゼンテーションし、実際にインドネシアで自身で中絶を行った10代の女性が逮捕された例から、どのような問題がこの例から考えられるのか、どのようにこの問題をなくすことが出来るのか、教育・法律・社会・環境・健康の5つの視点から考えました。
6 Health Promotion
大学生を対象にドメスティックバイオレンスのワークショップを行いました。紙芝居を用いて、ドメスティックバイオレンスの精神的・身体的暴力などの例を伝え、身近な問題として捉えてもらいました。また、インドネシアにおけるドメスティックバイオレンスを受けた女性に対するサポート方法や、実際に受けてしまった場合、信用できる家族や友達に相談することの重要性、自分が加害者にならないための、自分の気持ちの伝え方などを説明しました。ワークショップを真剣に聞いてくれる学生が多くいてくれたことが嬉しかったです。

長くなりましたが以上でセックスワーカープログラムの活動です!
セックスワーカーにおける状況が少しでも伝わったら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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201603/18(金)

こんにちは!!

今日はインドネシア共和国での私たちの活動を報告させていただきます。

 

タイトルのGWCとはグループワークキャンプの略です。現地では、インドネシアメンバー・日本人メンバーが3週間衣食住を共にしながら、活動しています!ですので、インドネシアの文化を沢山体験してきました。また、3週間共に過ごしたインドネシアメンバーとすごく仲良くなれました!!ストリートチルドレンプログラムは現地の助産師専攻の学生さんに、セックスワーカープログラムは公衆衛生学部の学生さんに協力いただいています。同じ医療系の学生として、彼らから学ぶことは多かったです。

 

私たちはストリートチルドレンプログラムとセックスワーカープログラムに分かれて健康教育を行っていますが、まずストリートチルドレンプログラムから紹介したいと思います。ストリーチルドレンプログラムでは歌や紙芝居などを用いながら、子どもに楽しく健康教育をしています!今年度ストリートチルドレンプログラムでは10個のプロジェクトを行いました。

①手洗いプロジェクト

②歯磨きプロジェクト

③シラミ予防プロジェクト

④栄養プロジェクト

⑤小学校訪問

⑥ドクターチェックアップ+身体測定

⑦川の汚染水による健康被害予防プロジェクト

⑧母乳プロジェクト

⑨英語プロジェクト

➉大学訪問

 

手洗いプロジェクトでは、手洗いチェッカーで「どこに汚れが残りやすい?」、ペープサートで「手を洗わないとどうなる?」「いつ手を洗うべき?」、歌いながら正しい手の洗い方を伝えました。子どもたちは手洗いに興味深々!また歌も楽しそうに歌ってくれ、2回目の手洗いではほとんどの子どもが正しく手洗いできました。

 

歯磨きプロジェクトでは、プラークチェッカーで磨き残しやすいところをみてもらった後、紙芝居で歯を磨かないと虫歯になること、歯の模型を使いながら正しい歯の磨き方を説明しました。そして実際に歯ブラシを配って歯を磨いてもらいました。子どもたちは自分の歯がプラークチェッカーで赤く染まっているのを鏡で真剣に見ていました。

 

シラミ予防プロジェクトはクイズ形式でシラミの感染経路、予防法を教えました。子どもたちはクイズに「ぼくぼく!わたしわたし!」と積極的に手を挙げて答えてくれました。

 

栄養プロジェクトは母親向けにリーフレットを配り、5大栄養素の働きやバランスの良い食事の重要性について説明してまわりました。

 

小学校訪問では手指衛生と口腔衛生に関して、保健教育をしてきました。沢山の子どもたちがいて可愛かった…

 

ドクターチェックアップ・身体測定では、子どもたちの身長体重を測ったあとに、現地の医師に診てもらうというものです。

 

川プロジェクトでは、工場排水や排泄物が流れている川で遊ぶ子どもたちに対して、その危険性を伝えました。現地では川の汚染水によって皮膚病などが珍しくないとのことです。

 

母乳プロジェクトでは、赤ちゃんのお母さんまた既婚の若い女性に母乳・人口乳のそれぞれのメリットデメリットを伝え、授乳のポイントを説明しました。中には、1人目の授乳の時に胸がすごく痛み2人目はいいと思ってたので授乳について知ることができよかったというお母さんもいて、母乳プロジェクトのニーズは高かったです。

 

英語プロジェクトは、ローカルリーダーに子どもたちに英語を教えてほしいという要望があり、また私たちも子どもたちともっと仲良くなりたい!ということで行いました。英語で歌を歌ったり、だるまさんの1日を英語で行ったりしました。

 

大学訪問では、一緒に活動している助産専攻の学生さんのAkbid Universityへ行きました。そこでは、インドネシアの学生が「フリーセックス」をテーマに話しみんなで考えました。私たちも日本の性教育について少しプレゼンしてきました。

 

以上がストリートチルドレンプログラムの活動です。みなさんにわたしたちがどんなことをしてきたか少しでも伝わったら嬉しいです!

次回はセックスワーカープログラムについて紹介します。

 

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201602/07(日)

いよいよ渡航まで1週間となりました!これまで話し合いを重ね、内容を詰めてまいりましたが、残り1週間ラストスパートです!

 

昨日行われたミーティングでは、メンバーの家族の方が、保健師をされており「魅力ある健康教育とは?」というお話をしていただきました。導入からまとめ方まで、相手を引き付ける健康教育の方法を詳細に教えていただき、とても貴重なお話しでした。改めて、対象者の思いを考えながら、内容や方法を考えていく必要性を実感しました。インドネシアの健康教育にも取り入れ、活かしていきたいと思います!

 

201511/29(日)

昨日は渡航に向けて、各自が担当しているプロジェクトをOBOGに発表し、評価していただく、『中間報告会』を学校にて行いました!!この会は毎年渡航まで3ヶ月をきったこの時期に行われます。今後、完成した企画を英語に訳して現地のメンバーに見せ、具現化してゆきます!!わくわくしますね。

先輩からは、3年間団体として活動してきたことでしかでてこない、知識や意見が飛び交い、現役メンバーも新たな視点でプロジェクトを見直す良い機会となりました!また看護学生を中心に活動しているわたしたちの先輩は、もちろんのことながら看護師としての知識も豊富で、健康や健康教育のアプローチについてもたくさんのアドバイスをもらうことができました。

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201511/17(火)

こんにちは!連続の投稿になってしまい申し訳ありません。11月のeuphoriaは外部との交流をしたり、現地で行うプロジェクトの内容を詰めるために会議を行ったりと大忙しです!!今回は28日に行われる中間報告会にむけてミーティングを行いました。中間報告会とは、ざっくりいうと、、、ズバリ今回の渡航でこんなことをします!と宣言する会です。ただ宣言するだけではなく、euphoriaは企画書をプロジェクトごとに立てているので、それを完成させるための会でもあります。OB,OGの先輩方にもお越しいただき、アドバイスをもらって、各自プロジェクトの内容を確定させます。それにむけて中間評価会議というのを行なって、先輩に見せる前に、企画書が本当にこれでいいのか!?ということを現役メンバーでひとつひとつ考えていきました。たくさんのアイディアが飛び交うよいミーティングでした。どんどん具体的になっていくプロジェクトに、現役メンバーもわくわくしています!!!それでは次は28日の中間報告会後に!

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201511/17(火)

お久しぶりです!今euphoriaは、渡航にむけての準備や話し合いに加えて、11月29日に行われる合同報告会の下準備中をおこなっています!

合同報告会とは、29日昼過ぎから国内の22つの国際協力団体が駒場に集まって各団体による報告会やワークショップを行ったり、大学教授や国際機関職員による講演会を実施したりするものです。ぜひお時間ある方は参加無料なのでいらしてください!きっと何か発見があるはず。(気になる方はこちら

今回はそれに参加する団体の一部のメンバーが集まるミーティングに参加してきました!

前半は当日までや当日の動きの確認、後半はBYD代表の井上創太さんにプレゼン・ワークショップのコツを教えていただき、実際に体験しました。ここでそのコツを少し伝授したいと思います。
①1文を短く、簡潔にする
②「したい」ではなく「しなきゃいけない」と思わせる
③ブレインストーミングは色々な人と一緒に行う
どれも日常生活でも使えそうなことばかりですね!各団体のメンバーもみんな熱心に聞いていました。29日の報告会も充実した内容になりそうで、よりいっそう下準備に精が出る一日となりました。29日の報告はまた後日!

 

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201510/12(月)

今日はミーティングの様子を投稿したいと思います。

現在ミーティングで話し合っていることは、現地で行うプロジェクトの企画についてです。1人1つプロジェクトの企画を考え、さらにミーティングで話し合い、内容を詰めています。私たちは企画を作るにあたり、行動変容ステージモデルを用いて考えています。行動変容ステージモデルとは健康教育で対象者の行動変容を促す際にそのプロセスを段階的に捉えるものです。対象者が自身の健康を守れるようになるという長期目標に向け、対象者がどのステージにあたるかをアセスメントし、それに合わせて中期目標・短期目標・メインコンテンツを考えています。2月の渡航に向け具体的な企画作りに入ってきたので、十分に話し合っていきたいと思います!!

 

また、今日のミーティングでは2010年度ストリートチルドレンプログラムリーダーであったインドネシアメンバーが参加してくれました!彼は日本の大学院に進学し、医学を学んでいます。今日はわたしたちにインドネシア語を教えてくれました。インドネシアをよく知る彼がいることは私たちにとっても心強いです。活動を通してできるインドネシアの友達がいるのはいいなと改めて思いました。

9月8日☺︎国内合宿
201509/09(水)

四月から新たに加わったeuphoriaメンバーとの親睦と、新入生による企画書作成と国内プロジェクト発表を目的とした国内合宿を、ここ神奈川県谷峨で行いました!一日目には、現地の舞踊、作法、衣食住、挨拶などの会話表現、動物の病気、スイーツといったように、渡航先となるインドネシアにまつわったお題について、30分前後のプロジェクトを発表、そして評価を行いました。どのテーマも渡航先で役に立ちそうな内容となっていました。また現地で行う保健教育に役立つ伝え方や流れについても学習することができました。また二日目には、事前訪問で渡航した5人による全euphoriaメンバーへの情報共有を行い、ストリートチルドレン、セックスワーカーそれぞれのプログラムにそれぞれの現在の課題やニーズを把握することができ、よりミーティングに具体性が増し、今度の活動によりいっそう力が入りそうです。また親睦も深まり、よい国内活動となりました!

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201508/25(火)

初めて投稿します、医療系学生による国際協力隊euphoriaです。

まず、わたしたちの活動を簡単にご紹介します!!

euphoriaは主に看護学生で構成されています。毎年春休みにインドネシアへ渡航し、ストリートチルドレンとセックスワーカーを対象に健康教育を行っています。昨年度の活動では、ストリートチルドレンプログラムは、歯磨き教室、手洗い教室、母親向けの栄養教育等を行いました。セックスワーカープログラムは、性感染予防教育、乳がんの自己検診法のレクチャー等を行いました。少しでも対象者の健康が守られるようにという思いで活動をしています。

 

春休みの活動に向けて、メンバーの中から5名代表して事前訪問に行ってきました。事前訪問では、アンケート調査をしたり、一緒に活動するインドネシア側のパートナーとディスカッションを行ったりします。昨年度の春渡航者は半年ぶりの再会があり、暖かく迎えていただき嬉しい限りでした。実際に子どもたちやセックスワーカーの方々に会うと、私たちも頑張ろうと気合が入りました!渡航まで約半年しっかり準備していきたいと思います。

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