第5回Gakuvo Style Fund活動報告

Exedra

テーマ・コンセプト
「たまには科学を囲んでみよう」日常的に人が集まり、気軽な雰囲気で科学を題材に語り合う空間作り
普段の活動
毎週土・日曜日の10:00から17:00まで、柏駅近くの空きアパートを利用して手作り科学館Exedraを運営している。
また、定期的に科学に関するワークショップを開催し、祝日には追加工事を進めている。

卒業生として送っていただく会

Exedraプロジェクト、今年度副代表の小林怜夏です。

私はこのWeb報告を3年間書いてきましたが、今年度ついに学生生活を終え、このプロジェクトからもWeb報告からも卒業することになりました。先週末、私と同時に新社会人になるメンバー2人と共に送別会を開いていただきました。社会人のサポーターを含め多忙なメンバーが多いにもかかわらず、たくさんの方が集まってくださり、やっぱりここは優しくて暖かいコミュニティだなあと感じました。

私は、学部1年生から6年間柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)のメンバーとして活動し、Exedraプロジェクトも初期から関わってきました。当時、活動規模が今より小さく、メンバーが今より少なかった頃、空き家として紹介された物件を見たときの「手に負えない感」は今でも忘れません。Gakuvo Style Fundにも毎年お世話になり、資金面で援助していただいたほか、日本中の学生団体との交流機会を頂けたことは、Exedraプロジェクトを進める上でも私個人の経験としても、大変ありがたいことでありました。

メンバーの卒業により、雰囲気もまた変わってこようかと思いますが、きっと4月に巡り合う新しい顔ぶれも、また新しいアイデアでExedraをますますおもしろい場所にしてもらえるだろうと期待しています。

[UPDATE] 2019/03/31

研究者のたまごのたまご、取材はじめました(その2)

今月から不定期で連載を始めたスタッフ紹介の記事、

第2回は千葉大学大学院で研究を続けてきた赤津亜希です。

 

=========

【Exedraスタッフはどんな人? Vol.2 「地元の魅力を伝えたい」】

 

千葉県柏市は大学や研究機関が多数集まっていることが、地域の特徴の一つです。「地元・柏の良さの一つであり、自分も関わっている科学を他の人に広めたい」という想いからKSELに参加している赤津さん。

赤津さんは薬学部で、「分子細胞生物学」を専門としています。私たちの体はたくさんの細胞からできています。その細胞の中でどんな現象が起こるとがん細胞ができ、身体に悪影響を与えるのかというメカニズムを細胞レベルで研究しています。
これは、がん治療に使われる抗がん剤の副作用を少なくするためにも必要な研究です。副作用は、抗がん剤ががん細胞のだけでなく正常な細胞も殺してしまうことで引き起こされます。赤津さんは、がんが起こるメカニズムを理解することで、がん細胞だけにあるタンパク質など抗がん剤が作用するべき細胞の目印となるものを探しています。「1つの小さな細胞が体に大きな影響を与えるということ」がこの研究分野のおもしろいところだそうです。

赤津さんがExedra でぜひ見てほしいという展示は、理科の修学旅行に参加した子どもたちの自由研究成果です。「理科の修学旅行」とは自然体験を通じて理科・科学を学ぶツアーで、Exedraでは出かけた先で採取したものや、参加者の研究成果を展示しています。
「みんなそれぞれ不思議に感じた点が違っていておもしろい。今まで自分達が気づきもしなかったような疑問を持っており、それに対し自分なりの結論をしている。まさに研究者と同じような探求ができているのがすごい」と、おっしゃってました。

そんな赤津さんは科学だけでなくスポーツも好きだそうです。趣味はサッカー観戦で、大学ではバスケットボール部のマネージャーをしていました。他にも、これからは料理ができるようにしたいとのこと。

今回、赤津さんにインタビューをさせていただいて、とても一生懸命な方だと思いました。柏の良さや科学のことを伝えたいという思いも強く、研究内容を説明していただいたときも私にわかるよう、一生懸命工夫してくださいました。

今年度でKSELを卒業される赤津さん。彼女に会いに、この機会にExedraを訪れてみませんか。

(取材・執筆:田中、編集:宮本)
=========

[UPDATE] 2019/03/30

とぶモノといえば!

Think Squareさんの3度目の巡回展【とぶモノ展 in 柏】が、無事に終了しました。1日目が29名、2日目は33名の方にお越しいただきましたので、2日間で計62名の方をお迎えした計算になります。今回は「とぶモノ」に焦点を当て、鳥類の骨格はもちろん、カエル、トビウオ、マンボウなどの標本も展示されました。また、今回はドローンのように、生き物以外にも展示対象を広げたため、これまでとは異なる客層の方もお見えになりました。毎回少しずつバージョンアップされる展示は楽しみです。スタッフもとても楽しませていただき、スタッフが楽しみ過ぎてお客さんがいらしていることに気付かなかった事件が起きてしまったほどでした。次回の巡回展も準備が進んでおり、今から待ち遠しいです!柏の方々に展示をご覧いただけたことをとても嬉しく思っています。

[UPDATE] 2019/03/29

博物倶楽部さんのWSが開催されました

春分の日(3/21)、Exedraは休館日でしたが、博物倶楽部さんがイベント会場としてご利用してくださり、ワークショップが開催されました。ヨウ素デンプン反応を使った世界の見方のお話と、折り紙を折りながら学ぶモササウルスのお話でした。両方に参加していた子がほとんどで、熱心にメモを取りながら聞いていました。笑い声がこだまする、楽しい時間になりました。当会としても、過去のイベントに参加してくれた子ども達がこうして様々な刺激に触れ合いながら成長してくれるのは、喜ばしい限りです。

[UPDATE] 2019/03/28

研究者のたまごのたまご、取材はじめました

「研究者と気軽に話せること」はExedraの特徴の1つです。では、実際にどんな人たちに会えるのでしょう。当館は柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)のメンバーが運営しています。日々研究に励む大学院生を中心に、社会人から高校生まで、実に様々なメンバーが、毎週末交代でご案内しています。
そんな個性豊かなスタッフ達の素顔を知り、交流の糸口としてほしいという思いから、Facebookにて、スタッフを1人ずつ紹介する連載を不定期に行うことにしました。普段は活動をサポートしている女子中高生たちが取材を行い、スタッフの専門分野や特技や趣味など、人となりや魅力を彼女たちの視線でお届けします。理科・科学が好き、でもまだまだ知らない世界もいっぱい。そんな彼女たちが綴るコラムをお楽しみください。

第1回で紹介するのは、東京大学大学院で化学を専攻する塩満一稀です。

=========

【Exedraスタッフはどんな人? Vol.1「日常に潜む科学の世界を楽しむ」】

塩満さんの研究対象はゲルです。ゲルとはゼリーのような、フニャフニャした柔らかい素材です。ゲルはコンタクトレンズ、紙おむつ、芳香剤などに使われ、私たちの生活になくてはならないものになっています。また、日常レベルの温度変化でも体積が10倍以上変化したり、より透明になったりと、その性質が大きく変わります。
塩満さんはゲルのなかでも水を吸って膨らむ吸水性のゲルを調べています。温度をはじめ様々な条件の違いによって、吸水性のゲルが吸う水の量がどのくらい変化するのかなどを調べています。身の回りにある物が、普段の環境で変化する様子を見られることが、この研究の魅力なんだとか。
塩満さんが柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)の活動に参加した理由は「多くの方に科学の面白さを伝えたかったから」だそう。その言葉通り、お話をうかがった際も、研究内容を高校生の私にも分かるよう易しく、面白く説明してくださいました。自分の研究がどのようにしたら伝わるのかを考えることや、今まで自分が知らなかったことを来館者の方とのふれあいを通じて知ることが、Exedraのスタッフをしていて特に楽しいそうです。「様々な交流を通じてメリット、デメリットを考えずに純粋に何かに興味を持つことの楽しさを思い出すことができた」と話す塩満さんの「科学を覗く窓が増えた気がする」という言葉が印象的でした。

そんな塩満さんのイチオシの展示は日本各地の海岸の「砂」。身の回りにある砂を顕微鏡でよく見ると、全く違う世界が広がっている点が面白く、また、多くの方に日常にある物の持つ面白さを知ってもらうきっかけになるのではないかと考えているそうです。
研究内容や好きな展示のお話を聞いていると塩満さんが大切にしているものは、まさに「日常そのもの」なのだなと感じられました。日常にありふれているものこそが一番面白いのかもしれない、ということが取材を通じて私が得た新たな発見でした。
ちなみに、中学、高校では卓球部、大学ではオーケストラに所属し、今でも試合の観戦や演奏会を聴きに行くそうです。科学の話はもちろん、スポーツや音楽の話でも盛り上がれるかも!?

 

(取材・執筆:吉野)
=========

[UPDATE] 2019/03/27

Action!とCut!の間で

先日、当館を紹介するイメージ動画を撮影しました。館内の備品の配置を少し変えただけで、普段見慣れた場所とは思えないほど様変わりしました。 さすがはプロの方の演出力です。撮影に協力してくれたゲストの皆さんもとても楽しんでくれたようです。長丁場おつかれさまでした。

[UPDATE] 2019/03/21

リビングかしわに掲載いただきました

地域情報誌「リビングかしわ」に、開催が今週末に迫ったThink Squareさんの巡回展 とぶモノ展 in 柏の情報を掲載いただきました。お隣の記事はでんじろう先生のイベントです。Web版でも掲載いただきましたのでご紹介します。
https://mrs.living.jp/kashiwa/event_leisure/article/3403134

[UPDATE] 2019/03/19

日本博物館協会の雑誌に寄稿しました

先日、全国博物館大会にご招待いただき、全国の博物館・科学館の皆さまに向けて「博物館がつなぐ・博物館からつながる―サイエンスとカルチャー」をテーマに当館の実践事例を紹介させていただきました。その時の紹介内容の一部を原稿にしたものが、報告記事として「博物館研究」に掲載されました。全国の博物館・科学館などの関係者にもご覧いただくことになります。当館の持つ特徴を全国で見た中での特殊な先進事例として紹介させていただき、とても光栄に存じます。

[UPDATE] 2019/03/18

質問コーナー開設!

当館の質問コーナーをご紹介します。展示スペースの一角に、スタッフへの質問を投稿できるコーナーがございます。「生協の白石さん」のようにうまくはいきませんが、寄せられた質問にはスタッフが科学的な知識や発想を活かしてお答えしています。時には回答に困るような難しい(?!)質問も!! コーナーの上部に紹介が張り出されているスタッフが、あ~だこ~だ言いながら回答を作成しています。質問はどなたでもご自由に張り出していただけるよう、紙・ペン・テープはコーナーの隣に設置しました。来館者に気軽に質問を投げかけてもらい、回答の準備ができた頃にまた遊びにいらしていただけたら嬉しいです。ひとつの科学コミュニケーションの形になればと願っています。

[UPDATE] 2019/03/08

Exedraの本棚

Exedraで最も人気のコーナーのひとつが、本棚とくつろげる読書スペースです。子どもから大人まで、お気に入りの一冊を探して読書にふける姿をよく目にします。当館の本棚にある書籍一覧は以下のページからご覧いただけます。
https://booklog.jp/users/exedra

本の選出はメンバーが行っており、さらに寄贈頂いた書籍などあって、蔵書は徐々に増えています。この本棚が度々来館いただけるきっかけになればいいなと思います。

[UPDATE] 2019/03/07
1 / 712345...最後 »