第5回Gakuvo Style Fund活動報告

青山学院大学地球社会共生学部有志

テーマ・コンセプト
タイ北部山岳地域有機コーヒー農家支援プロジェクト~プロジェクトを通した学び~
普段の活動
今年の10月に開催される文化祭に向けて、商品の販売戦略や現地の様子や魅力を発信するための方策を検討中。さらに、活動メンバーの現地理解のための勉強会を外部の有識者や本学部の教員を招いて実施する予定。

コーヒー害虫駆除ボランティアに参加しました!

2019年2月6〜10日

 コーヒーベリーボーラー(Coffee Berry Borer)は、成熟したコーヒーの果実に穴を開け、その中に卵を産み付ける体長2ミリほどの甲虫類の一つです。その果実の中で孵化した幼虫は、果実の中にある種子を食べて成長し、やがて成虫となります。成虫となった虫には羽があり、約9キロの行動範囲を持つと言われています。

 この虫がタイ北部で初めて確認されたのは、10年ほど前になりますが、北部一体で確認されるようになったのは5年ほど前になるそうです。

 この問題は、コーヒー生産者にとって重大な脅威で、これが原因でコーヒーの収穫量が減り、その品質にも多大な影響を与えるため、彼らの生計に直接的なダメージを与える可能性が高いです。

 今回ボランティアで参加した地域では、ベリーボーラーの駆除に農薬を使わず、コーヒーチェリーを収穫した際に積み忘れた実と腐敗して落下した実を一粒残らず手作業で収集する方法でこの問題に取り組んでいます。

 

しかし、ベリーボーラーの発生を抑制するために割く時間と人手が足りていないのが現状です。また、コーヒーは家族単位の小規模農家が個別に栽培し管理しているため、彼らの足並みを揃えることがこの問題を改善する必要条件になるかと思われます。

[UPDATE] 2019/02/16

120杯完売!相模原文化祭☕

1067日 相模原祭が開催されました。本団体はボランティアセンターの名のもと、コーヒーを出店しました。タイ北部から直接仕入れた豆を一杯一杯丁寧に挽き、思いのこもったコーヒーを来てくださったお客様へ提供しました。

「苦みと酸味のバランスがちょうど良くて、すごく飲みやすい」と大好評。2日間で見事120杯を完売、多くの方にチェンライ産のコーヒーを楽しんでいただけました。

コーヒーはあくまでも入り口で、山岳民族の歴史や文化についての展示も行いました。一杯のコーヒーを通じて、その背景にある製造過程や山地民の方の生活、歩んできた歴史などを少しでも届けることができたのなら、とても嬉しく思います。

[UPDATE] 2018/10/11

高大連携企画

10月4日(木) 本団体の代表原田は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)である青山学院高等部の学習団体「ブルーペコ」さんと「タイ北部と東ティモールにおけるコーヒーを通じた支援の違いやその地域にある課題」について意見交換をしました。双方、今年の夏に現地に直接足を運びフィールド調査を行ってきました。そこで自分が見て、聞いて、感じたことを振り返り、お互いに意見交換をすることで、お互いに刺激を受けることができました。また、「支援の在り方とは何か」、「学生としてどう現地と関わっていくか」というテーマに対して議論することができました。

[UPDATE] 2018/10/09

高度1000メートルに位置するコーヒー畑🌲

8月26日(土) 山岳民族の生活向上のための換金作物として、現地の方とともにコーヒーを栽培する中野穂積さん。チェンライ産コーヒーがどんな環境で、どのように栽培されているのかを知るため、農園へ連れて行ってもらいました。険しく、でこぼこな道のりをトラックで上り続けること30分。前日のスコール⛆により道が泥沼化し、タイヤがスリップして進まなくなってしまうため、途中からは皆で一歩一歩踏みしめながらさらに山道を登ること20分。辺り一面に緑が広がる大自然の中に、5000本あまりのコーヒーノキが植えられていました。

種植えから収穫まで完全無農薬栽培を行うため、化学肥料と比べてはるかに重い有機肥料を何往復、何時間もかけて運んでいます。そして常に足に神経を集中させていないと真っ逆さまに滑り落ちてしまうような、歩くだけでも精いっぱいのこの場所で、収穫の時期(10月末~2月)には一粒一粒赤く熟した身を選りすぐりながら摘んでいくといいます。

無農薬栽培の背景には、言葉では表すことが難しいほどの中野さんを始めとする山の皆さんの重労働があったことを、自らが足を使い現場を目の当たりにして初めて実感しました。

コーヒー栽培の背景を知ったあとで中野さんに淹れてもらった一杯には、また異なる味の深み・美味しさを感じました。私たちは少しでも多くの方にチェンライ産コーヒーを飲んでもらうことを通じて、現地の状況や生産者の方の思いを知ってもらいたいと思っています。

[UPDATE] 2018/09/10

タイ山地民の子どもたちとの30年の歩み

8月24日(金)、青山学院大学卒業生で、タイ北部チェンラーイ県においてわが校のスクールモットー「地の塩、世の光」を体現されている中野穂積さんにお話を伺ってきました。

中野さんは、実家でタイ人のホームステイを受け入れたこと、『東南アジア紀行』を読み山岳少数民族の存在を知ったことをきっかけに1984年初めてタイを訪問。1987年には同県の山の麓に、教育を受ける機会のない山岳民族の子どもたちのための生徒寮を設立。以後30年間にわたって寮母として教育支援を続け、約300人の青少年を送り出してきました。

「この子たちのために私にできることは何かないか」という強い思いを胸に、活動を続ける中野さん。異国の地における日本人女性一人での活動では多くの苦難もあったそうですが、それ以上に子どもたちに助けられてばかりで、感動させられることが多かったと言います。

「この先もずっと寄り添い、見届けていきたい。」柔らかな笑顔で、かつ力強く語られる中野さんの姿を見て、青山学院大学の後輩として自分たちに何ができるかを考えさせられました。

[UPDATE] 2018/09/07

山岳民族博物館での事前学習✍

2018年8月24~26日プロジェクトメンバー4人で、調査地であるタイ北部チェンラーイへ行ってきました。現在ではコーヒーが山岳民族の生活を支える主な換金作物となっていますが、長い歴史を振り返って、彼らは初めからコーヒーを栽培していたわけではありませんでした。

私たちは北部山岳地域で栽培される無農薬コーヒーを通して、生産者である少数民族の思いや生活など、コーヒー栽培の背景にある事柄を少しでも多くの人に知ってもらいたいと思っています。しかしいくら伝えたい!という熱意があったとしても、豊かな知識がないと何も伝えることはできません。

コーヒー農家へ足を運ぶ前に、歴史を学ぶことを目的に山岳民族博物館を訪れました。豊富な資料とともに、それぞれの民族衣装や日常生活において使用する道具なども展示されており、多種多様な文化を感じることができました。

お土産販売コーナーもあり、手縫いで丁寧に刺繍されたカラフルなポーチや雑貨が数多く並んでいます。10月開催予定の文化祭では私たちも出店をさせていただきますが、ここで買ったいくつかの装飾品を展示する予定なので、みなさんにも是非雰囲気を味わっていただきたいと思います!お楽しみに!!!

[UPDATE] 2018/09/05

タイ北部山岳地域有機コーヒー農家支援プロジェクト

本団体は、タイ北部山岳地域で有機コーヒーを栽培している日本人農家を中心とした山岳少数民族を支援することを目的とした団体である。彼らが生産したコーヒーを日本で販売し、その活動を通して現地の様子や彼らの想いを消費者に伝えていく。そして、私たち自身も本活動を通して異国の地にある課題について考え、多くの学びを得ることを目的としている。

[UPDATE] 2018/07/29
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