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九州北部豪雨災害Gakuvoボランティア派遣レポート

2017年7月5日九州北部にて集中豪雨発生

派遣前までの現地の様子

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3か月後も、復興には程遠い状態。

派遣の経緯

7月5日~6日にかけて九州北部を襲った豪雨により、福岡県及び大分県で甚大な被害が発生した。
当センターでは、発災直後より日本財団を始めとした関係団体と連携し、情報収集や現地調査を行っていたが、大量の土砂や流木が街中に散乱している現地状況から、重機による復旧作業が優先されたため、7月時点では学生ボランティア派遣を一度見送った。
しかし発災から3か月が経過し、流木等が撤去され、ようやく人が入れるようになったことでボランティアが求められていること、また本災害について社会の意識が薄れ始めているこの時期に学生を派遣することで、継続的な支援の必要性を学生に気づいてもらうだけでなく、社会に訴えていくきっかけとするべく、学生ボランティアを被災地へ派遣した。

Gakuvo活動概要

1

日程 2017年10月21日(土)@博多駅発着
活動場所 福岡県朝倉市松末地区、志波地区
参加人数 2名 男女比 1:1
学年内訳 3年(1名)4年(1名) 大学数 2校
活動内容 床剥ぎ、泥かき、備品の搬出

参加した学生の声

活動前
テレビ等ではあまり見ることのできない現状を自分で体感することで学びたいと思い参加を希望しました。災害ボランティアが初めてだったため被災状況や活動内容についてなど不安な要素はとても多かったです。
活動後
いくつかの現場で活動をさせていただいて、復興が追いついていない現状を改めて知りました。その中で毎日ボランティアで活動している方々がいて、ボランティアにも様々な形があり私でもできることがあるなら協力したいという思いが強くなりました。

2

日程 2017年10月22日(日)@博多駅発着
活動場所 福岡県朝倉市志波地区
参加人数 6名 男女比 3:3
学年内訳 2年(4名)3年(1名)4年(1名) 大学数 4校
活動内容 泥かき、家財道具の搬出、大切な物探し

参加した学生の声

活動前
ニーズがあるところで活動したく、誰かのためになるなら助けになりたいと思っていました。ですが、派遣直前は自分にできるのか不安で、「誰かのために」という思いを一心に、自分を奮い立たせていました。
活動後
実際に現地へ行ってみると、言葉も出ません。唖然としてしまいました。活動もかなりの肉体労働でしたが、泥をかきだし、見る見るうちに元通りになっていくのを見て、やっぱり来てよかったと思いました。自分の「誰かのために」という思いが目に見えて感じました。

3

日程 2017年10月28日(土)@博多駅発着
活動場所 福岡県朝倉市志波地区
参加人数 6名 男女比 3:3
学年内訳 2年(2名)3年(4名) 大学数 5校
活動内容 瓦礫撤去、家財道具の整理

参加した学生の声

活動前
正直、もうやることはほぼないだろうと感じていました。朝倉市のボランティアセンターも閉所することもあり、ニーズもある程度落ち着いてきているのだと解釈していました。
活動後
杷木ICを降りてからすぐの景色は「元通り」のような感じがしていましたが、より山に近い場所にはまだまだ支援を必要とする場所があるのだと知ることができました。今回ボランティアさせていただいた場所以外にも同じような状況の場所があることを知れたので、自分で参加することももちろん、周りに発信していきたいです。

4

日程 2017年10月29日(日)@博多駅発着
活動場所 福岡県朝倉市志波地区
参加人数 8名 男女比 3:5
学年内訳 1年(2名)2年(2名)3年(2名)4年(2名) 大学数 6校
活動内容 瓦礫撤去、家財道具の整理、泥かき

参加した学生の声

活動前
被災地がどのような状況になっているか、復興までどのくらい時間を要するのか、把握しておきたい気持ちがありました。自分には何が手助けになるかを考え、防災に関する情報を得たいという思いがありました。
活動後
実際活動して見て、復興には相当の時間を要することから、自然の恐ろしさを改めて感じさせられました。失ったものは戻ってこないものがあるので、被災者とのコミュニケーションが必要とされていることを知りました。地域において協力して支えることが求められると感じました。

参加者データ

申し込み数 22名
参加者数 男子:10名
女子:12名
合計:22名
学年 1年:2名
2年:8名
3年:8名
4年:4名
参加大学数 14大学
参加大学一覧 ※50音順
  • 愛知医科大学
  • 北九州市立大学
  • 京都産業大学
  • 共立女子大学
  • 熊本学園大学
  • 神戸学院大学
  • 神戸女子大学
  • 首都大学東京
  • 東北学院大学
  • 徳島文理大学
  • 長崎県立大学
  • 日本女子大学
  • 明治学院大学
  • 早稲田大学
計:14大学

今回の災害ボランティア活動を体験して

やはり、想像を絶する経験をされている被災者は大変な苦労をされていました。
精神的に失ってしまった気持ちを軽減できるように、コミュニケーションの取り方や被災地の支援を行なっていく必要性が今後もさらに必要であることが分かりました。
ボランティアではボランティアを行なっている人同士でも団結性を持つことが大切だと感じました。今後に是非生かしていきたいと思います。

今回の活動を通して、被災地の方々はとても前向きに頑張っていらしたので、逆に私たちが元気をもらいました。
たった1日で多くの人との出会いがあり、学ぶことも多くとても中身の濃い1日になりました。
私自身役に立てたかどうかは分かりませんが、皆さんに「ありがとう!」と言って頂いたときは本当に嬉しくて、来て良かったなと思いました。
また是非参加したいです。

燃えるもの、燃えないもの、家主のおばあさまに確認していただくもの、と家屋の仕分けをする時が難しかったです。
人にとっては一見ごみや必要ないものに見えても、自分にとっては大切なものというのがあると思います。
そのため、「もしこれが大切なものだったら」と思うと私たちの手で勝手に仕分けてしまっていいのか戸惑いました。そのため、できるだけ家主のおばあさまやご家族の方に確認を心掛けました。家屋の整理は、家主の方の力だけでは難しいことなら、ボランティアも協力させていただくことは避けられない。だからこそ、「ここにあるのは家主の方が大切にしていたものなんだ」と、常に忘れない気持ちが大切だと思いました。

泥を動かして家の中にある資料を探すという、はっきりとした終わりがなく私たちにも達成感が湧かないことを初めてしました。でもそれは現地の方々にとってはとても嬉しいことであることを学びました。
そして、今回私たちの陣では家の中を全て探すことができませんでしたが、次のボランティアの方々へと引き継いでもらう為、どこまで探したのかわかりやすくするということも初めてしました。
こうして、ボランティア活動というのは続いていくことを知りました。また、私は半年ぶりくらいにボランティアに来たのですが、募金等小さなことでもボランティア活動を続けていきたいと思いました。

日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)

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