令和元年
災害ボランティア
活動レポート

活動レポートactivity report

いわきで活動した仲間達とお世話になった方々へ

福島

福島県いわき市は、台風19号の前より定期的にGakuvoがボランティア活動をし、現地でもお世話になっている地域。台風により、お世話になっている方々のお宅や農地も浸水被害を受け、生活や仕事に支障をきたしていた。
いわき市は被害が大きかったにも関わらず、同時期に国内の広範囲に渡る地域にボランティア支援が分散してしまったことにより、人手不足にも陥っていた。

そんな中、 日頃よりお世話になっている地元の方々から助言をいただきながら、現地に入っている支援団体やいわき市災害ボランティアセンターと調整し、多くの学生を現地へつなげることができた。

  • 公募
  • 福島県いわき市
  • 台風19号以前からの活動地域
  • 全国各地からの参加者
  • 他団体連携

※「公募」…Gakuvoでプログラムを作り、全国の学生に募集をかけ、応募してきた学生が参加をする形式のボランティア活動。

現地でご協力いただいた団体の皆様

近隣の台風での被害状況を教えてください(どのような様子だったか)

自宅裏山の下の住宅地から広範囲に数千世帯で浸水被害が発生していた。

(曹洞宗 長源寺)

本会事務局は、建物駐車場含めて被害はなかったが、第2駐車場が新川沿いにあり、川の対岸では、堤防から水が溢れ浸水エリアが広がった。
10月12日の夜に台風が通過し、センターから車で10~30分ほどのエリアで浸水被害が広がっていることが判明。

(いわき市社会福祉協議会)

Gakuvoから派遣された学生ボランティアの様子は、どのように映りましたか

総じてGakuvoのオリエンテーションのおかげで意識が高い学生が多かったです。支援経験の有無や個々の性格もあるので仕方ないですが、初めての学生のもう少しの積極的な行動を期待したいです。

(曹洞宗 長源寺)

何ごとにも一生懸命で、被災者や一緒に活動したボランティアさんにとっても、良い刺激となり、元気が貰えたのではないかと感じました。

(いわき市社会福祉協議会)

今後、学生ボランティアにどのような活動をしてほしいですか

生活再建のための被災者への寄添いを今後も継続支援としてお願いしたいです。

(曹洞宗 長源寺)

災害時のみでなく、平常時から地域での困りごとに対し、できる範囲での活動をしていただければと思います。また、個人宅での片づけ作業など、作業系ニーズの活動をする際にも、依頼者の方の想いを聴くなど作業のみを見るのではなく、依頼者の心に寄り添って活動して欲しいと思います。
ニーズの先には、「困っている人」がいるということを忘れずに、できる範囲で無理のない活動を続けることが一番かと思います。

(いわき市社会福祉協議会)

実際に現場に行った学生ボランティア

活動で知ったこと、感じたこと、学んだこと、活動の経験をどのように活かしていきたいか

現地の方のお言葉の中で特に心に残っているのが、「被災地を他人事と思ってしまうのではなく、被災された方々に対して、どう思いを寄せられるかはその人次第であり、相手の気持ちに寄り添うことが大切」ということです。私は4月から就職をし、福祉の担い手となりますが、「相手の気持ちに寄り添うこと」を意識して、支援を受ける方がその人らしさを大切にできるようにニーズに応えていきたいと思います。

実際に福島県いわき市で目にした光景は想像を絶するものでした。様々な方法で支援の呼びかけ活動をされているにも関わらず、ボランティアの人手はまったくと言っていいほど足りず、がれきや土砂で生活もままならない人々がたくさんいるというのが実情です。被害にあった地域を自分の足で歩いて間近で見ることで、家の壁に付いた浸水の跡だったり、土砂で埋もれた一階部分だったりとメディアなどの放送では伝わらないような、当時の生々しく痛ましい景色に思わず言葉を失いました。

私は福井県出身で福島県と同じ原発を抱える地域に生まれて、福島県の原発による様々な被害や現状を実施に聞く機会があり、もし自分の故郷である福井で同じような災害が起き、自分の想いでのある街に返れないことを考えてみたら、とても悲惨であり他人事ではないように感じました。同じような悲劇を繰り返さないためにも、自分のできることがあったら積極的に取り組んでいこうと思いました。

今回、人生で初めてボランティア体験をして、初めての連続だった。台風で浸水被害にあっている家なんでテレビでしか見たことなかったし、正直他人事のように考えている自分がいた。多くの被災者の方の顔を見ると、未だに元気がないように見える方もいて、他人事で考えてはいけないと実感した。この現状を伝えていくことも大事だと感じた。また自分自身の防災の意識や災害に対しての意識が上がった。

活動写真

THE NIPPON FOUNDATION