令和元年
災害ボランティア
活動レポート

活動レポートactivity report

茨城県、栃木県、千葉県で活動した仲間達とお世話になった方々へ

関東

東北及び関東甲信越地方に甚大なる被害をもたらした台風19号。Gakuvoが台風15号により甚大な被害を受けた千葉県への派遣を調整している最中に、台風19号が重なり、通常では起こり得ない事態が発生。関東圏全体に災害支援が必要な状況となっていた。

Gakuvoは、支援に入る学生の人数を少しでも増やすため、アクセスの良い東京付近から日帰りで行けるボランティア活動を検討し、現地で繋がった支援団体からの情報や、学生たちが日頃お世話になっている地域の方々のご協力等により、人手が足りていないところを中心に、活動範囲を広げていった。

日帰りボランティアに限定したことが功を奏し、茨城県、栃木県、千葉県の広い範囲に、全15陣、総数232名の学生を派遣することができた。

  • 公募
  • 関東圏
  • 日帰り
  • 全国各地からの参加者
  • 他団体連携

※「公募」…Gakuvoでプログラムを作り、全国の学生に募集をかけ、応募してきた学生が参加をする形式のボランティア活動。

現地でご協力いただいた団体の皆様

近隣の台風での被害状況を教えてください(どのような様子だったか)

【千葉】
鋸南町では台風15号により、町内の約7割の世帯で一部損壊以上の被害が発生した。その多くは屋根の瓦が飛ぶなどの被害。

(ピースボート災害支援センター)

【栃木】

  • 人的被害 死亡2人、負傷者3人
  • 建物等被害(り災証明書発行件数)床上浸水265件、床下浸水251件、非住家100件
  • 道路河川等被害 公共土木施設(道路20カ所、橋梁8カ所)河川決壊(1級河川4カ所)河川溢水(1級河川多数)
  • 農業被害 約2億3000万円
  • 商工業関係被害 約12億1700万円
  • 避難所開設数 最大31カ所、最大1275人

(社会福祉法人 鹿沼市社会福祉協議会)

【千葉】
倒木、土砂、家屋の損壊、ライフライン断絶

(DRT-JAPAN 千葉)

Gakuvoから派遣された学生ボランティアの様子は、どのように映りましたか

チームワークがよくとれている。自ら積極的に動いている。

(ピースボート災害支援センター)

数回にわたりボランティア活動に参加して頂きとても役立った。
統率のとれたチームなのでリーダー1人に作業内容を説明するだけで良かったので混乱している状態のボランティアセンターでは助かった。
装備品や心構えなど事前にオリエンテーションがあったのだと推測する。そのことにより活動中の安全、衛生などがとてもよかった。
スタッフの方が引率してくれていたので助かった。
若者がそこにいる(活動している)だけでたくさんの人が人が出てきて笑顔になり地域では話題になっていた。若者の力を感じた。

(社会福祉法人 鹿沼市社会福祉協議会)

住民さんに寄り添う暖かさ、現場に向き合う姿勢、リーダーの信頼性、各役割の活動などこれまでの災害経験の積み重ねを活かした活動を現場では感じた。

(DRT-JAPAN 千葉)

Gakuvoの学生を率いた引率者

活動を通じて、学生がどのように変化をしていたか、気付いたこと・感じたことをご記入ください。

実際に作業をすることで、その大変さや果てしなさを体感していました。住民の方と直接お話をすることで、お家などの作業場所が、住民の方にとって思い入れのある大切な場所であることを実感したり、作業後お礼を言ってもらえることの嬉しさを感じたりしていました。
また、これから起こりうる災害への備えや被災地支援のために、被災地の現状を、自分の周りの人に伝えることの大切さを強く感じていました。

(NPO法人good!)

ニュースや新聞ではなく、実際に現場にいくことで、自分ごととして捉えるようになった学生が多かったです。
また、自分たちができる作業は多くなくても、まずは関心を持ってアクションを起こすことに意味があると考えるようになっていました。

(NPO法人good!)

実際に現場に行った学生ボランティア

活動で知ったこと、感じたこと、学んだこと、活動の経験をどのように活かしていきたいか

参加して学んだことは、感謝することされることです。「ありがとう」という5文字が人の心を温かくしたり、やって良かったという気持ちにもさせたりすることができる、ということを体験させて頂きました。自分の中では、本当に人の役に立てたのかなどとボランティア活動に達成感を感じていなかったのが、「ありがとう」や「来てくれて本当によかった」、「こんなに綺麗に片付けてくれて、1人だったらできなかったよ」と最後にお礼を言って頂いて自分は人の役に立てたんだ、ボランティアで少しだけども人助けができたんだ。という気持ちにさせてくれました。だから今後は自分も何かをしてもらった時は素直に「ありがとう」と感謝を伝えようと思いました。

あれだけの人が集まっていても、一日で出来ることは限られていて、思っていた以上に作業が進まないと思った。でも、今回のボランティアを通じて、ある言葉を知った。微力だけど、無力じゃない。と、ある人が言っていた。それが今でも心に残っている。だから、今回のボランティアは無力だと思わないし、この経験をこれからどのように活かすかが大事だと思う。ここで終わりじゃない。

災害ボランティアを実際に行う前にその家々の事情を知った上でやるとやりやすいと思った。大学生はお金がないので社会人がなかなか参加できない頃に貢献できると良いと思った。

現地の方がおっしゃっていた、なんか食って帰れよとか、りんごうまーぞとかシャモ丼もうめーからまた来てくれやなどと言った現地の方とのお話の中で現地の特産品や名勝を知れたことはいい経験だった。ボランティアだけでなく、観光としてもまた訪れたいと思った。

災害ボランティアを通して、その土地を知ると言うことは有意義であると思う。災害ボランティアで交換するのはもちろん、お金を落とすと言う面での貢献は私たちにとっても地域のもの(グルメなど)に触れられ、一石二鳥だと思った。

活動写真

THE NIPPON FOUNDATION