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学生ボランティア派遣

201910/24(Thu)
[災害支援] ボランティア活動レポート

令和元年九州8月豪雨ボランティア(佐賀)活動報告

期間:2019年9月25日(水)-9月26日(木)

場所:佐賀県杵島郡大町町

活動内容
・浸水した家の床下の泥出し
・床などに使用される木材のブラッシング
・地域の人に食材の配布、現状聞き取り。
・床貼り

※太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。
 掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

活動1日目(9月25日(水))

07:10 博多駅筑紫口集合
07:20 出発 ※バス車中にてオリエンテーション実施
09:00 大町町災害ボランティアセンター下潟サテライト着
09:30 活動開始

サテライトを運営する石巻の「OPEN JAPAN」より被害状況や活動内容について説明を伺う。

床上浸水した家屋では、床板を剥がして、床下に潜って作業を進めていく。

石灰の舞う中、ゴーグルと防塵マスクを装備して、作業する学生たち。

下潟地区の実った稲穂は油を含んだ水に浸かっており、今年の収穫は出来ない。

16:00 活動終了・出発
17:00 佐賀県黒髪少年自然の家着
入浴、食事、振り返り、就寝

活動2日目(9月26日(木))

07:15 朝食
08:20 出発
09:00 大町町災害ボランティアセンター下潟サテライト着、活動

床下は狭いため、寝そべって作業を進める。

佐賀豪雨後に現地でずっと活動するNPO/NGOの方や地域の方とコミュニケーションしながら活動する。

愛媛県から届いたお米を住民の方へ届ける。

16:00 活動終了出発
16:10 大町温泉ひじり乃湯 着
17:15 出発 ※バス車中にて振り返り
19:00 博多駅筑紫口 到着 解散

参加者の声

「私が大町町を訪れて最初に抱いた印象は、驚くほどに何の変哲も無いように見える事への驚きであった。災害復興といって私が思い浮かべるのは、東日本大震災や熊本大地震、近くでいえば千葉県への台風15号の上陸(私は千葉県の大学に通っているため、倒木や倒れた看板、窓ガラス等により町の機能がストップしている様子は実際に目にしてきた)などの災害によって町そのものが荒らされている様子であった。それに比べ、大町の状況は家なども一見するとダメージを受けているようには見えなかったし、復興ボランティアをする必要があるのか疑いたくなるほどに「日常」的な風景であった。だが、大町の実態はそれとは大きく離れていた。」

「作業に入ると泥だしを私たちは初めに行いました。私は泥出しと最初に言われたとき、「これしかやらないなら簡単」と心の中で思っていましたが、いざやってみるとかなり狭いところまで泥出しをしていたため、全身が汗まみれになってしまいました。なめていた自分がとても恥ずかしかったです。また、石灰とかなり近距離であったため、気を張りながらやるのが大変でした。しかし、被災当初のことを思うともっと大変だったんだろうなと考えると自分たちの行っている作業まだ楽なのだろうと考えました。」

「私たちは若く元気よく作業することで多くの人を元気づけることができることが分かった。実際に今回訪れた家はご高齢な方であり、一人では作業する気力が起きなかったが私たちが作業している姿を見て人にまかしてばかりではいけないと感じ、網戸の清掃をしたとおっしゃられていた。私はこれを聞いて私たちの行動が人のためになったのだと感じた。」

「お米配りを通して住民の方とお話をし、家の状況を実際に見て、今の生活について知ることができました。1日目と2日目に作業したお家は、作業をするためにあらかじめ床板を外していると思っていたのですが、多くの家が床板を外して窓を全開にしたり、扇風機を使ったりして、まだ乾燥させている状態で、2階で生活している人がほとんどで、約1か月経った今でもまだ乾いていないということに非常に驚きました。
そして、キッチンや炊飯器は使えるけど料理をする気力がないという人がほとんどで、カップ麺やお弁当を買って食べていることや、被災した直後は特に一度寝ても間で何度も目が覚めて寝ることができない日々が続いており、1か月経った今は当初よりは寝ることができるようになったものの、間で何度か目が覚めるといった生活を送っていることもわかりました。」

引率から

今回は初めてボランティアに参加する学生が多くいました。「西日本豪雨の時に参加できなかったのが悔しかった」「地元の為に働きたい」「これからの災害のためにノウハウを学びたい」動機はそれぞれでした。
最初は「何をしていいか分からない」という学生も多かったのですが、現地に入っている団体さんからのお話をきき、実際に作業することの大変さを実感して、皆真剣に家の復旧の手伝いをしてくれました。
今回は住人の方とお話しできる機会が少なかったのが残念でしたが、食材を配布しながら家の状況を聞き取りに行ったチームがあり、その状況を皆にシェアしてくれたので、今回参加した皆が地域が抱える大変さを知ることができました。
前述したように、初参加のひとが多く、ボランティアや被害地のイメージが変わったと話してくれました。

現地の皆さん、ありがとうございました。

参加して下さった皆さん、引率の青山さん、お疲れ様でした。

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