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大学との協働プログラム

201911/12(Tue)
プログラムレポート

福山市立大学「多文化共生の民族まつり」実習の実施

福山市立大学都市経営学部の山口ゼミメンバー5人は、2019年11月2日~3日の一泊二日で、京都凌風学園で開催される、在日朝鮮人の民族文化を中心とした多文化共生の祭り「東九条マダン」へ参加しました。

京都駅の南東に位置する東九条地域は、健常者や日本人のみならず在日朝鮮人や障がい者が多く住む町です。多様な民族や障がいを持つ人達で集まり、ひとつの「マダン=広場」を作りたいという思いからこの祭りは毎年開催されています。また、今回の会場は第1回東九条マダンが開催された場所でもあり、26年ぶりにやっと開催されたということで特別な思いで臨む方も多かったと伺いました。

そのお祭りに私たちは、前日のテント設営や飾りつけなど準備のお手伝いと当日の受付スタッフとして参加しました。

参加前、私たちは異文化交流の祭りということで「意見の食い違い」や「そもそも他所から来た私たちを受け入れてくれてもらえるだろうか」といった不安を抱いていました。しかし、いざ参加してみると私たちの不安かき消してくれるような出来事がありました。

当日の朝、車いす体験コーナーの装飾について様々な意見がスタッフの皆さんで飛び交う中、新参者であるゼミメンバーの提案をまっすぐ聞いていただきその意見を採用してもらうということがありました。このお祭りは民族などの多様性だけではなくどんなスタッフであっても対等に接しあうというスタッフの多様性も受け入れてもらうということを実感しました。

午前10時に始まった祭りには、想像以上の人が訪れ入場パレードや演奏、マダン劇などこの日のためにたくさん準備された演目や食・伝統衣装ボードを使った展示物など朝鮮の文化に触れ私たち自身もとても貴重な体験をすることができました。クライマックスのティプリという踊りでは、スタッフやお客さんなどが輪になって音楽に合わせて踊り、まさにたくさんの人が「一体」となった瞬間でした。

私たちは受付を担当していましたが、そこでは地域の一般の人だけではなく多くの外国の人々、車いすの人、小さな子からお年寄りの方まで実に幅広い層の来場者が見受けられ、27年の歴史の中でこの祭りが地元に定着し人々に根付いていることを感じました。

2日間を通じて、私たちは多くの方と出会い様々な体験をしました。スタッフの方々の祭りに向けた結束力は外部と壁を作るものではなく、いろいろな考えも受け入れた上で強くなってきたのだという事を実感しました。在日朝鮮人の方々やスタッフの皆さんとともに祭りを作り上げていく中で、民族や障がいといった多様性だけでなく、考え方の多様性を受け入れあうことのすばらしさ、大切さをこのお祭りで学びました。

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