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活動レポート

201912/13(Fri)
 

令和元年台風15号/19号ボランティア第2陣(千葉県安房郡鋸南町) 活動報告

期間:2019年10月20日(日)

場所:千葉県安房郡鋸南町

活動内容:ビニールハウスの解体と仕分け

 

07:00 虎ノ門駅集合

07:10 出発 ※バス車中にてオリエンテーション実施

09:00 鋸南町災害ボランティアセンター着

09:30 活動開始

ビニールハウスの解体組と解体された部品の仕分け組に分かれて活動。日差しが強く暑かったため、水分と塩分を補給しながら進めていく。休憩をはさみながら行い、1棟の解体と仕分け作業を終える。

お父さん、お母さんからは「また野菜を育てようと思えた」との言葉。最後に、災害ボランティアセンターの方とご挨拶をして終了。

 

17:00 鋸南町出発

 

以下、学生からの感想です。

①今回初めて被災地のボランティアに参加して、復興には多くの時間と人手が必要ということが身にしみるほど理解できました。なので次は経験者という立場で被災地に行き少しでも早い復興に貢献できたらいいなととても思いました。

②今回の活動は大学のサークル活動等で日頃からお世話になっている南房総地域の復興に貢献したいという動機から参加したので、全体としてみたら微力であっても復興に少しでも協力できたのなら良かったと思います。また、私にとって初めてのボランティア活動であったので参加にあたってさ当初不安な面が多く、躊躇してしまうこともあったが、今回の経験を通じてボランティア活動のノウハウの基礎を学べたことは自分の中では大きな成果だったと感じています。この貴重な経験を友人・知人などに伝えていくことでボランティアの輪を広げるとともに、さらなる活動にも積極的に参加していけたらいいなと思います。

③自分は今まで名古屋で生活してきて台風や地震と言った災害の被害を実際に受けたことがなくテレビや新聞などでしか被害の状態を見ることがなかったので、今回、鋸南町に行って実際に目の当たりにしたときにまず驚きの気持ちがありました。また現地のおばあさんやおじいさんから被害の話を聞いた時も言葉につまってしましました。
今回感じた事や経験したことを忘れないでもし自分が災害に遭ったり今回のようにどこか被災地に行ってボランティアをするような機会があったりしたら少しでも現地の人の力になれるように尽力できるようになりたいなと思いました。

④今回のボランティアでは、今までよりも無力感を覚えました。私は台風15号が発生した直後に、個人で館山市のボランティアセンターに足を運び、ビニールハウスの撤去作業を手伝いました。そして今回のボランティアでも
場所は違いますが、同じ作業をしました。最初に行ったボランティアから1ヶ月も経てば、もう片付けなどは終わっているだろうと思っていたので、復興の進捗が予想よりも遅いことにただショックを受けました。さらに、15人弱の人数で1日かけてビニールハウスを1棟しか解体できず、復興には人手と時間が必要であることも身をもって学びました。また、今回は休憩時間に派遣先の農家の方とお話をする機会があったのですが、農家の方のお話に対し、どのような返事をしたらいいのかがわからず、言葉に詰まる場面が何回かありました。人の心に寄り添うことの難しさを痛感しました。私自身は無力感を覚えましたが、それでも私たちが実際に足を運ばなければ成し
えなかった作業もあるのは事実で、「自分が行っても何もできないし」で行くのをやめるのではなく、「少しずつできることを積み重ねていこう」という気持ちで、これからもボランティアを続けて意向と思います。

⑤2日連続で参加した率直な感想としては、あれだけの人数の人が一日手作業をしてもあれだけの成果しか得られないということがある。台風15号の被害に限って見てもビニールハウスの撤去作業等を終えるのはまだまだ先だと思われ、さらに多くの人出を必要とするであろうという状況であるのに台風19号のもたらした広範囲にわたる被害は東北、関東、中部の人材を分散させ、どこの地域も人手不足で千葉の被害は忘れかけられてすらいるという事実に、災害が多い日本における災害復興支援の難しさを感じた。各地域に優劣をつけるべきでないのは当然であるが、このままではどこの地域も満足に作業が進まずこれからも起こりつづけるであろう災害に対応していくことは難しいだろう。明確な改善策が提示できるわけではないが、少しでもボランティア支援の輪が広がれば少しでも手助けになると信じて広めていきたい。

⑥今回の台風15号ボランティアが僕にとって初の災害ボランティア参加でした。僕自身地元新潟で中越地震や新潟福島豪雨といった大きな震災や水害等を経験し、その都度県内外から応援に駆けつけて復旧作業を行う自衛隊や災害ボランティアの方々の活動が印象に残っていました。自分も災害で被害に遭われた方の力になりたいとは思いながらも距離や日程の関係上なかなか参加することができずにいましたが今回の台風15号ボランティアの募集を大学からの情報で知り、自分の住む東京から近距離であることなどから災害の現場を生で見てボランティアを行う良い機会だと思い参加を決めました。

⑦実際に被災地域である鋸南町に入っていくと屋根上のブルーシートや土嚢が載った痛々しい屋根が目立ち、自衛隊の方々による復旧作業の様子が目に入りました。ボランティアの受付場所にも多くの災害ごみが積まれ、テレビで見ていた被災地の光景を目の当たりにしました。

⑧作業はあるお宅にあるビニールハウスの解体作業でした。ビニールハウスというと意外と脆そうなイメージがあったのですがしっかりと骨組みがなされて、留め具がしてあり思った以上に頑丈な作りでした。田舎ではよく見るものですが都会ではあまり見かけないものなのでこういった解体作業を通して構造を学べたのは良い機会でした。十数名がかりで二手に分かれて作業を進めましたが思った以上に進まなかったなという印象です。パーツパーツの分解に種類分け、そして重い鉄パイプの運搬などほとんどが力仕事でかなりハードなもので、後に1週間ほど筋肉痛になりました。家主の方はご高齢だったのでもしもボランティアが足りずに入れていなかったら相当なご負担ではなかったかと思います。台風の被害でせっかく育ててきた農作物などが駄目になってしまった。農業をやっている、生業としているお宅にとって自然災害は仕方がないにしてもとても辛い現実だと推察します。災害の被害に遭われたうえに、少し前に娘さんを亡くされたというお話でした。そのような状況でもまた作るんだという意志を聞き、前向きな想いに心打たれると共にまた再スタートするという厳しさも感じました。我々災害ボランティアに必要なことは困っている人の役に立つこと、そして被災された方々とお話をして心に寄り添うことだと感じました。今回のボランティアでは力仕事にばかり意識が向いてしまい家の方とコミュニケーションを取る機会がなかったのが残念でした。

⑨台風15号の後に再び台風19号による被害が発生したためそちらに人員が割かれることになるとは思いますがまだまだ鋸南町をはじめとしてボランティアの力が必要だと感じました。今後も自分に出来ることから被災地のためになることを続けていければと思います。

⑩今回、ボランティアに参加し、一回参加すれば良いだろう、という安直な考えから一変し被災地へ赴くボランティアの意義を強く感じました。また、私はもっと多くの方にこのようなボランティアに参加してほしいと強く思いました。今回参加し、自分にできることはたくさんあると気がついたのでできることを行いたいと思います。

⑪初めての災害ボランティアの参加したなかで特に、高齢化社会からの影響が強く印象に残りました。災害ボランティアから、活動で掛かる疲労、自らの目を通してのみ見ることができる問題点や悲惨さを経験しました。私達は15人でビニールハウスの解体と分別をしましたが、1日近く掛けるも1棟しか終えることができず、復旧作業の限界を考えさせられました。作業終了後の被害者からの感謝、多大な被害を受けてなお、せめて野菜だけでも育てたいという希望が見られ勇気づけられました。そして、私達の活動は人に生きる活力を与えるのだと心から実感しました。

現地の皆さん、ありがとうございました。

2陣に参加して下さった皆さん、お疲れ様でした。

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