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学生ボランティア派遣

201912/24(Tue)
[災害支援] ボランティア活動レポート

令和元年台風19号 学生災害ボランティアの派遣(常葉大学ボランティアサークル ThunderBirds) 活動報告

日本財団学生ボランティアセンターは、2019年に常葉大学と協力協定を締結いたしました。

この度の令和元年台風19号の被害を受け、常葉大学ボランティアサークル ThunderBirdsは長野県長野市の、最も被害の大きかった穂保地区にて災害支援ボランティア活動を行なってきました。

日本財団学生ボランティアセンターは、ThunderBirdsの活動に対し、交通手段としてバスの協力を行いました。

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台風19 号に関するThunderBirds の活動

1)10 月26 日(土)、27 日(日) 街頭募金活動
2)11 月2 日(土)、3 日(日)   支援物資(タオル回収)
3)11 月9 日(土)現地支援活動 (長野市りんごサテライト)

活動場所:長野市穂保地区

台風19 号に関する助成

公益財団法人日本財団学生ボランティアセンターGakuvo より、ボランティアバスの助成をいただきました。

 

この度、日本財団学生ボランティアセンターGakuvo の助成により、長野市北部の最も災害の大きかった穂保地区で活動することがきできました。ボランティアバスを出していただけたお蔭で、安全安心に活動を終えることができました。また、活動するにあたり、大学の社会貢献・ボランティアセンター(HUVOC)、地域貢献課の職員の皆様にもサポートしていただきました。感謝いたします。

(ThunderBirds(災害担当)プロジェクトリーダー 鈴木南咲 (心身マネジメント学科 4年))

参加学生の声

私は、床上浸水にあった家屋と、雨によって大量の木材やリンゴ、ごみが流されてきた家屋で作業をしました。主に、壁や土壁の撤去、柱をたわしで磨く作業、そして、雨によって流された木材やリンゴを搬送用トラックへ積む作業を行いました。そこでは、当時の状況や家屋がどこまで浸水したのかなど避難者側のご苦労や体験を聞くこと
ができました。中には、今回の被害でリンゴ農家を辞めるという方もいるというお話を聞き、私がその立場だと考えると、自分の大切なものがなくなることと同じだと思い、とても胸が痛くなりました。今回の支援で私たちができたことはほんの少しのことだが、被災された方々のお役に立つことができよかったです。一日でも早く復興し
てほしいという気持ちでいっぱいです。

また、私は今回初めて災害ボランティアセンターに入って、支援活動をしました。TB で災害ボランティアセンター立ち上げ訓練に参加しましたが、現地へ行き実際の災害ボランティアセンターを経験し、私たちが行っていた訓練とは全く別物のように感じました。現地で実際に体験したからこそわかることがたくさんあったので、もし、やる機会があればこの目で見たことを後輩へ教え、実際に地震が来た際、すぐに災害ボランティアセンターを立ち上げられるような体制づくりをみんなでできたらと思いました。

(経営学科 4年)

 

私自身災害ボランティアは初めてでした。今回は床下にたまった泥を土嚢袋にまとめることが主な活動となりました。自分は過去に災害ボランティアセンター立ち上げ訓練に参加した経験があり、こういった機会で活かせることができてよかったです。被災してから1 ヶ月と少し経ちましたが、メディアでは流されていないところを自分の目で確認することができました。また、他県の方からもボランティアに来ている団体が多く、一緒に活動するだけでなく、たくさんお話をすることができ濃い時間を過ごすことができました。今回の活動を通して、まだ人手の力が必要であることを改めて感じ、SNS などを通してたくさんの人たちに知っていただければと思っています。

また、自分は学生ボランティアとしては最後となりますが、この経験を今後の活動に活かしていきたいと思っています。

(経営学科 4年)

 

私が現地支援活動を行った中で、今回長野の現地支援活動が一番被害が大きい実感しました。活動場所に向かう道中、川が近くにあったり長野の名産品のりんご畑やバス停の看板が土まみれになっていたり、被害の大きさを目の当たりにしました。活動内容としては、被災された方の家の床下に溜まった土砂をかき出したり、汚れた梁などきれいに拭くことを行いました。活動をしていく中で自分よりも背の高いところまで浸水した跡が見られ、恐怖を感じたとともに自分に置き換えて考えた時にとても胸が痛くなりました。

長野だけはなく、様々な地域で被害が多くあり、私が住んでいる静岡県でも浸水の被害にあったり、ここ近年では地震や台風や豪雨等の自然災害が多く起きました。実際に、これから起こる自然災害に向けて対策をしてい
くとともに、微力ながらですが、私たちの活動を通して復興への手助けとなればいいなと思いました。

また、この活動を通して見たこと感じたことをサークルに持ち帰り、共有し
ていきたいです。

(こども健康学科 4年)

今回の活動を通して感じたことは、1ヶ月の月日はとても長く短いということです。

豪雨災害から1 ヶ月の月日が流れていても現地では依然として多くの支援を必要としているという現状がありました。まだまだ泥のかき出しや、家屋の修理などに追われ、元の状態に戻すのにはまだまだ時間がかかるようです。実際にボランティアに入ったご家庭では毎日10 人前後のボランティア要請を出しているようでしたが、それでもまだまだやることは山積みのようで継続的な支援が不可欠だと強く感じました。

ボランティア先の家主の方は、生活を送っていた家が床上浸水し、その後片付けに追われ、疲弊しているようにも見えました。そのうえ私たちのように日替わりで10人前後の人がボランティアに来るので、何をどのようにしてほしいのかを1から指示しなければなりません。それはボランティアを依頼しやってもらってるんだから当たり前だと思う人もいるかもしれませんが、実際にそれが毎日だと相当なものになるのではないではないでしょうか。これからの生活を営む上では様々な不安や、やらなければならないことが多くあり、それらを抱えながら作業に追われる日々は、精神的にも体力的にも大変な長い1か月だったと思います。今回作業することもそうですが、被災された方々のケアも大事だと感じました。

(経営学科 4年)

 

長野県長野市穂安地区は千曲川沿いにあり、台風19 号では川の氾濫に大きく被害を受けた場所でした。今回活動させていただいた民家には、地面から2mほどの高さに水が上がってきたとさせる泥の線がくっきりと残っていました。家の中は床や壁を取り払って木の骨組みだけの状態になっており、木と木の間に体を挟みスコップで地面を掘る作業は想像していた以上に体へ負担が大きく、ボランティアが多く必要とされていることを実感しました。参加メンバーのうちの10 人のほか一般参加の方が4 人ほどいて一日行っただけでは到底終わることはなく作業を多く残してきました。今回のように被害を受けてからまだ日の浅い被災地に入ったのは初めての経験でした。水害の被災地は自分の中でなんとなくイメージしにくい印象があった分、泥だらけの家の光景や復旧作業があまり進んでいない現状など衝撃を受けたことが多くありました。そして普段からボランティア活動や、被災地に行かなくてもできる支援を考え、行っている私たちだからこそ被災地ではきっと大きな力になれるのではないかと意気込んでいた部分がありました。しかし、現実には私たちのたった1 日の力は本当に小さくわずかであることを痛感しました。と同時にその小さな力の積み重ねが重要であることを知りました。今後も自分たちにできる支援について考え、より早くより長被災地にかかわっていけるよう努力していきたいと思います。

(心身マネジメント学科 4年)

今回初めて現地支援活動に参加しましたが、想像以上に過酷な現場で、作業も大変でした。災害から1 ヶ月近く経っているのにまだ家の中には泥が堆積し、床下の泥の除去作業が特に大変でした。堆積した泥の量を見ると、よほど流れが強かったのだと思います。川から800m離れている家でしたが自分の背丈ほどの水が押し寄せた跡があり、畑は手つかずの状況で、いつ完全に復興するのだろうと考えてしまうほどでした。メディアでもあまり報道されなくなってきている被災地ですが、まだまだ復興には程遠いことを実感しました。

また参加してみて分かったことですが、現地支援ボランティアは全国各地から集まってきており、災害ボランティアセンターには一カ月近く経った今でも多くの人が待機していました。中には親子で参加される方もいて、自分た
ちができることを行うその姿勢に感銘を受けました。しかし、体力を使う泥だしなどの作業はやはり若者が率先して行うべきだと思いますし、少なくとも私は「少しでも多くの泥を出したい」そんな思いで活動をしていました。多くの自然災害が日本で発生しますが、自分の命を守るのはやはり自分自身であり、早めの避難行動が大切だと思いました。

(経営学科 3年)

 

長野県出身の私とって、この災害は他人ごとではない、どうにかしたいという想いからこの活動に参加しました。地元に貢献できるという浮ついた気持ちとは裏腹に、現地の惨状を見て被災地にいるということを実感しました。
リンゴ農家が大打撃を受けたニュースを見ましたが、まさに苦しんでいる人を目の当たりにしていたたまれない気持ちになりました。作業をした家も、140cm 以上壁が浸水してしまったために壁を壊さなければならず、改めて
自然災害の怖さを知り、作業を通して学ぶことも多かったです。一番印象に残ったのは、庭に落ちているリンゴを拾う作業でした。地に落ちて泥まみれになったリンゴを見て、いつも食べていたリンゴがこうも簡単に食べられ
なくなってしまうことや、これを丹精込めて作った農家さんが悲しんでいた姿を思い、今後災害に向き合う気持ちが自分に足りていなかったということを痛感しました。この活動を通して、これからどう災害に関わっていくか、考えるきっかけになり、同時に現地の人、遠方から支援に来た人の温かさを知ることができました。

(経営学科 2年)

11 月9 日に、長野県長野市穂保りんごサテライトにて台風19 号の浸水の被害に遭われた方々を支援する活動を行いました。被害の映像をテレビでは観ていましたが、現場に到着する前から徐々に浸水の爪痕が見えてきて、メディアには映らない部分でも住民の方々が困っているであろうことははっきりわかりました。

支援の活動内容としては、床下に溜まった泥をかき出して、その泥を袋に詰めて口を縛り、それを搬送用トラックに積み込む作業、泥がついて汚れた柱や梁を束子で磨く作業でした。

作業場所とはもちろん、被災された方々が実際に住まわれていた家屋で、私も自分のことに置き換えて考えると、胸が締め付けられる思いがしました。

一刻も早く以前と変わらぬ日常を取り戻して欲しいとの気持ちから、手を動かしました。そして、このような地道な作業の積み重ねが目に見える復興の形となるということを改めて感じました。

また、今回、地元長野のスタッフさんが適材適所に私たちを配置してくれたおかげで、スムーズに無駄なく作業ができた気がします。

これは、かつて私が東北の地震のあとに減災ツアーとして気仙沼を訪れたときより、うまくシステム化されているのかもしれないと感じたところでした。天災は起こらないに越したことはないのですが、必ず起こってしまうの
であれば、私たちはそれを教訓として、きちんと活かしていくべきだと思います。

(心身マネジメント学科 2年)

私は、今回初めて災害ボランティアに参加した。現地には多くの参加者が集まり、はじめはこれほどの人数が必要なのかと思っていた。しかし、その思いとは裏腹に、実際一戸建の民家で泥抜きなどの作業を行うと、1 日では到底終えることが出来ないほどの被害であった。周辺の民家にも同じような被害の跡が見られ、人手はいくらあっても足りないように感じた。作業は思っていた以上に過酷であり、不慣れな動作が続くことで身体的な疲労もたまっていった。しかし、それ以上に辛いのは被災された方々だと思うと自然と体が動いていた。

私はこれまで災害支援に対して、メディアを通じて被害状況を知ることやショッピングセンター等に置かれた募金箱へ小銭を入れることくらいしか行ってこなかった。災害支援には、様々なかたちがありメディア等で働きかける募金活動も非常に重要な役割を果たしている。しかし、今回の活動を通して、自然災害の復旧・復興はお金では解決できない面も多くあり、災害支援ボランティアの大切さを身をもって感じた。

今回の活動でボランティアの大切さをはじめ、様々なことを得ることができた。これからは、今回得たものを無駄にはせず様々な場面に活かしていくのと同時に、災害ボランティアについてより多くの人に知ってもらえるような働きかけを進めていきたい。そして、何よりも今回被害に遭われた方々の一刻も早い全面復旧を心から願っている。

(心身マネジメント学科 2年)

私は、今回初めて災害ボランティアというものに参加させて頂きました。障がい者スポーツのサークル活動でのボランティアは何度か行わせて頂いたのですが災害ボランティアに対するボランティア活動は初めてでした。

今まで、日本で災害が起こっても、ニュースの中の世界で、どこか他人事のような感じがしていました。ジュビロの選手が募金活動をしているのを見て、ほんの気持ち程度の募金をする事が自分の中での精一杯の支援でした。しかし、今回の災害ボランティアを通じて一番感じたのが、ボランティア活動の大切さでした。被災地の復興に最も必要なのは、一緒に復興を目指して活動をしていくボランティアの方の存在だと感じました。1 階部分が1m以上浸水し、床下に溜まった水分をたっぷり含んだ重たい土をかき出す作業1 つをとっても住民の方だけではとてもやりきれません。私はたった1日しか作業をしていませんがとてもしんどかったです。しかし、そのしんどさの分だけ被災された方々の力になることができたと考えると、ボランティア活動に参加してよかったと感じます。また機会があれば、災害ボランティアに参加したいと思います。

(理学療法学科 1年)

ThunderBirds の活動にご支援くださいました日本財団学生ボランティアセンターGakuvo 様、常葉大学地域貢献センター、HUVOC、教職員の皆様、NPO 法人WAKUWAKU 西郷の皆様のお蔭をもちまして、台風19 号の活動を行うことができました。顧問として、こころより感謝申し上げます。この活動は、1 回限りでなく、今後も可能な限り、継続した活動にしていきたいと思います。

学生にとりましては災害支援にかかわることは、災害を自分のこととして考える重要な機会であり、必ず来る南海トラフ巨大地震への備えでもあります。学生時代の経験が、社会人になっても活かされることが顧問としての願いでもあります。

学生たちの活動は多くの皆様のご理解ご支援の上に成り立っております。どうぞ、今後とも学生たちの活動へのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

ThunderBirds 顧問 木村佐枝子

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