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学生ボランティア派遣

202003/19(Thu)
[災害支援] ボランティア活動レポート

令和元年台風19号ボランティア福島第1陣 福島県いわき市 活動報告

期間:2019年11月8日(金)~11月10日(日)

場所:福島県いわき市

活動内容:

1日目:オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で夕食)~振り返り

2日目:朝食~オリーブプロジェクト(昼食)~入浴・夕食~長源寺~振り返り

3日目:朝食~本宅の掃除~水害ボランティア~昼食~宿泊先の掃除~
3日間の振り返りとアンケート記入~高速バスで東京へ(車内で夕食)~東京駅にて解散。

※太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。
 掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

11月8日(1日目)

オリエンテーション後、高速バスでいわきへ。

いわき到着後、本宅にて自己紹介と自己目標を発表。その後、「活動中に求められる姿勢」「お会いする方々への接し方」について話し合い、明日からの全体の目標を「笑顔で挨拶、積極的に行動(無理はしない)」にきめ、今回お世話になる方々の資料と、明日のスケジュールを確認しミーティングを終了。

宿泊先に移動して就寝しました。

 

11月9日(2日目)

朝食後、バスにてオリーブ畑へ。オリーブの実の収穫に携りました。
年に一度の収穫に携れた学生達は、色や形の違う5種類のオリーブを収穫しました。
休憩時には、ミカンとオリーブティーを頂きました。お昼に、ボリューム満点のお弁当を食べた後、オリーブハウスへ移動。

午後からは、収穫した実の仕分け作業。綺麗なもの、少し傷があるもの、廃棄の3つに分けました。午前中に収穫したもの全て仕分けを終わらせたいという想いがあった学生達は、お喋りすることも忘れて、黙々と作業をしていました。
仕分け作業の後、オリーブハウスの入口近くに置いていた、オリーブの鉢をハウス内に移動させました。
また、帰り際にオリーブの試食をさせてもらいました。

めったにすることのできないオリーブの収穫をさせていただき楽しい経験をさせていただいた一方で、オリーブハウスの中まで被害を受けたという現実を知り、苦しい辛い想いをしても他にも苦しい人がいるから声を上げれない状況の人が沢山いるのではないかと感じました。

 

バスにていわき駅前へ。夕飯と銭湯後、長源寺にて講話をしていただきました。

3.11の際の災害ボランティア活動や、長年、支援P(災害ボランティア支援プロジェクト会議)の一員として、活動されている立場からみた災害現場の様子や課題、明日の水害ボランティアに携る上での現状とアドバイスなど、お話をして下さいました。学生達は、メモを取りながら真剣に伺い、積極的に質問もしていました。

長源寺でのお話ではBestよりBetterという言葉が心に残っています。ボランティアをする際に提供する側のいいと思うことと提供される側のいいと思うことは異なるのだと思いました。この言葉は傾聴にもつながると私は感じていて提供される側のいいと思うことを引きだすためには相手に寄り添う気持ちが大切だとおっしゃっていたのを聞いてその通りだと感じました。相手に寄り添い自分は今、何ができるのかを考える大切さを感じました。その何ができるかはボランティアだけではないということもお話を通して改めて感じました。

栗山さんのお話の中で特に心に残っているのが、「被災地を他人事と思ってしまうのではなく、被災された方々に対して、どう思いを寄せられるかはその人次第であり、相手の気持ちに寄り添うことが大切」ということです。この言葉を受けて、他者の気持ちを考えて共感する姿勢を持つことの大切さを実感しました。私は4月から就職をし福祉の担い手となりますが、「相手の気持ちに寄り添うこと」を意識して、支援を受ける方がその人らしさを大切にできるようにニーズに応えていきたいと思います。

 

本日の振り返りへ。

学生リーダーの進行で、昼間のオリーブプジェクト作業と、夕方からの長源寺での講話を通して感じた事・心に残った言葉等を発表し、次に「明日の災害ボランティアに携る際に、気をつける事」についてディスカッションを行いました。その後「被災地デイズ」の中から1問について話し合い、物事を様々な角度から考える事の重要性を確認しました。

夜、皆さんとディスカッションをしました。ボランティアのルールや持つべき気持ちを学びました。私はこの気持ちを持って活動に引き続き参加します。

 

11月10日(3日目)

朝食後、本宅の掃除を済ませ、いわき市災害ボランティアセンターへ。

受付・オリエンテーション後、持参したもの以外で必要なものを受け取り、バスに乗り込み活動場所の小川町地区へ移動しました。

小川町ボランティアサテライトに到着後、ボランティア要請依頼書を受け取り、作業内容の確認、依頼家庭までの地図と説明を受け、道具を持って、サテライトから徒歩10分の依頼先へ。

到着後、依頼者様より作業内容の説明を受け、自宅裏の川から入り込んだ、土砂・木材・ビンとカン・その他漂流物の撤去に取り掛かりました。

想像以上に敷地内に入り込んだ土砂と漂流物に、被害の大きさを目の当たりにした学生達は、少しでも役に立ちたいと、一生懸命作業をしました。依頼者様が、「すごい量をして下さったのですね。有難うございます」と声を掛けて下さいました。また、ボランティアがきたのはガクボで4回目との事で、自身のスマホで撮影していた水害直後のご自宅の様子を見せてくださり、「水害直後のこの状況から、重機を入れて頂いたり、ボランティアの方々にお手伝い頂き、ここまできたんです。本当に有難うございました」とお話をして下さり、学生達の心の中に強く残ったようでした。

 

約2時間、ぶっ通しで活動して終わってみると、たった2時間でもとても重労働に感じ、この活動を毎日されている方を思うと自分の無力さと甘さを痛感しました。今回の作業で、被災された方にほんの少ししか貢献できていないのにも関わらず、最後、ありがとうございました、と笑顔で声をかけて下さって、本当に心から頑張って良かったと感じ、また、私の普段生活している中での悩みが本当に小さなことでもっともっと強い気持ちと精神力を持たないといけないなと思いました。

被災されたお宅で活動させていただき、自分の力の小ささまた、新聞やニュースなどで知る現状と今現在の状況は似て非なるものではないかと感じました。1人の被災者の意見がすべてではないし、その人でさえも辛さ、苦しみの全てを話しているわけではないのだと感じました。

以前本で災害の怖さを読んだだけで、体験したことはありませんでした。この度初めて被災地に来て被災の深刻さを知りました。ボランティアセンターに多くの人が来て手伝いました。自然災害の前はお互いに知らなく、違う民族の人が仲間になって被災地を支えるという目標に努力する姿は私を感動させました。もう一度団結の意味を深く理解しました。

正直、自分が想像していたよりも深刻な状況であったため、言葉を失いました。実際に砂を土のう袋に集めたり、漂流物を片付けたりするなどの作業をしてみて、思っていたよりも大変でした。しかし、一人ひとりの力はわずかでも、少しでも貢献したいという思いが重なり合うことで、微量ではあっても依頼者の方の力になれたのではないかと感じられました。

 

サテライトに戻り活動報告書を記入し、ガクボの後に活動をする方々に引き継ぎを行い、いわき市災害ボランティアセンターへ戻りました。災害ボランティアセンターに到着後、うがいと手洗いをして活動を終え、宿泊先のいわきオリーブへ。

いわきオリーブにて昼食後、掃除を行い、最後の振り返りを行いました。

振り返りでは、午前中の水害ボランティアを通して感じた事や、今回の3日間を通して思った事、今後どう活かしていくかなどを一人ずつ発表しました。

 

17時のバスに乗車し、20時45分頃に東京駅に到着、解散しました。

今回の活動を今回のことだけとどめず3日間で学んだことを周囲の人に伝えて災害ボランティアの人員を増やしていけれたらいいなと思います。現地に行ってみて感じるものが多かったし、初めて全国から集まる大学生と一緒に3日間活動して多角面の考え方があるということを学んだのですごく視野が広がりました。行く前は、戸惑いや不安でいっぱいでしたが活動を終えた今、自信に変わっていました。

少しでも被災された方に笑顔と元気をとり戻してほしくて参加させていただいたのに、逆に強い気持ちで毎日生きていらっしゃる方の姿を見てこちらが元気をもらい感謝の気持ちでいっぱいです。

私は今回の経験を通し、実際の状況を私が知っている範囲で伝えるとともに、これから先の将来の選択肢として公務員も考えているので、行政の立場としてどこをどう改善すべきなのかをもっと現場に行き、人々によりそうことを通じて考えることのできる公務員になりたいと感じました。

 

いわきの皆さん、ありがとうございました。

台風19号ボランティア福島第1陣に参加してくださった学生の皆さん、引率の宮崎さん、お疲れ様でした。

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