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学生ボランティア派遣

202003/19(Thu)
[災害支援] ボランティア活動レポート

令和元年台風19号ボランティア福島第3陣 福島県いわき市 活動報告

期間:2019年12月6日(金)~12月8日(日)

場所:福島県いわき市

活動内容:

1日目:オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で夕食) ~ミーティング~就寝

2日目:清掃・朝食~徒歩で移動(昼食購入)~災害ボランティアセンターにて受付・オリエンテーション・マッチング〜現場に移動し活動(昼食)〜災害ボランティアセンターに戻り報告~銭湯にて入浴~いわき市内で夕食~菩提院にて霜村さんのお話し〜いわきオリーブにて振り返りミーティング~就寝

3日目:朝食〜ゆうゆうファームにて活動〜昼食~3日間の振り返り~いわきオリーブの清掃〜高速バスで東京へ(車内で夕食)~東京駅にて解散。

※太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。
 掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

12月6日(1日目)

オリエンテーションの後、高速バスでいわきへ。到着後ミーティングを行いました。翌日のスケジュールを確認し、全員が参加の動機を含めた自己紹介をしました。さらに、リーダーや炊事担当の役割分担を決めた後、チームのコンセプトを話し合い『現地の方々優先で、安全に作業しよう』と定めました。

 

12月7日(2日目)

朝食、片付け、掃除を済ませ、いわき市災害ボランティアセンターへ。移動中や買い物の際に、見知らぬ地域の方から「どこから来たの」「寒いけど頑張ってね」「ありがとう」などと声をかけられて、ボランティアが初めてというメンバーが多かったこともあり、驚いていました。

9時にボランティアセンターに到着し受付、オリエンテーションを済ませて、マッチング内容を確認します。今回は、指導を受けながら床剥ぎ、泥かき、消毒などを行うとのことで、そのための機材を準備して現場に移動しました。

依頼者のお宅に到着し挨拶をして、まずは部屋の中にあった家具を片付けます。次いで、床板を剥ぐ準備を行いました。具体的には(1)剥いだ床板を置く場所を確保するために泥をかぶっていた部屋の一部を掃除、(2)剥ぐ床板が元に戻せるように、板にナンバリングや組み合わせがわかるような記号を記入、といった2つの作業を行います。

その後、指導を受けながら、バール、ハンマー、釘抜きなどを駆使して、床板を剥ぎ、飛び出している釘を抜く作業を行いました。

途中の昼食時には依頼者の方にお茶を入れていただき、居間で暖かく食事をとることができ、色々とお話もお聞きすることができました。
作業は完了できませんでしたが、キリのいいところまでで区切りをつけて掃除を済ませ、15時に終了しました。依頼者の方と色々お話をさせていただき、感謝の言葉もいただき、達成感を感じることができました。
ボランティアセンターに戻り報告、機材を返却し活動を終えました。

私が初めてボランティアセンターを訪れた時、ボランティアに小学生の女の子から70代くらいのご年配の方まで、老若男女さまざまな人がいました。ボランティアの参加者は男性の方が多いと考えていましたが実際はそうではなく様々な人が参加していました。また、私は参加者が淡々と仕事をするイメージ持っていました。しかし、実際はそうではなく、多くの人が被災者に話しかけているところを何度も目にしました。被災者だけでなく他の参加者にも話しかけて、より良い雰囲気にしようとしていた方もいました。今回の活動を活かして、今後ボランティアに参加した時はメンバーの雰囲気を良くできるような行動を積極的に行いたいです。

 

その後、銭湯で入浴し夕食をとった後、いわき駅より菩提院へ歩き、18時半より霜村さんのお話をうかがいました。

お話は、東日本大震災の経験やその後の双葉郡の方々との軋轢の話、そうした中での対話の場作りについて、さらに台風19号での被災した方々への支援の取り組み、救援物資についてなど、多岐に渡りました。

震災のお話や台風19号のお話、どちらも話して下さりとてもためになりました。霜村さんは、お寺の場所を提供したり、地域の子供たちへの活動も行っており、とても尊敬できる方だと思いました。自分も含め、頭では考えても行動に移せない人が多い中、自分の仕事がありながらも活動していらっしゃって、見習わねばと思います。

 

その後いわきオリーブに戻り、振り返りミーティングを行いました。今日、感じたことを振り返りながら、ボランティアとはどういうことか、被災地のために何が出来るかを話し合い、翌日のスケジュールを確認して終了。就寝しました。

 

12月8日(3日目)

朝食をとり、被災地デイズを行った後、出発。ゆうゆうファームの畑に向かいました。

丸山さんから泥を被ったリンドウの畑についてお話を聞き、かぶった泥の掃除、3000本あったリンドウの茎の摘み取りを行いました。

途中休憩時間には、丸山さんのお宅に伺い、色々とお話を聞きながらお菓子をいただきました。作業は単調な様子でしたが、みんなで協力して12時過ぎには全ての摘み取りを終えることができました。丸山さんからフェイジョアやアケビをご馳走になり、初めて食べるその味にみな感動していました。

いわきオリーブに戻り、松崎さんとお話をしながら昼食のお弁当をいただきました。

今日の振り返りをした後、それぞれ3日間の活動で感じたことを述べて、最終ミーティングを終了しました。

 

清掃を済ませ、高速バスで東京駅へ戻り、解散しました。

依頼者のお宅へ伺って家財の運搬や床板の取り外しを行い、ゆうゆうファームの丸山さんの畑で竜胆(りんどう)を折って回収する作業などをお手伝いさせてもらいました。これらの活動を通して疑問に感じたことは、「理想のボランティアとは何か」ということです。ボランティアに来る前はできるだけ多く作業できた方がいいと考えて、休憩開始の声がかかっても中々作業を終えずに続けてしまっていました。しかし、夜の振り返りの時間で、結局それは僕の独りよがりでしかなかったということに気付きました。(中略)僕の考えでは、理想的なボランティアというのは、その時々によって様々な被災者の心情を考慮して、被災者、延いてはその被災地のことを最優先にして動けるような人のことだと、この3日間で結論付けることができました。もちろんこれが絶対に正しい答えではないということもわかっているので、もっと多くの経験を通して、もっとよい答えを探していきたいです。

このボランティアに参加させていただいて、自分なりに復興活動やボランティアの意義について考える機会が多く、有意義な時間を過ごすことができた。また、ミーティングで一緒に活動した仲間と意見を共有することによって、理解を深めることができた。(中略)ボランティアをしていく中で、新たなコミュニティーも広がり、復興活動には、泥かきやがれきを拾ったりするだけではなくて、人と人とのつながりが不可欠であることを感じた。作業をすることだけに執着せず、被災者のニーズに応えていくような復興がベストだと思った。

普段であれば決して経験する事のない床板はがしや、農業ボランティアなどの体験や、住職さんのお話を聞く事が出来ました。床板はがしの際は、最後に「ボランティアの方々が来るという事で希望を持てた。涙が止まった。」と聞いて、自分達をこれほどに必要としてくれていて、役に立つ事が出来たのだと実感が沸きました。

 

 

いわきの皆さん、ありがとうございました。

台風19号ボランティア福島第3陣に参加してくださった学生の皆さん、引率の小寺さん、お疲れ様でした。

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