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学生ボランティア派遣

202003/25(Wed)
[災害支援] ボランティア活動レポート

令和元年台風19号ボランティア福島第5陣 福島県いわき市 活動報告

期間:2020年1月17日(金)~1月19日(日)

場所:福島県いわき市

活動内容:

1日目:オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で夕食) ~ミーティング~就寝~

2日目: 清掃・朝食~徒歩で移動(昼食購入)~災害ボランティアセンターにて受付・オリエンテーション・マッチング〜現場に移動し活動(昼食)〜災害ボランティアセンターに戻り報告~銭湯にて入浴~いわき市内で夕食~長源寺にて栗山さんのお話〜振り返りミーティング~就寝

3日目:清掃・朝食・弁当準備~ゆうゆうファームにて活動〜昼食~3日間振り返り~いわきオリーブの清掃〜高速バスで東京へ(車内で夕食)~東京駅にて解散

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。
 掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

1月17日(1日目)

オリエンテーションを行い、東京駅から高速バスでいわきへ。

ミーティング・次の日のスケジュールを確認した後、全員が参加の動機を含めた自己紹介を行い、役割分担を決めました。さらに、チームのコンセプトを『心に太陽』と定めミーティングを終了しました。

 

1月18日(2日目)

朝食・片付け・掃除を済ませ、いわき市災害ボランティアセンターに向かいました。

ボランティアセンターで受付、オリエンテーションを済ませた後マッチングを行い、中平窪地区のお宅の片付けを行うことになりました。

ゴミ袋や掃除用具など必要な機材を準備して、現場に移動。挨拶をして作業に取り掛かります。

伺ったお宅は浸水したエリアにあり、床上までの浸水があったようでした。

作業は、浸水した部屋の荷物を庭の物置や2階の空き部屋に運ぶこと、庭に漂着した藁などを片付けること、その他に様々な廃棄物をまとめて回収できるようにするなどを行いました。
前半は主に屋内を中心に、家具の物置への運び込みや、細かい家財道具を二階に片付けたり、高いところのものをとったりと、高齢者の方ならではの依頼を片付けました。
休憩時にはいただいた暖かなお茶を飲みながら色々とお話をしました。
お昼休みを挟んで午後は、屋外の漂着物や鉢植えなどを片付けて、廃棄物をゴミ袋、土囊袋にまとめて綺麗な状態にしていきました。

作業を終え、ボランティアセンターに戻り報告を行い、機材を返却し、活動を終えました。

災害ボランティアとして被災地のお宅にお邪魔させていただきました。高齢者のご夫婦が二人で完全な生活再建をするには難しい状況に驚きました。重たい家具や被害で出てきたごみの処理を行う中で、同じ状況にいる人が日本にはたくさんいるのかなと思ったと同時に今回のボランティアで依頼者の笑顔を見れたのもあり、助けてあげたいと感じました。

 

銭湯で入浴し夕食をとる自由時間を過ごした後、長源寺にて栗山さんのお話をうかがいました。

お話は、台風19号でのいわき市の被災状況や様々な地域の災害の様子や、震災当時のご自身やご家族の様子から、支援P(災害ボランティア支援プロジェクト会議)を通じてボランティアセンターや避難所での活動に関わるようになった経緯、いわき市での双葉郡からの避難者との軋轢などについてお話をうかがいました。

また、今回の台風の被災状況の写真を拝見し、いくつか質疑を行いました。

 

振り返りミーティングでは、翌日のスケジュールを確認した後、主に今日感じたことを振り返り、その後被災地デイズをおこなって風評被害について認識を高めました。

栗山さんのお話を聞き、自分の気づかぬ場で、被災者の方々を傷つけてしまったり、意図せぬ行為により、新たな被害(風評被害など)を生んでしまったりと、自身の現地での行動にも細心の注意を払う必要があるなと思いました。そして、長期的な視野に立つことが何より重要であると思いました。

 

1月19日(3日目)

朝食をとり、お弁当の用意、本宅の掃除を済ませて、ゆうゆうファームへ向かいます。

ゆうゆうファームでは、丸山さんから説明を受けた後、まずはフェイジョアの収穫用に張られたネットを片付ける作業を行いました。次に、使っていないハウスの支柱の片付けと、ハウス内のフェイジョアの樹の根元に張られた寒冷紗の片付けを行いました。
途中休憩では、ハウスの中でフェイジョアのケーキをいただきながらゆっくりとお話をすることができました。

とても災害に対しての意識が上がりました。これからは自分がSNSを使って多くの人に災害地の現状や丸山さんの果物を伝えていきたいと考えています。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

いわきオリーブに戻り、お弁当をいただき、最終ミーティングを行いました。

それぞれ3日間の活動で感じたことを述べ合いました。

 

清掃を済ませて、高速バスで帰京し、解散しました。

今回の活動は多くの「気付き」を私自身に与え、自身の人生観を改めて考えさせられるきっかけとなった。私が知識としてしている被災地や被災者の思いと、活動を通して実際としての被災地や被災者の思い。少子高齢化が進む社会における、理屈として知る高齢者の生活と、現場の高齢者の生活。人々に情報を届けようとするマスコミとそのマスコミに抱く被災者の思いなど。自分の今までの物事に対しての理解がいかに短絡的で浅はかなものであったと痛感させられた3日間であった。

自然災害が、日本で毎年発生して被害が出ていることは東日本大震災後から感じていました。しかし、実際に自分の身で体験したことがなかったため、日本のどこかで被災している人たちがいるのだなという認識で終わっていました。現地に行かなくてはわからないことがあり、メディアの内容がすべて正しいとは限らないことを知れました。また、農家の大変さと少子高齢化社会を肌で感じられました。

 私は福井県出身で福島県と同じ原発を抱える地域に生まれて、福島県の原発による様々な被害や現状を実際に聞く機会があり、聞いたお話の中で災害が起きた日から今日までの自分の故郷に帰る事のできない人が未だに多くいるというお話が印象に残っていて、もし自分の故郷である福井で同じような災害が起き、自分の思い出のある街に帰れない事を考えてみたら、とても悲惨であり他人事ではないように感じました。同じ様な悲劇を繰り返さないためにも、自分のできる事があったら積極的に取り組んでいこうと思いました。

私がこの活動を通して得たことは、足を運んで人と会って話して、自分と相手の関係性を築く重要さです。6人のチームメンバーとも、活動に参加しなければ会うことはなかったし、同じ志を持つ仲間と出会えたことはとても良かったと思います。今回お話をきいた方やお手伝いをさせていただいた方とも、様々なお話ができ、福島、いわきの魅力を知ることができました。また、自分の行動が本当に必要なのか、小さすぎるのではないかと思うこともありますが、その個人個人の連鎖が、災地を支えていく大きな力につながっているのだと、実感しました。

 

いわきの皆さん、ありがとうございました。

台風19号ボランティア福島第5陣に参加してくださった学生の皆さん、引率の小寺さん、お疲れ様でした。

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