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大学との協働プログラム

202001/30(Thu)
プログラムレポート

東北大学×Gakuvo学内ボランティア活動研修会 「学生団体の組織運営」を終えて

2020年1月7日、東北大学にて、NPO法人TEDIC副代表理事の鈴木平さんをお招きし、「学生団体の組織運営」という題目で研修会をおこないました。鈴木さんご自身が学生だったころの経験を交えた講演のほか、学内さまざまの団体に所属する皆さんとのワークショップも盛り込まれ、終始活気の絶えない研修会となりました。自団体の課題や目標が浮き彫りになったことで、参加者の皆さんはおのおのよい刺激を得たことと思います。
講演では、学生がボランティア団体を組織することの難しさが取り上げられました。
学生の組織は人員の入れ替わりが頻繁であるため的確な引継ぎが重要だ、と鈴木さんは指摘します。わたしたち大学生の団体は年度毎に役職が変わる場合がほとんどであるため、つど反省や留意事項を確認することが大切だと学びました。


また鈴木さんは、団体継続の難しさの要因としてボランティア団体が非営利であることにも着眼します。営利団体や体育会系部活動とは異なり、ボランティア団体の目標は気持ち(passion)に依るところが大きく、なかなか明確には定まりません。メンバーの思いや考えについて互いに話し合い、団体内の共通の目標についても皆がよくわかっておくことが重要だ、と再確認しました。
研修会の最後には、よい組織運営を執り行うための足掛かりとして“volunteer friendliness”の概念が提案されました。これはボランティア団体内の理想的な関係性を示すもので、いくつかの項目(たとえば、スケジュールはきちんと周知されているか、人員確保の計画は定まっているかなど)が設けられています。わたしたちはワークショップでこれらの問題について話し合い、自団体が抱える課題を見つめなおして改善方法を探りました。鈴木さんによると、団体の性格はそれぞれであるため各項目の達成度にはばらつきがあってよいが、同じ団体内のメンバーで認識が同じでないといけないとのことです。綿密な意識の共有が必要であると、ディスカッションを通して指南してくださいました。


改めて見つめなおすと、ボランティア団体組織の運営には様々な困難があることに気づかされます。しかし今回の研修会は、様々な問題を明確にし、その打開策についても見通しをつけるよい機会となりました。
わたしが所属する団体は少人数であるため意見の対立はあまり見られませんが、一方で時にタスクが一人に集中してしまうことがあります。この研修会で学んだことを活かし、今後はこのような問題を透明化して、きちんとルールが共有されることを目指してゆきます。

文責:東北大学地域復興プロジェクト“HARU” 所属
東北大学2年 橋本小次郎

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