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大学との協働プログラム

201601/21(Thu)
プログラムレポート

【グローバル人材】大阪大学グローバルコラボレーションセンター(GLOCOL) 「開発途上国の生活環境の改善に貢献するモノづくりを提案する」

大阪大学グローバルコラボレーション科目「海外フィールドスタディA」の海外実習プログラム「開発途上国の生活環境の改善に貢献するモノづくりを提案する」では、2015年9月6日から14日にかけて、大学院生6名がバングラデシュ南西部のジェソール郡で活動を行いました。

GLOCOLは、2012年度よりGakuvoと協働し、バングラデシュの農村の生活向上に貢献するサービスや製品を、学生たちの現地調査に基づいて提案するという実践的プログラムを実施しています。2014年度からは、稲作農作業のプロセスを研究し、収穫後の稲をパーボイル(籾を水に浸してから蒸す工程のこと。米を固くしては砕米を減らし、また栄養分を凝縮させるために行う)した後の乾燥に着目しました。従来は地面に籾を広げて天日干しをするのですが、雨天などによって、うまく乾燥できないために収穫量にロスが出るという現地の聞き取りの結果を踏まえ、現地での適正技術で使える乾燥機の開発に取り組んできました。

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2015年度は、4月以降に大学キャンパス内で燃焼式の籾乾燥器の試作品を製作し、燃焼実験を繰り返してきました。そして9月には現地で試作品を製作し、乾燥実験を行えることとなりました。

9月はバングラデシュで最も暑い季節ですが、学生たちは現地の農民や職人の方々とともに、試作品の製作と燃焼実験を行いました。

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最終的には何とか現地の農民の方にも「合格」をもらえる程度の乾燥ができましたが、燃料の節約、マンパワー(乾燥しながら籾を撹拌する必要がある)の軽減、一度に乾燥できる籾の量の増大など、様々なリクエストを現地の人々からもらいました。

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まだまだ試行錯誤の段階ですが、今後もこの取り組みを続けていきたいと思います。

 

このプログラムに参加したある学生は、「はじめは大学の授業だからという理由で取り組んできたけど、村人たちと出会って、本気でこの人たちに役立つものを作りたいと思うようになっていった」と言っていました。

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言語や文化、慣習の違いを超えて、共に生きる時代を作っていく―「グローバル人材」とは、そういうマインドを持った人のことなのだということを、あらためて確信しました。

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