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学生ボランティア派遣

201407/30(Wed)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第89陣 宮城県石巻市行き 活動報告

期間:2014年6月20日~6月23日
場所:宮城県石巻市
活動内容:
・宮城県南三陸町 さとうみファームにて牧場のお手伝い
・石巻市雄勝町にて高台移転をされる方のお手伝い

【活動1日目(6月20日)】
日本財団ビルにてオリエンテーションを受けてから新幹線で仙台に向かいました。
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仙台から高速バスに乗り換えて石巻へ向かいました。
この日の夜は、炊き出し体験ということで、みんなでカセットコンロ、寸胴、五徳といった普段の生活では、目にしないもので調理をしました。
夕食後は、現地で活動されている矢野さんから石巻の被害状況、ワークの内容の説明を受けました。
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【活動2日目(6月21日)】
 朝ごはんをみんなで食べてから活動先の南三陸町へ。
津波の直前まで防災無線で町民に避難を呼び掛け続け、自身が犠牲になりながらも多くの命を救い「天使の声」といわれる遠藤美希さんが被災された防災対策庁舎を見学させて頂きました。
改めて津波の恐ろしさを目の当たりにしました。
その後、羊を20頭程飼っている「さとうみファーム」で酪農のお手伝いをさせて頂きました。
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「さとうみファーム」では、公園や広場は津波で流され子どもが遊べる所がなくなった南三陸町で、羊を育て、子どもたちが遊べるための場所作りをしています。
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作業内容は、羊の糞の片づけです。
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片づけた糞は発酵させてから、たい肥にします。
午後は、これから羊を放牧させるための場所の間伐作業を行いました。
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かなりの仕事量で参加者はくたくたでした。

【活動3日目(6月22日)】
雄勝町で高台移転をされる高橋さんという方の仮住まいとなる番屋を組み立てる作業をしました。
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まずは、番屋の骨組みは完成していたので、今回は番屋に屋根を取り付ける作業でした。
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はしごを使って高さ約3メートルのところでの作業でした。
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お昼には住人の方と一緒にお話をしながら食事をすることが出来ました。
 ワーク後は、大川小学校を訪れました。夕食を食べたあとは、振り返りのミーティングをしました。

【活動4日目(6月23日)】
 朝食後、蛤浜再生プロジェクトのカフェ「はまぐり堂」を見学しました。
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その後日和山公園に行き、石巻の市街地を見下ろしました。
昼には駅前の石巻やきそばを食べてから石巻駅から高速バスに乗り、東京に帰りました。
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(引率 長瀬様より)

最後に、参加者に日程終了時に書いて頂いている報告書の中から抜粋したものをご紹介します。
※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

■活動初日の気持ち
・直接、被災してない自分が、10年後、20年後に震災のことを、自分の目で見た主観的な考えを子どもや人に伝えられるようになりたい。

・3回目の東北です。とりあえず今回は「体を一杯動かす」というのが目標です。1回目も、2回目も、これまでどうにも僕は考えすぎて頭を使いすぎるところがあるので、ひたすらに体を動かしたいです。「物事は三度やってみるまでは分からない。一度目はその新鮮さに驚き、二度目は驚きに慣れ、三度目で初めてその意味を見定めることができる」という話を聞いたことがあって、その話の通り、3回目の東北で自分なりの答えを見つけたいです。

■活動後の気持ち
・今回、初めて東北、被災地に足を運ぶ機会を頂いて、3年と3ヶ月がたった被災地を最初に見たときは「もうほとんど復興してるじゃん」と思いました。しかし、次の日に防災対策庁舎の骨組みだけの建て物やがれき、そこに訪れている人、仮設住宅をみるにつれて津波の被害の大きさを目で見て感じたし、津波からの復興はまだ出来ていないと感じました。

・「物事は三度やってみるまで分からない」ということでしたが、結局僕は自分のことを頑張るしかないんだなというのが正直な感想です。僕はもっとずっと強く賢くならないといけない。自分が思う事を思う通りにできるように。やりたいと思ったことをやれるように。やりたいと思った時にやれるように。人の思うこと、人のいうことに倒されずまっすぐに立っていられるように。

■感想
・「ボランティア」というワードが持つ特別感について、どのようなスタンスなのかはっきりさせる必要があると感じました。(ボランティアを特別なものとして捉えるのか、もっと日常にありふれたものなのか)

・被災者ひとりひとりのニーズに合わせたボランティアは行政が対応しきれない部分でもあると思うので必要だと思う。今回、参加させて頂いたボランティアはその様なニーズにあわせて計画されている点が現地にスタッフがいるからこそ出来る支援だと思いました。

■報告書からの抜粋
・今日被災地に行って大まかな復興はすすんでいることが分かりましたが、細かい復興、ひとりひとりの自立に必要なサポートが不足しているように思いました。また、今回ボランティアをしているときに、他のボランティアの人をあまりみかけなかったので、報道されているようにボランティアへの参加者数も減少していることを感じました。復興には、10年後、20年後を引っぱっていける、若者が必要だと思います。被災地でも次の時代を作っていけるような人材育成により力を入れるべきなのかもしれないなと感じました。今の自分に出来ることは少ないですが、将来は少しでも人の役に立てる様になろうと思いました。

・「自分がボランティアをすることの意味」というのは今までも考えたことがあったのですが、今回それが「自分が人と関わりたくなったから」ということがはっきり分かりました。何か体を動かすことで人の心に触れてみたい。そういう思いで自分は東北に来たんだと思います。それは活動を通じて色んな景色を、色んな方々と会う中で実感しました。きっとまた自分はボランティアをすると思います。

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89陣のお二人、お疲れ様でした!

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