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学生ボランティア派遣

201407/08(Tue)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第87陣 宮城県石巻市行き 活動報告

期間:2014年5月30日~6月2日
場所:宮城県石巻市
活動内容:
・石巻市雄勝町にて高台移転をされる方のお手伝い
・石巻市鹿立浜での漁業支援のお手伝い

【活動1日目(5月30日)】
日本財団にてオリエンテーションを受けてから新幹線で仙台に向かいました。
仙台から高速バスに乗り換えて石巻へ。拠点についてから「自分がなぜここに来たのか?」というテーマで自己紹介をしました。
この日の夜は、炊き出し体験ということで、みんなでカセットコンロ、寸胴、五徳といった普段の生活では、目にしないもので調理をしました
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夕食後は、黒澤さんから石巻の被害状況、ワークの内容の説明を受けました。
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【活動2日目(5月31日)】
 朝ごはんをみんなで食べてから活動先の雄勝町へ。この日は、高橋さんという方の仮住まいとなる番屋を組み立てる作業をしました。
まずは、番屋となりパーツを日干しにしてから組み立て作業へ。
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炎天下で厳しい作業となりました。土台部分を繋げてみましたが、パーツが足らないことが判明し、作れませんでした。他にも足場となる木を運ぶ仕事もしました。

お昼には住人の方と一緒にお話をしながら食事をすることが出来ました。
 ワーク後は、大川小学校を訪れました。その後、宿舎に戻って夕食を食べたあと、振り返りのミーティングをしました。

【活動3日目(6月1日)】
 朝食後、活動先の鹿立浜へ。ガクボが震災直後から関わっている浜のお手伝いをしました。
ワカメの養殖で使うロープの印づけをしました。
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100メートルのロープに25メートル間隔で印をつける作業です。
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作業は、午前中で終ったので、昼食後は、漁師さんの船に乗せてもらい、沖に出してもらいました。
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 その後は、仮設の談話室にて津波が来た時の話、震災からガクボがどうかかわってきたのかという話を聞きました。
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【活動4日目(6月2日)】
 朝食後、拠点、石巻駅周辺の清掃をした後、日和山公園に行き、石巻の市街地を見下ろしました。
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石巻駅から高速バスに乗り、仙台から新幹線で東京に向かい、解散しました。
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(引率 長瀬様より)
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最後に、参加者に日程終了時に書いて頂いている報告書の中から抜粋したものをご紹介します。
※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

■活動初日の気持ち
・震災が起きてしまって約3年が経った今になってボランティアに参加しているということを、自分でも「今さら?」という思いをぬぐいきれずにいるとともに、ボランティアってなんなんだろう、とか何か考えがまとまらずに参加しています。。。このボランティアを通じて、自分の頭の中のごちゃごちゃがまとまればいいな!って思ってます。

・ここに来るまで、被災者の人々は特に大きな辛いことも経験したことのない私がボランティアにいってもどんなふうに思うのか不安でした。今も不安です。こんな20才の私に辛いことをうちあけたいと、自分が被災者ならわからないからです。考えすぎず単純に少しでも笑ってほしいという気持で明日からやっていこうと思います。

・この石巻での経験、震災のことを思い返しながら大切にしていきたい。一生忘れたくない。

・今回私がガクボに参加して最も興味があったのは前回訪れた所に進展があったかということだ。駅前の居酒屋はわずか1ヶ月でできたそうだが、あの何も無かったすだち浜や男鹿半島の辺りに家は建ったのだろうか。

・自分と異なる理由で来ていることを聞いて、周りの人も様々な思いがあることを知れて嬉しく思った。新幹線に乗るときは、ボランティアで外国に行っていたり、という話を聞いていたので、周りのメンバーの方が意識高く来ていることと自分との違いに戸惑った。けれど、改めて話を聞いて自分もこの4日間周り(メンバー)からもボランティアからもたくさんのことを吸収して帰ろうと思った。

■活動最終日の気持ち
・今回のボランティアで一番印象に残っているのが、石森さんが、黒澤さんに対して、またガクボに対して非常に感謝していたことです。石森さんの感謝の気持ちを聞いて改めてボランティアの魅力に気付くことができました!!

・来て本当によかったです。町の様子や3.11日を忘れてない人々の話を自分の目と耳できいて知ることができたからです。悲しみだけじゃなくてボランティアが来ることやわかい人が町にいることがうれしいと言ってくれて私もうれしかったです。一日一日がこの町にとって復興に向けて大切な日だと思いました。

・日数が過ぎるのがとても早すぎる。短く感じた。みんなとも仲良くなった気がしている。とにかくいろんなことを、予想していたよりも充実した日々をおくり、多くのことを経験することができた。石巻にもう一度来たい。というか住みたい。はまぐり堂のキャンプ場に行きたい。

・自分は周りの役に立てたのか、といわれると正直自信はない。でも、高橋さんや石森さんの話を聞いていて喜ぶ顔や嬉しそうな顔が見れてよかったと思う。今回このメンバーで来て、話を聞いたり、一緒に活動するうちに「自分に足りないもの」や、「今まで自分が逃げてきたこと」と改めて向き合うことをしなければいけないのだな、と思った。

・1年半前に比べて確実に復興は進んでいましたが、海辺にクレーン車やプレハブがあるかぎりそこに住む人たちの気持ちは変わらないと思うし、自分の家に住む目途がたたないからもう自分で建てたい!と思う人の気持ち、それらを今回学びました。復興は誰がするのか―今回初日に掲げた疑問の答えは、工事という意味では行政であり、気持ちの面では住人であり、そして彼らを精神的に一部支えているのがボランティアなのかな、と思いました。

■今後のボランティアに必要なことは
・細かなサポート。人(被災者)と定期的にコミュニケーションを取ること。
被災者にこちらから「災害のことは忘れていないよ」というメッセージを送ること。

・基本を忘れないことです。私自身を忘れかけていたので書きますが、素早く行動したり、あいさつをする等、3年経ち平和な気分になっているので忘れがちですが、だからこそ形式をまず気を付けるべきだと思いました。

・やはり震災のことを風化させないことが大事。自炊するとお金も安くなり、みんなで作ると仲良くなれるから良いと思う。

■報告書
・仮設の談話室で石森さんに話を伺った時、初めは怖かった”よそ者”のガクボのボランティアたちが、今では私たちに嬉しそうに笑顔で話してくれるまでに大好きな存在になっていることが印象的でした。これも3年間支援を続けてきた黒澤さんたちの努力の結果だと思うし、今までに来たボランティアたちの献身的な活動のお陰です。

・今回のボランティア活動で主に2人の被災者のお手伝いをさせて頂いて、日々の日常生活では体験できないようなことをさせてもらい、そして感謝もされるという、すばらしい日々を過ごせました。被災者の方々のお話で、ガクボには本当に感謝していますと口々に答えられていたので、このガクボという団体は、すごいと思いました。

・今回のメンバー(引率の長瀬さん、拠点の矢野さん、黒澤さん含めて)は自分に刺激を与えてくれる人が多くて、教師を考えている自分にとって自分と向き合う機会を与えてくれた活動でした。Gakuvoの歴史に触れることもできて、ボランティアを受ける人にGakuvoは「希望」を与え続けているのだと知ることができました。今回も貴重な経験ができました。ありがとうございました。

・どんなに私たちに優しくしてくれていてもつらい事を経験して忘れられない人はたくさんいるんだと思いました。夜ごはんの後にした意気込みや感想をはなす時間はみんなの気持ちを知れて活動にのぞめたので大切な時間でした。この5人でやれてよかったし、黒さん、れのんさん、けん兄の話も知らないことだらけですごくためになりました。何よりこの活動を支えているというところを尊敬します。ありがとうございます。この町の人の優しさが大好きです。復興をねがっています。またきて一緒にそのお手伝いがしたいです。この立ちあがろうとする強い町のことを応援したいです。

87陣の皆さん、お疲れ様でした!
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