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学生ボランティア派遣

201406/11(Wed)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第86陣 福島県いわき市行き 活動報告

期間:2014年5月23日~5月26日
場所:福島県いわき市

【活動1日目(5月23日)】
東京駅から高速バスに乗っていわきへ。今回は神戸と静岡から2名の男性学生が参加して下さいました。
首都圏以外の学生さんだけという、大変珍しい構成となりました。
そして、2名とも、東北は初めて。もちろん、いわきも初めて。さらに、坐禅も初めて。初めてづくしとなりました。

到着直後、いつもお世話になっている長源寺さんで坐禅をさせていただきました。
坐禅をしながら、副住職が3.11直後からいわきのボランティアセンターで活躍されていた時のお話、その後のご経験談を聞かせていただきました。
避難所での制限だらけの生活を想像しながら、坐禅をやるようにというご指示を受け、皆神妙な面持ちで坐禅をさせていただきました。
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【活動2日目、3日目(5月24日、25日)】
土曜日の午前中は薄磯復興協議委員会さんが主催された、第1回学生会議に出席させていただきました。
これは現在、薄磯地区の復興に向けて行政や地域住民の方々と新しい町づくりの議論をされている中で、若い世代の意見が聞きたいということで開催されたものです。
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ボランティアとして薄磯に何度も通っている東北大学大学院の山田さんを中心に、日本大学の学生さん(机の上のジオラマは日本大学建築学の教室のみなさんが作成されました)と、Gakuvoの参加者で「薄磯がどんな場所なら、あなたは薄磯に住みたくなりますか」というテーマで議論をしました。
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土曜日の午後と日曜日は終日、オリーブプロジェクトのお手伝いをさせていただきました。
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雑草取り、牛糞やバーグ(木の皮などを発酵させた肥料)の移動、側溝作りと、夏を思わせる炎天下の中、学生たちは頑張ってくれました。お疲れ様でした。
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今回は、双葉郡広野町で消防士をしておられた佐藤さんご夫妻の311直後のお話も伺いました。学生たちはとても感動をしていました。
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最後に、オリーブプロジェクトでいつも大変お世話になっている舟生さん、佐藤さんご夫妻と記念撮影。みなさん、お世話になりました。

【活動4日目(5月26日)】
月曜日は、久ノ浜の近くにある富岡町を視察後、浜風商店街を訪ねました。
富岡町は、311直後より全域が警戒区域に指定され全住民避難となり立入禁止地区とされていましたが、昨年3月25日に①帰還困難 ②居住制限 ③避難指示解除準備の3区域に再編されました。
今回は、早期帰還を目指す避難指示解除準備区域を短時間視察させていただきました。
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畑の中に漁船があったり、家々の窓が壊れていたり、正に震災直後から時間が止まったような風景がそこにありました。学生たちも言葉を失っていました。

その後、津波と火事で町の多くが甚大な被害を受けた久ノ浜の商店街の人たちによってつくられた、徒歩15分ほどにある久之浜第一小学校の敷地内に仮設店舗である「浜風商店街」を訪問させていただきました。
そこでは震災直後のお話などを伺いました。
最後に、商店街の皆様と、いわきで大変お世話になった有賀さんと共に記念写真を撮らせていただきました。
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最後に、参加者に日程終了時に書いて頂いている報告書の中から抜粋したものをご紹介します。
※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

■活動前の気持ち
・被災地の方に直接お話を聞くのが初めてなので、不用意に傷つけてしまうようなことを言ってしまわないか恐さがあります。積極的にお話を聞くなどしたいという気持ちと言葉を選ぶ難しさの間で揺れるところがあります。ただ、せっかくの機会なので、誠意をもって精一杯参加したいと思います。
・「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、実際に自分の目で見て感じたいと思っております。また福島の活動中にはまず人の話をよく聞くこと、そして静岡に帰ったときにはそれを広められるように活動していきたいと思っております。

■活動後の気持ち
・お会いしたどの方も辛い過去のことを進んで話していただき、私は正直驚きました。思い出したくないという気持ちもあるのだと思いますが、それ以上に多くの人に知ってほしい伝えたいという思いがあるのだと感じました。また、お手伝い事体は精一杯させていただきましたが、大変な活動をされていてほんの一部の手助けにしかなっていないと思います。しかし、活動のバックグラウンドを理解したので、伝えたいと思います。
・有賀さんをはじめ、このボランティアを通して出会った人々の「おもてなし」の心に触れ、ボランティアの意味というものを再確認しました。佐藤さんは元消防士であり、原発の爆発を最前線で救助に向かう姿、有賀さんの学生ボランティアに対しての手厚い歓迎、オリーブで復興を目指す志の高さ、みなが将来を見据え行動しているのを感じ大変感動し、私自身の行動に繋げたいと思います。

■今後のボランティアに必要なことは?
・熱を持ち続けなければいけないと思いました。今後、人々の関心は別の災害など、他のものに移っていくかもしれません、その中で、燃えつきもせず、冷めずというバランスを維持しながら継続することが大切だと思います。
・更に世の中に発信していくことだと思います。その役割を担っているのは僕たち参加した学生なのではないかと感じました。

■感想
・現地の方と大変近い距離でお話でき、とても勉強になりました。スケジュールが臨機応変なところも良かったです。ありがとうございました。
・学生ボランティアGakuvoさんをはじめ福島で出会ったみなさんの「おもてなし」の心に感謝しております。ありがとうございました。

86陣、お疲れ様でした!
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