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学生ボランティア派遣

201408/01(Fri)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第92陣 宮城県石巻市行き 活動報告

チームながぐつプロジェクト第92陣

期間:2014年7月4日~7月7日
場所:宮城県石巻市
活動内容:
・石巻市五十鈴神社で行われた鎮守の森のイベントに参加
・石巻市雄勝町にて高台移転をされる方のお手伝い
・宮城県山元町での草むしり
・石巻駅周辺の清掃活動

 

【活動1日目(7月4日)】

日本財団にてオリエンテーションを受けてから新幹線で仙台に向かい、仙台から高速バスに乗り換えて石巻へ。
ガクボOGの石田さんとも合流しました。
拠点についてから「自分がなぜここに来たのか?」というテーマで自己紹介をしました。この日の夜は、炊き出し体験ということで、みんなでカセットコンロを使って調理をしました。夕食後は、現地コーディネーターの黒澤さんから石巻の被害状況、ワークの内容の説明を受けました。
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【活動2日目(7月5日)】

移動中の車内で朝食を済ませ、山元町へ向かいました。
津波の被害でなくなってしまった常磐線山下駅の近くにある津波の被害を記録した記録館を見学しました。

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住人の方から当時の様子を聞くことができました。
その後、避難した小学生が全員無事だった中浜小学校を見学しました。
そして2年前に鎮守の森で植樹した八重垣神社を視察しました。
また、テラセン(普門寺内にある災害ボランティアセンター)に訪れ墓地近くの草むしりをしました。

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さらに岩沼市の竹駒神社に移動して「みんなの鎮守の森フォーラム 竹駒神社」に参加しました。
これは、地域の人々の心を纏めお祭りや伝統文化を時代に受け継ぐ重要な場所である「鎮守の森」を主題に神社関係者などが意見を交換したフォーラムでした。

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植樹で有名な宮脇昭先生の基調講演を拝聴しました。
その後閖上地区に移動し、閖上中学を視察しました。
中学の近くに閖上地区の被害状況を記録した記録館を訪れ、当時の映像や写真を見て当時の様子を振り返りました。
また、子ども達の心のケアの取り組みについての話を聞かせて頂きました。

 

【活動3日目(7月6日)】

午前中は高台移転をされる高橋さんという方の仮住まいとなる番屋を組み立てる作業をしました。

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番屋の壁の取りつけ作業。

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壁の隙間を埋める作業や壁となる断熱材をカットする作業。

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午後は雄勝地区にある五十鈴神社を訪れ、東日本大震災で失われた鎮守の森を復活をさせ地域共同体の再生を図る目的の「鎮守の森フォーラム植樹祭」に参加しました。

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住民の方と一緒に数千本の苗木を植えました。炎天下でかなり厳しい作業となりました。

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植樹後は高橋さんとの活動です。トイレとなる場所に土台として丸太を打ちつける作業でした。

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ワーク後は、大川小学校を訪れました。大川小学校でも被災された方とお話をすることができました。

 

【活動4日目(7月7日)】

朝食後、拠点、石巻駅周辺の清掃活動。日和山公園に行き、石巻の市街地を見下ろしました。

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石巻駅から高速バスに乗り、仙台で牛タンを食べてから東京に戻りました。
(引率 長瀬様より)

 

最後に、参加者に日程終了時に書いて頂いている報告書の中から抜粋したものをご紹介します。
※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

■活動初日の気持ち

・私は、東北の被災地に来るのは初めてです。正直、今まではそこまで積極的に被災地のことを知ろうとせずに過ごしてきてしまったと思っています。なので、なるべく多くの事を知ったり、見たり、聞いたりして、何かが自分の中に残ればいいなと思っています。また、今後、もしかしたら再び大きな災害が起こるかもしれないと思うので、その時に自分が被災地や、その場所にいる方々に対して何ができるのかも見えてくるといいと思っています。

・被災地に来たということで適度な緊張感があり、いい状態である。ここで来て、明日やることも分からないので自分に何ができるのかと多少の不安はあるが、せっかく来たからには、精一杯取り組み、学びの多い活動にしたい。

・私はアメリカのニューオリンズに留学していました。ニューオリンズはハリケーンによる被害を受けた地域なのですが、そこで暮らしていると、ハリケーンの話をきいたり、モニュメントを見たりすることがありました。その状況は日本の震災に重なるところが多々ありました。またアメリカでは”Fukushima”という地名だけがひとり歩きしていましたが、私は詳しいことについて話をすることができませんでした。今回の人々との出会い、経験を通じて、震災と向き合い、多くのことを感じたいです。

■活動後の気持ち

・被災した方々のお話を聞かせていただくと、被災者の方々にとっては、まだまだ過去の出来事ではなく、今もなお苦しんでおられるように思いました。私は明日、東京に帰り、そこには自分の生活もあります。これから東北の震災や被災者の方々に対して、具体的にどのように関わっていけるといいのか、残念ながらはっきりとは見えてきていません。それは、自分の力不足なのかと思いますが、せめて今回Gakuvoに参加させていただいた事、知った事、感じた事を憶えていて、これから少しでも新しい行動につなげていく事ができるといいと思いました。

・津波で物が流されている映像を見た後に、周りの風景を見渡してみると、がれきがなくなっていたり、新しい何かが建てられていたりした。あの何もかも奪われた状況から、ここまでくるのは非常に大変なだけでなく、作業することすら辛かったと思う。ただ復興のために動いている人たちがいるのも事実であり、その人たちの辛さや悩みに比べたら、自分の考えていることなんてちっぽけなことだと思った。

・多くの方々の死を無駄にしないために私ができることは、震災がいつ我が身にふりかかってもおかしくないという危機感を持つことや、今回の経験を周囲の人に伝えて、震災を風化させないことだと思います。また、今回出会い、支えてくださった方々がいて、このような貴重な経験ができました。ありがとうございました。

■今後のボランティアに必要なことは

・個人的な事ですが、毎日の活動内容を、しっかりメモして、記録に残しておけばよかったと思いました。

・大学の授業での配布の手続きをして、もっと多くの大学生に知らせていくべき。ボランティア関連の授業がない大学にいるので、知る機会がほとんどないのが現状。

・積極的にボランティア等の活動に参加し、そこで感じたもの、見たものを周囲の人々に発信していくべきだと思う。

■感想

・震災について、写真や資料を目たり、小学校や神社を見たり、被災者の方の話を聞く等、様々な方向から、理解を深める事ができました。それがとても良かったと思っています。

・途中参加や途中抜けが許されないと、参加が難しいケースが多いと思う。夜行発だと参加できる人が増えるのでないかと思った。

・また今後もGakuvoの活動に是非参加させていただきたいです。

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92陣の皆さん、お疲れ様でした!

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