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グローバル・リーダーシップ・プログラム

201609/30(Fri)
 

Alternative Leadership Program in INDONESIA -Culture and Education- 2016/8/30〜9/13

1. はじめに

私はこのプログラムの募集を見つけた時直感でやるべきだ、しなければいけないのはこの夏だと感じました。最初の選考で不参加の知らせが届いた時、目標がなくなりがっかりし、キャンセル待ちをして毎日のようにメールが来ていないか確認していました。8月に入りこれはもう諦めようと思っていた時に、参加できると連絡が来た時は嬉しすぎてガッツポーズをしました。鮮明に覚えています。出発まで日も近く、初めての海外で2週間と短くない期間、不安になる暇もなく急いで慌てて準備しました。そして「多くのことを見て聞いて感じて考えることを常に大切にしよう」と目標を立てました。

2. イスラム教

イスラム教と聞くと口元を布で多い、テロが起こるとイスラムのワードがよく出てくるといった悪いイメージでした。しかし、2日目の宗教ワークショップで歴史や儀式などの説明を聞くとガラッとイメージが変わり、今まで無意識的に偏見を持っていたと痛感しました。プログラムの序盤にインドネシアで多くの割合を占めるイスラム教について知れたのは大変大きかったです。毎日5回決まった時間にどこへでかけていても必ずお祈りをすること、豚肉を食べないこと、左手では握手をしないこと、女性は髪が見えないようにヒジャブを被り家の中でも取らないこと、などホームステイや参加者と一緒に生活する中でワークショップから得た知識が現実で起こっているのを目の当たりにしました。参加者のImamは「正しいイスラム教について知ってほしい」と目標を立てていました。2週間を通じ日本人参加者は誤った情報ではなく、実生活で見て感じた魅力的な宗教について知ることができました。以前のような悪い印象は無くなり、Imamは目標を達成したと嬉しそうに話していたのが印象的でした。

3. 環境ワークショップ

1日目にチョデ川に下見に行った際、子供達がパワフルで私たち外国人に積極的に話しかけてくれたことに驚きました。普段保育園に姪っ子を迎えに行くのでよく小さい子を見ています。日本の子供達は知らない人に敏感で警戒するのを知っていました。それに比べチョデの子供達は言葉の通じない知らない人でも興味津々でコミュニケーションを取ろうとしていて、日本の子供達とは少し違うなと感じました。
3日間の環境ワークショップでは、いかに分かりやすく楽しみながら伝えられるかをポイントに話し合いをしました。年齢層がバラバラで集中力が続かず注目を得ることが難しかったので、説明を短く、長々と話すのではなく写真を見せてインパクトを与えるなどの工夫をしました。
1日目は子供達に様々なテーマの絵を描いてもらい、2日目は3箇所にプラスチックを使ったゲームを用意しゴミを集め分別し子供達に回ってもらうゲーム、3日目はエコブリックを作りました。特に覚えていることは、1日目のワークショップで綺麗な川というお題のチームで、子供達が川にゴミを描いていました。担当の子が理由を聞くと「綺麗な川にはゴミがある」と答えたそうです。それを反省会で聞いたとき、日本人から見てゴミがいたるところにあり汚いと思った場所でも、ここに住んでいる子供達にとってはこの川しか知らないし汚いと思ったことはなく、私たち持っている世界観とは違うと改めて気が付きました。
3日間で子供達に、ゴミを捨てることはよくないこと、ゴミは分別して捨てること、エコブリックという物は有効に使えるなど、新しい考え方が生まれ、子供達自信が情報の発信源となり友達や家族といった身近な人へ話し、環境への意識が変われば、私たちの活動は意義があったといえると思います。

4. 最後に

この2週間を通し、異文化、宗教、インドネシアのライフスタイルなど日本にいるだけでは知り得ないことを、身を以て体験することができました。イスラム教への偏見がなくなり親しみやすくなったこと、ゴミへの関心が薄い子供達に向けたワークショップ作り、話し合いの進め方やアイディアを積極的に出すことなどです。1日目で最初の最初に英語で自己紹介をしたとき、参加者の中で一番英語のヒアリング、スピーキングが劣っていることを感じ自信をなくしやっていけるか心配になりました。しかしせっかくの機会を1日でも無駄にしたくないと思い、同じ部屋だったImamにそのことを相談すると、「Don’t be shy. You try to talk more!!」とアドバイスをもらいました。今までの私は、自分の欠点を見ないふりをしたり強がったりしていました。しかし参加者一人一人尊敬できる仲間だったので、良い意味で開き直って話し合いなどの場では英語が得意なゆずやありさに協力してもらい分からないことがあったときに助けてもらうなど、自分の欠点に向き合い改善するチャンスにもなりました。
今まで日本の出来事にしか興味がありませんでした。日本に帰ってきて後期の時間割を組む際にグローバルに関する講義を選択することや海外のニュースも聞き入るように世界的な視野を持てるように自然になっていました。次はどこの国について、どんな宗教について知りたいといった関心を持つように変化しました。また、勉強が苦手でいかに楽をして単位を取れるかで受講する講義を決め、大学に通っている意味もほとんどありませんでしたが、知識や英語力がないことを痛感し悔しいと思った経験により勉強を仕方なくするから沢山のことを勉強したいと思える私の人生のターニングポイントになりました。
これから、私が感じ得たものを友達や家族に話すことやSNSを利用して多くの人に知ってもらえるようにアウトプットして貢献していきます。この素晴らしいプロジェクトを企画、運営、携わってくださった徳住佳子さん、吉井ひさのさん、Yoana、そしてGakuvoの皆さん。貴重な経験をさせて頂き有り難うございました。


(寺島祐実 東北学院大学経済学部2年)

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