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学生ボランティア派遣

201702/22(Wed)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第151陣 福島県いわき市行き 活動報告

期間:2017年2月10日~2月13日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目: オリエンテーション~高速バスでいわきへ~長源寺~夕食~ミーティング。

2日目: 朝食~富岡町視察~浜風商店街(昼食)~スカイストア視察~銭湯~夕食~振り返り。

3日目: 朝食~サンシャインマラソンのお手伝い(昼食)~夕食~振り返り。

4日目: 朝食~有賀様宅の清掃~オリーブプロジェクト(昼食)~寮の清掃~4日間の振り返り~

アンケート記入~高速バスで東京へ(車内にて夕食)~東京駅にて解散。

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いてる報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

2月10日(1日目)

オリエンテーション後、高速バスで約3時間のいわきへ。

 

いわき到着後、荷物を置き長源寺へ。

長源寺にて副住職の栗山さんに震災当時から現在までのお話を聞かせていただきました。

避難していた方たちの話を聞き、金銭により新たな格差が生まれてしまっているということを初めて知りました。

現地で見て、話を聞いて初めて分かったことなので、これこそ現場でしか分からないということなのだと思いました。

 

あの東日本大震災がもたらしたものの多くは言葉では表現できません。

死者数、行方不明者数、家屋全壊数などの“データ”ごときでは、この福島に与えた影響は反映できません。これまでふつうの関係だった隣町でさえも行政による補助金の影響etcで、被害者内での格差、嫉妬を生んで、目には見えない、そしてデータには示せない部分で被害を受けています。

これは、家でニュースをいくら沢山観ても、いくら大学でボランティア論や震災授業を真剣に聞いても絶対に分かるはずがないと肌で感じました。

 

その後、夜明け市場にある五楽さんにて有賀さんと食事。

寮に戻り、自己紹介とミーティングを終え就寝。

 

「自分と相手は考えていることは違う」このことが今回ボランティアに来て一番衝撃を受けたことである。自分が思っている事と相手が行動したことが違う時、自分の意見を貫き通すのではなく、相手がなぜその行動をしたのか聞くことが相手にとっても自分にとっても一歩前進するきっかけになると思う。

 

 

2月11日(2日目)

朝食後、いわき駅から竜田駅へ。

竜田駅からタクシーで楢葉町、富岡町視察。

 

海の前の更地を見た時、震災前の写真では住宅が密集していたのにもかかわらず、ただの更地になっていて、あそこに住んでいた人はどんな気持ちなんだろうとか、今どう生きているんだろうとか多くのことを考えるきっかけになりました。

 

復興は何かと考えました。

町が元通りになれば復興なのかと言われればそうではないと思います。

やはり、町の形は元通りになったとしても、地震、津波で亡くなってしまった人や、避難せざるを得なくなってしまった人などを含めると、完璧に元通りにするということは出来ないのではないかと思いました。

 

からすや食堂さんにて昼食。有賀さんはいらっしゃることができませんでしたが餃子をごちそうしていただきました。

その後、電車の時間まで久之浜の沿岸を歩きました。

 

いわき駅到着後スカイストアさんへ。

翌日行われるサンシャインマラソンの応援グッズ作りのお手伝いをしました。

銭湯に入った後、夕飯。

寮に戻りミーティング後就寝。

長源寺の副住職様、山内さん、谷口さんとのタクシーでのお話し、オリーブプロジェクトの3.11の頃のお話しから、より鮮明に当時の事を分かりやすく理解することができました。

現状を体感したことで蔓延的な人手不足、原発への不安、課題、人と人同士の見えない課題についても、自分がどのような行動を起こしていけば良いのか考えるきっかけともなりました。

 

2月12日(3日目)

朝食を食べ、いわき駅から路線バスを使いアクアマリンふくしまへ。

いわきサンシャインマラソンで、荷物返却のボランティアをさせていただきました。

(昨年ながぐつプロジェクトに参加した学生が、ランナーとしてマラソンに参加していました!)

いわきサンシャインマラソンや舟生さんの話を見聞きして、懸命に復興に向けて努力を続ける姿勢に心を動かされました。皆さん決して諦めることなく、ひたむきに努力を続ければ、きっと実現に近づくと私も信じています。

 

終了後シャトルバスでいわき駅へ。入浴後、鳳翔さんで食事。

寮に戻り振り返り、ミーティング。

ボランティアに参加し、自分で考え、行動することの大切さ、団結することの大切さなど他にもいろいろなことを学んだ。一番大切だと思ったのが、自分の目で見て、自分の耳で聞くということである。

 

2月13日(4日目)

朝食・清掃後、いわき駅から路線バスを使いオリーブハウスへ。

いわきオリーブプロジェクト・舟生さん指導の下、暗渠に利用する切り枝・枯れ枝等を外へ出す作業、土壌造りしている畑の小石拾いをさせていただきました。

 

今回のボランティアで感じたことの一つに、若い人の力の重要さについてである。

これは4日間お話ししていただいた多くの方が口にしていたことだ。

震災以降、地域に戻ってくる避難していた若者がなかなか戻って来ず、あらゆる状況でそれを理由に困難が生じている。

 

お昼はスカイストア金澤さんがお弁当を届けてくださり、暖かいオリーブ茶と一緒にいただきました。

 

終了後タクシーで寮へ戻り、寮の清掃後振り返り、アンケート記入。 

有賀さんに挨拶後、17:00のバスに乗り東京駅へ。

到着後、解散しました。

 

忘れてはならないのは、被災地一つを取ってみても、すべて状況は異なるということである。災害が多い日本において、ともすると被災地は一括りにされてしまうかもしれない。しかし、東日本大震災、熊本地震では被害、生じている問題が異なるし、岩手、宮城、福島の間でも、福島県内でも地域によって異なる。

そして、それに伴ってボランティア側でもその地域に応じて行動の仕方を考えなければならない。

したがって、柔軟に動くことが求められるし、それは様々な場所を訪れたり、人の話を聞いたりして経験を積まなければならない。その点でも今回のボランティアでは頭で考え行動する事の大切さと難しさ、加えて人の心に寄り添うことの重要性も学ぶ事ができた。

 

ボランティアを通して、人との交流や人との繋がりができるという点も、私がボランティアに参加したいという思いでもあります。

ボランティアで被災地に行き、他の学生と過ごす中で、自分の持っていない力を持った人と話せたり、話を共有できたり、より良い多くの学びができるのでボランティアがすごく好きです。

またこういう場でないと、自分の話をする機会もなかなかないので貴重な時間であり、大切にしていきたい時間でもあります。

これからも、「恩返し」のために、「人と出会う」ために、人と出会って色々なものを「吸収」するためにボランティアに参加したいと思います。

 

いわきの皆さん ありがとうございました。

151陣に参加した皆さん、引率の板倉さん お疲れ様でした。

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