1. HOME
  2. Alternative Leadership Program in Indonesia -Social Entrepreneurship- 活動報告

グローバル・リーダーシップ・プログラム

201704/08(Sat)
 

Alternative Leadership Program in Indonesia -Social Entrepreneurship- 活動報告

日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)は、Alternative Projectと協働し、2017年2月5日~19日に、インドネシアにおけるプログラム「Alternative Leadership Program」を開催いたしました。

プログラムは、インドネシア ジャカルタで開催され、日本からの参加者8名と、インドネシアで募集をしたインドネシア人4名が参加をしました。

1月には、日本側の参加者はGakuvoにて、事前のオリエンテーションに参加をしました。

 

プログラムの目的は、活動を通じて、多様性、主体性、伝える英語を学ぶことです。

多様性:日本からの参加者・インドネシア人の参加者、というチーム内の多様性、また活動場所であるインドネシアという様々な民族からなる多文化社会にて活動をすることから、学ぶことができます。同じ日本からの参加者も、普段は違う大学に通い、またバックグラウンドも一人一人異なることから、その中でも多様性をみることができます。

主体性:このプログラムのメインの活動は、インドネシア人と日本からの参加者の混成チームで、グループワークを行います。バックグラウンドや、ものの考え方、物事の進め方がそれぞれ異なるメンバーで一つのものを作りあげる作業が必要なため、受け身でいるだけではなく、メンバー同士でアイディアを出し合うため、その作業によって、主体性を身に付けることができます。

伝える英語:前述のとおり、活動は日本側の参加者とインドネシア人参加者の混成グループでおこなうため、英語という共通語を使っての活動となります。学校で英語を勉強してきたけれど、話す・聞くという実践の機会がなかなかない参加者が、活動中にグループワークやディスカッションだけでなく、日常の何気ない会話などから、英語に対する苦手意識を取り除くこと、また今後もっと英語をきちんと学びたい、という意欲を向上させることができます。

今回の社会起業家編のプログラムのメインのプログラムは、インドネシアの社会課題を、ビジネスという形で解決をしようとしている社会起業家にインタビューをし、動画・記事を作り、プレゼンテーションをすることです。インタビューを引き受けてくれた社会起業家は、ほとんどが20代~30代の若い起業家。それぞれが、自分の個人的な体験から社会的な課題を見出し、それを解決しようとしている人たちです。

社会課題の解決には、多くの解決方法があり、その代表的なものとして例えば国連などの国際機関、NGO/NPOの活動、行政の働きなどがあげられます。このような機関でも解決ができない社会課題も多く残っており、その課題を解決しようと、ビジネスとして利益を出し、経済的な持続可能性をもつ性質のものが、社会的企業です。

インタビューを引き受けてくれたそれぞれの起業家に、大きな夢があり、課題に真剣に取り組んでいますが、みなさんが生き生きと、楽しそうに働いている様子が印象的でした。一人の起業家からは、学生へのメッセージとして「社会起業家になりたいのであったら、自分が本当に好きなこと、関心があり解決をしたいと思うことを見つけ、それに取り組むことが大切」という言葉をいただきました。

取材を受け入れてくれた企業は以下のとおり

Crowde:貧困率が高いインドネシアの農家への、一般の人からの投資の仕組みを作る会社。クラウドファンディングの仕組みを使った投資サイトを通じて小額から、簡単に投資ができる

 

Du’Anyam:インドネシア東部の島の、現金収入を得る機会がほとんどない女性たちを支援する会社。伝統的な葉を編む技術を使い、モダンなデザインの小物を作成し販売している

 

FingerTalk:聴覚障がい者が働くカフェ・洗車場などを運営している会社。インドネシアでまだまだ少ない障がい者の雇用を創出している。

 

Telapak:インドネシアで蔓延する違法伐採を止め、持続可能な森林活用をすすめる会社

参加者は、意識が高く、社会をよくするために自分になにができるか、を普段から考えている学生たちでした。中には、NGO/NPOの活動に取り組んでいる参加者もいます。インタビューを通じたこの活動を経て、「ビジネスの可能性をみることができた」「将来に対する視野が広がった」という声があがっています。

また、期間中に日本側の参加者とコーディネーターの座談会を行いました。この座談会では、参加者に多様な生き方があることを示し、参加者どうしで自分の考えなどを共有することを目的として開催しました。この座談会を経て、「今までは自分にできることがなにもないと思っていたが、小さなことから着実に行動していくという勇気を得た」「自分のよいところを活かせる働き方を見つけていきたい」などの声があがりました。

最後に、今回参加をした12人のメンバーは、それぞれがまったく違う性格をもったメンバーでしたが、その違いをお互いに受け入れようとする意識があったことから、違いが良い方向に作用し、ダイナミックさがうまれたチームとなりました。グループでのつながり、インタビューを受け入れてくれた社会起業家のみなさんとのつながりから、将来の社会が少しでも良くなるようなアクションがうまれることを願っています。

 

その他の主な活動

  • 宗教について学びあう宗教ワークショップ

  • 歴史地域と宗教施設をめぐるスタディツアー

  • ホームステイ
  • インドネシアの社会起業家の中間支援組織UnLtd Indonesiaによる、社会的企業について学ぶワークショップ

一覧に戻る

PAGETOP