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学生ボランティア派遣

201705/31(Wed)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第158陣 福島県いわき市行き  活動報告

期間:2017年5月19日~5月21日

場所:福島県いわき市

活動内容

1 日目: オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で夕食)~ミーティング

2 日目: 朝食~いわき市草野周辺の防風林にて植樹作業~昼食~スカイストアの紹介~長源寺~夕飯・入浴~ミーティング

3 日目: 清掃・朝食~富岡町視察~浜風商店街~からす屋食堂(昼食)~浜風きらら~寮の清掃~3日間の振り返りとアンケート記入~高速バスで東京へ(車内で夕食)~解散

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

5月19日(1日目)

オリエンテーション後、19時のバスでいわき駅へ。

到着後、そのままミーティングを行い、さらに、全員で158陣の行動指針を「1.見て感じて考える。2.能動的に行動する。3.Share」と決めました。

その後、翌日の行動予定を確認し、役割分担を決め、24時に寮に移動し活動終了。

 

5月20日(2日目)

朝食後、タクシーにてユースホステル跡に移動。

ロータリークラブの方、植樹をするNPOの方等に挨拶して待機。

海岸沿いの黒松の林が津波から人々を守ってきた役割と、それが震災で損なわれている現状についての解説を受ける。約40名の参加者全員でストレッチ体操をして作業にかかり、前半は体力に自信のあるメンバーが倒木の片づけ、残りのメンバーが以前植樹した苗木周りの草刈りを行いました。

休憩を2回挟んで、後半は全参加者で草刈りをしたあと、最後にそれぞれ二本づつ黒松の苗木を植林しました。

自分の植えた松の木が何年後かに立派に育ち、いわきの方が喜んでくれることを楽しみにして活動をしました。また、他団体との交流もあり、人との縁を大切にしたいという思いも強く残りました。

最後に、全体を代表し、サブリーダーが「植林の意味も学べたし、人が集まるとこんな広く作業ができて、つながりを感じました」と挨拶した。

お弁当が配られて解散となるが、Gakuvoメンバーと有賀さんでその場で昼食。

全員が有賀さんに自己紹介し、有賀さんからのお話も伺いました。

松の木の植樹の活動では、地域の人たちの前向きな姿や、有賀さんのお話の中にあった“一人を助けることから始めることが大切で、一人を助けるとそれが連鎖的に広がり、多くの人を助ける。”という言葉がとても印象的で、どんな事があっても“前に進む力”があれば何とかなることを有賀さんのお話しから感じ、人間性や人という生き物のすばらしさに気づけました。

 

有賀さんの「皆が思っているほど落ち込んでいない」「どんな状況でも頑張ればなんとかなる」という言葉が印象的だった。

 

改めて感じたことは、「人の繋がりの大切さ」です。

人の心は、人の心で満たすしかないと思いました。

 

植樹した場所よりタクシーでスカイストアに移動し、オリーブパスタなどを学生たちがお土産に購入。

その後、長源寺に移動。

栗山さんより、震災当時のお話を伺い、その後、寒い避難所での動けない苦しみや、プライバシーのない空間での苦痛を座禅を通して体験。

 

長源寺でのお話は、ニュースや学校では教えられず、実際に現地に行かないと分からないような話を聞くことができました。

地元市民の声を聞く大切さや、全員が良い方向になるルールを作ることの難しさを感じました。

長源寺を後にして、夕食および入浴のための自由時間。

その後、5名ずつ二組に分かれてワークショップ形式で、これまでの振り返り。

翌日の行動予定を確認、寮に移動し23時で活動終了。

 

ロールプレイングでは他の人たちと考えが類似している事が多かったが、時々全く違う意見や、全く論点が異なった意見があり、新鮮に感じる反面、深く考えさせられた。十人十色の意見があると実感した。また、将来の夢や、人それぞれ大切にして生きている事に関連付けた意見は、聞いていてとても興味をそそられて勉強になった。

 

今、福島に必要とされているボランティアはガレキの撤去等、労働力を充足させるよりも、被災者の心に寄り添い、心の不安を解消する人材が求められていると感じた。

 

5月21日(3日目)

朝食、清掃を終え、7時30分出発。

7時50分のJRで竜田駅に移動後、楢葉タクシーにて視察。

今回の運転手さんは松本さんがジャンボタクシー、アメリカ出身の目黒さんが普通のタクシーを担当してくださいました。

いわき市など大きな地域の修繕は終わっているが、原発付近、北部へ行くほど人は少なく、道路は整備されているけれど家は壊れたままの地域も多くみられた。復興段階なんだと感じました。

視察は、竜田駅~天神岬~富岡廃棄物処理施設(*)~富岡駅周辺~パトカーの碑~夜の森桜並木(*)~夜の森駅~第二原発西門(*)~JAEA(*)~オフサイトセンター(*)~Jビレッジ(*)~浜風商店街と移動した。(*は車中から)

(天神岬公園)

(富岡駅周辺)

(浜風商店街)

視察終了後はからす屋食堂にて昼食。

有賀さんから、餃子の差し入れも頂きました。

食事を終え、浜風きららの会議室で高木さんのお話をお聞きしました。

記念撮影をして浜風きららを後にし、久之浜駅に移動。

自分が想像していた以上に復興がまだまだで、片付けもまだまだでしたが、住民の方々は前向きに取り組んでいると感じられました。

 

寮に戻り、各部屋の清掃を済ませて振り返りを行い出発。

今までボランティアと言ったら、身体を動かすものだと思っていました。

しかし、その前に目の前の人を支えることを大事にする。小さなことでもただひたすらに相手の気持ちを考えることも大事なんだと思います。目の前の一人を支えることで、その人の周りの人を支える行動になるのだと学んだ。

 

現在の復興で一番大切なことは、震災によって変化した地域社会を再生、再構築することであると思うようになった。また、これのための活動が不足しているとも感じた。

私が伝えるという場面で、現地の人のポジティブで前向きに進んでいる現状を伝えたいと思いましたが、反対にネガティブに捉えている方もいますし、情報を受け取る側でも震災や復興に対してポジティブな考え方や、ネガティブな考え方の両者がいます。私は今回の活動に参加したからこそ、両者の意見を受け入れることができます。そのことを配慮した上で伝えていくべきだと思います。

 

一定の達成感を得た私たちは地元に戻り、翌日からまた今まで通りの生活に戻るわけだが、被災地の方たちには、地震、津波の痛手は今後もずっと続くのだと考えると、この活動がただ「いい経験をさせてもらった」「地震、津波の恐ろしさがよくわかった」などという感想だけで、過去の単なる思い出として終わってしまうようなことがないようにすべきである。

 

一番印象に残っている事は、「福島の人々、復興に向けて活動されている方々の人の力」です。

参加する前までは、被災地の現状や人々の持つイメージは、暗くて寂しくてネガティブなものだと思っていました。しかし、今も解決していない様々な問題と人々は直面しているけど、そんな状況から芽生えた人の力が一番印象的でした。

今回の活動を通じて得られた教訓は3点ある。

「伝聞ではなく、自分の目で見、聞いて感じることを大切にすること」「被災者を始め、他者の気持ちを汲み取ること」「被災地と関わりあい続けること」である。

被災地との関わり合いは、ボランティアに固執する必要はなく、観光で訪れ、現地の特産品を購入すること、SNSなどを通じてつながり合うこと、募金活動などの支援活動など、その方法は無限にあると思う。

とにかく、被害があったことや復旧・復興の歩みがあることを忘れてはいけないし、他者に対しても、意識のうちに留めておくよう働きかけをしていきたいと思う。

ほぼ予定通りに到着し、証明書を授与して解散しました。

いわきの皆さん ありがとうございました。

158陣に参加した皆さん、引率の小寺さん、お疲れ様でした。

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