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大学との協働プログラム

201407/30(Wed)
プログラムレポート

【災害ボランティア】追手門学院大学「陸前高田うごく七夕まつり・川原祭組」支援プロジェクト・寄附講座「人間学演習」の開講

2012年度からスタートした追手門学院大学との協働事業は、「陸前高田うごく七夕まつり・川原祭組」支援プロジェクトと、半期での寄附講座「人間学演習」を実施している。

■「陸前高田うごく七夕まつり・川原祭組」支援プロジェクト
東日本大震災による津波で、岩手県陸前高田市は壊滅的な被害を受け、今なお、コミュニティが崩壊している。本プロジェクトでは、このような状況の中、分断されたコミュニティを早く復活させ、明日への希望を見出すためには、長年培ってきた故郷の暮らしの中で、その地域の人々が大切に受け継いできたお祭りに対して支援することが重要であると考え、継続的な支援を行っている。地域の伝統的なお祭りは、絆を強め、心をつなぐものであるからだ。
このプロジェクトでは、被災地の若者と学生らを交流させ、地元住民とのネットワークをどのように構築すればよいかを学び、支援を一過性のものでは終わらせてはならないと考え、7本のプログラムで構成されている。
まずは、被災地から遠い大阪でもできる支援として、山車の飾りつけの事前準備に参加することから始まる。御簾に使用する和紙製「アザフ」を折ることと、山車に付けるぼんぼりに使用する和紙製「花」の作成を行う。次におよそ1カ月間の集中講義を受講し、本番のまつりに参加する。一方、規模は小さいものの、毎年、成人式に行われる秋葉権現川原獅子舞にも少人数の学生を派遣している。
さらに、振り返りや事後学習を行い、パネルなどを作成し、本プロジェクトを学内外に周知し、多くのボランティア活動への参加を促している。その一環でもあるが、大阪府茨木市で行われる鼓動初めに川原祭組を招聘し、茨木市民の東北支援への動きを恒常化させる一翼をも担っている。

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■寄附講座「人間学演習」の開講(ハンセン病者の人生に学ぶ)
ハンセン病は近現代の日本において予防政策の対象とされ、病者や家族は隔離政策から多大な影響を受けてきた。2001年のハンセン病訴訟判決ではそのような国の政策のあやまりが認められ、病者たちは賠償を受けた。
本授業では、ハンセン病を単なる生物学的視点で捉えるのではなく、政策(=制度)とそれがもたらした病者や家族に対する「被害」の具体的内容とともに、そのような過酷な現実の中において強く生きのびてきた人々の生のありようについて、ハンセン病を経験した方々、療養所関係者の声、歴史学研究者の解説等を通してあきらかにしていく。
また、ハンセン病問題についておおよそのことを知ったのちに、岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園を訪問し、講義だけでは理解できなかった「現場」のありようを感じとる。この過程を通して、国内外の病気と人権の問題、感染症への態度、極限状況で生きる人間の強さなど、人間の生・生活・人生をめぐる多様な側面について考える機会となっている。

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