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学生ボランティア派遣

201706/24(Sat)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第159陣 福島県いわき市行き  活動報告

期間:2017年6月9日~6月11日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目: オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で夕食)~ミーティング

2日目: 朝食~オリーブプロジェクトにて作業(除草作業~支柱打ち込み作業~葉摘作業)~昼食・松崎さんのお話し~長源寺~夕飯・入浴~ミーティング

3日目: 清掃・朝食~楢葉町富岡町視察~浜風商店街~からす屋食堂で昼食~浜風きらら~3日間の振り返り~寮の清掃~自由時間(アンケート記入)~スカイストアにてお土産購入~高速バスで東京へ(車内で夕食)~東京駅にて修了式後解散。

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

6月9日(1日目)

オリエンテーション後、19時の高速バスでいわき駅へ。

宿泊場所に到着し、5名のグループ二つに分けて、「被災地について知っていること、知りたいこと」を話し合い、それぞれ行動指針を決め、終了。就寝。

今回の参加にあたって、どうしても聞いておきたいことがありました。

それは私の住む東京で、どうすれば地震への関心を高めることができるのかということです。

近年、震災への報道も減り、時間も経って関心も薄れてきています。

東日本大震災への関心を高めることで、地震への関心を高める事に繋がるのではと考え、今回参加することで、そのヒントを得られるのではないかと思いました

 

6月10日(2日目)

朝食後、オリーブ畑へ向かい、午前中は5名ずつ2班に分かれて、1班は除草作業、残りの1班は、真っ直ぐ伸びていないオリーブの幹を矯正するために支柱を打ち込む作業に従事しました。

単なる草むしりではなく、鎌を使って抜根をするように指導を受けて、特に力の弱い女性陣は苦戦しながらも、作業を進めました。

 

昼食は、お弁当を届けて下さった松崎理事長を囲み、一人づつ自己紹介をしながら美味しいお弁当を頂きました。

午後からは雨が降り出したので、テントの中で葉摘み作業を行いました。

16時まで作業をして約4Kgの葉を摘み終えました。

風評被害も深刻な福島の方々が、放射性物質に強いオリーブを作ろうと考えついたのは、すごい名案だなと思いました。

 

オリーブ畑での作業を終了し、長源寺に移動。

お話しを伺ったあと、震災当時の寒い避難所での動けない苦しみや、プライバシーのない空間での苦痛を約20分間の座禅を通して体験しました。

まだ問題点がたくさん残っている。

例えば、何年経っても住むのにふさわしくない土地はあるに違いない。

福島第一原子力発電所の30Kmというゾーン以外に住んでいる方は、政府からお金がもらえないと言われている。そのため、妬む方が現れるのは不思議ではないと言えるだろう。

 

やはり当事者以外は他人事にしか思わない現状が残酷で悲しいですが、それで終わらせず、同事の心を1番大切にし、傾聴しなければ復興は出来ないと痛感しました。

 

自分の家が流され、家族の安否も分からない、そんな人々にどんな言葉をかければいいのか、傾聴、同事の大切さ、被災者のコミュニティに入ることの難しさ、1人で頑張ってもほとんど何も変えられないこと、いろいろな事を学びました。

 

その後、入浴および夕食を済ませ、ミーティングを行いました。

今日1日の活動の振り返りや最終日1日をどう行動するかについて話し合いました。

久之浜の映像を見ながら翌日の行動予定を確認し、活動終了しました。

 

6月11日(3日目)

朝食の準備と後片付けを行い、清掃をし、JRで竜田駅に移動。

楢葉タクシーにて視察を開始。

富岡駅周辺の未だ残る被害住宅を見て、パトカーの碑についた時に、ちょうど富岡警察で行方不明者の捜索に当たっている警察官の方々が黙祷・献花する祭礼のタイミングに巡り合い、一緒に黙祷し、警察の方から直接お話も伺うことが出来ました。

祭礼の中で「当管区内行方不明者45名の捜索に全力を挙げる」とのリアルな話を聞いたことでさらに参加者も印象が深まったようでした。

被害を受けた住宅を自分の目で見て、2011年に自分の家などを失った方々の苦しみや悩みが少し理解できたと思う。

パトカーの碑の前ではちょうど月命日だったということもあり、警察の方々が花をお供えしていました。

震災から6年が経ち、ニュースになることがなくなっても、被災者、遺族の方にとっては未だに心に深く残っているんだということを痛感しました。

 

視察後からす屋食堂に移動し、昼食。

有賀さんから餃子の差し入れをいただきました。

食事を終え、浜風きららの会議室で高木さんのお話を伺いました。

6年経ってやっとこの状況にできたとおっしゃっており、自分のことではなく周りの人たちがもう一度戻って来てくれるために、再びこの町に灯りを灯そうという考えにとても感動しました。

 

いわき駅に移動し、寮に戻り全員で振り返りミーティング。

終了後は、寮の清掃をしました。

私は将来、公務員という住民に近い立場から、地震への啓発をしていけたらと考えています。多くの住民の防災意識を変えることは難しいかもしれないけれど、ごくわずかの人は防災への関心を持ってくれるかもしれない。まずは、そういった人を増やしていくことが必要であり、そのための情報提供を根気強く続けていくことが重要なのだと思いました。

 

私が印象に残っているのは、地震や火事、津波、原発事故の被害を受けた所に住んでいる、または働いている方々です。

自分達が被災して辛いはずなのに、私たちボランティアを温かく笑顔で迎えて下さいました。このことを受けて、私たちがボランティアとして被災地に来るだけでも「震災の事を忘れていないんだ」ということを被災者の方々に伝えることになり、現地の方々を元気づけられるんだと感じました。

 

印象に残ったことは、私たち若い世代の人たちが、現地の方の話など現状を、実際に体験したことを、みんなのスピーカーとなり伝えていくということです。このことは、現地に来てボランティアをするだけということよりも大切な本当の「復興」の意味だと思いました。

 

このプログラムに参加できたのが本当に嬉しい。今回のプログラムのお陰でボランティアは大事な存在なのではないかと、更に強く感じられるようになった。

 

今回のチームながぐつプロジェクトに参加して、すべての活動で東日本大震災の事を常に考えて行動することができました。色々な人々が笑顔で暮らせる街にすることが復興だと思いました。

 

その後、アンケートの記入時間も含めて自由時間をとり、各部屋の清掃を済ませて寮を出発。

スカイストアに移動しお土産を購入しました。

いわき駅より18時の高速バスで帰京。

ほぼ予定通りに東京駅に到着し、証明書を授与して解散しました。

いわきの皆さん ありがとうございました。

159陣に参加した皆さん、引率の小寺さん お疲れ様でした。

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