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学生ボランティア派遣

201707/04(Tue)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第160陣 福島県いわき市行き 

期間:2017年6月16日~6月18日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目: オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で夕食) ~ミーティング

2日目: 朝食~ビニールハウス設営手伝い・受粉作業(昼食) ~長源寺にて坐禅~銭湯・夕食~振り返り

3日目: 朝食~富岡町視察~浜風商店街(昼食)~3日間の振り返りとアンケート記入~

高速バスで東京へ(車内で夕食)~東京駅にて解散

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

6月16日(1日目)

日本財団第二ビルにてオリエンテーション後、東京駅からバスに乗りいわきへ。

いわき到着後、寮にて自己紹介とミーティングをしました。

 

6月17日(2日目)

朝食後、いわき駅北口からタクシーに乗りフェイジョア畑へ。

ゆうゆうファームで丸山さんからフェイジョアの説明をしていただいた後、作業開始。

男性はビニールハウス用の骨組みにビニールを張る作業、女性は受粉作業をさせていただきました。

男性6名は(4m×25m)のビニールを丸山さんの息子さんと従業員の鈴木さん、山田さん指示のもと午前3枚午後3枚計6枚、予定通り張り終える事ができました。

女性4名は丸山さんの奥様と一緒に、午前、午後とも受粉作業。

いろいろなお話を伺う事ができたそうです。

昼食はスカイストアさんのお弁当と奥様が作ってくださったお味噌汁ときゅうりの塩漬けをいただきました。

午後の休憩では、丸山さんからアイスの差し入れをいただきました。

作業が予定よりも早く終わったため、タクシーまでの時間に除草作業にも携わりました。

私はこのボランティアに参加する前は、福島の農作物の風評被害について自分が何かしなくてはと考えていました。しかし、復興へ向かうのは被災者自身というお話を聞いたり、フェイジョアの花まで活用するなどの様々な工夫を知って、自分は社会問題に対する当事者の方の取り組みにあまり目を向けていなかったのではないかと思い始め、自分の想像する当事者像と、その人のために何かしたいという思いに縛られ、視野を狭めていたと思います。

 

地元の方とお話をしながら作業をさせて頂くことで、誰に何と言われようと、目の前にやるべきことがあり、目の前に喜んでくれる人がいて、自分も知識だけでない繋がりを得ることができたことに気づきました。

 

イベントなどでフェイジョアを販売している時にも、試食はするのに「福島産だからいらない」とはっきり言って買っていかない人がいるということを聞き、丸山さん達は、風評被害はずっとなくならないだろうから求めてくれる人たちが買ってくれればいいとおっしゃっていました。風評被害、経費の問題と様々な苦労の中でフェイジョアを栽培している事が分かり、現地に行ったからこそ知ることができたことだと思いました。

 

ゆうゆうファームでの作業終了後は、タクシーで長源寺へ移動。

東日本大震災のお話、熊本、岩泉などの災害でのお話などを伺い、坐禅体験をさせていただきました。

質疑応答の時間では、学生から様々な質問がでました。

長源寺の和尚さんのお話から、震災後の情報通達システムの欠落、不届き、ガソリンの不足などの問題があったことを知りました。

 

被災者に寄り添うボランティアとは何かということを感じながら、頭ではわかっていながら、直観的に疑問に思っていた「よそ者にできること」がきっとあることを実感しました。

 

人々が持っている悩みも一人一人で異なり、そうした環境の中で「本当に正しい情報」というものが何であるかを判断することの難しさを感じました。

 

待避所に避難している人たちの話をしっかり傾聴すること。相手の気持ちを考えながら耳を傾けることが大切だと教えてもらいました。

 

今回一番心に残った言葉は、「問題を解決するのは、支援者ではなく被災者」という言葉です。

私は、ボランティアとは一体何なのか理解できていませんでしたが、困っている人が自分で問題を乗り越えていくお手伝いをさせて頂くことなのでは・・・と自分なりにつかめました。

 

その後、銭湯。3グループにわかれてそれぞれ夕食をとりました。

寮に戻り、振り返り、翌日の予定確認をして就寝しました。

 

6月18日(3日目)

朝食後掃除を済ませ、いわき駅から竜田駅へ。

竜田駅からタクシーで視察しました。

①天神岬公園(降車し20分)

②富岡駅周辺(降車し15分)

③パトカーの碑(降車し15分)④夜ノ森駅周辺(降車し5分)

⑤福島第二原子力発電所(車中から視察)

⑥楢葉遠隔技術開発センター(車中から視察)

⑦Jビレッジ(車中から視察)

⑧浜風商店街

運転手さんからは、以前勤めていた除染作業の仕事内容や、被災経験のお話を聞かせていただきました。

視察終了後は、からすや食堂さんにて昼食。

有賀さんはいらっしゃることができませんでしたが、餃子をごちそうしていただきました。

私が感じたことは、勝手に安心してはいけないこと。常にどんな危険があるのか、自分が被災した時にどう動き、避難するか、備蓄はあるのか等の対策をすること。

浜風きららにて高木さんより10分ほど浜風きららをつくった経緯などのお話を伺い、いわき駅到着後スカイストアさんで買い物。

寮に戻り、清掃後振り返りとアンケート記入をし、18:00のバスに乗り東京駅へ。

到着後、解散しました。

震災などで情報が正しく伝搬されない状況では、速く届いた情報=正しい情報という図式が構成されるという話に衝撃を受け、復興のみを考えるのではなく、次に大きな震災が発生した際の防災対策といった広く災害を捉える視点が必要であると思いました。 

新たに街を作り直すにも、どうすれば被害を少なく出来るか多くの意見があるのだと分かった。防波堤を建てるにしても、高くするという意見や、それが壊れた時に被害は大きいだろうし、波が見えないことへの恐怖、判断が難しくなる可能性があるといった話を伺い、街を作り直す難しさについて学んだ。

板倉さんと山本さんからは、「ボランティアの在り方」を学び、お二人の気づかいの細かさ等から自分を見つめ直そうと思いました。

グループの皆さんからは、チームワーク、コミュニケーション、リーダーシップ、また意見を交換する大切さと面白さを学びました。

様々な参加動機の人達と、意見交換をすることで、同じ出来事でも異なる視点からのものの見方に触れることで、その出来事に対する自分の考えを深く掘り下げたり、価値観の幅を広げることができました。

今回の経験を通して、私は正しい情報や自分の目で見て思ったことを言葉に上手くまとめて、多くの人に発信しようと思いました。

建物は解体して新たなものを作ることができますが、人の心はそんなに簡単に変えられないと思うので、時間がかかってもしっかりとケアしていくことが大切なのだとおもいました。

失敗をすることで成長できるという実感を今回の活動を通して学ぶことができました。

 

いわきの皆さん ありがとうございました。

160陣に参加した皆さん、引率の板倉さん、山本さん お疲れ様でした。

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