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学生ボランティア派遣

201709/12(Tue)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第164陣 福島県いわき市行き

期間:2017年9月1日~9月4日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目:オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で昼食)~長源寺~夕食~入浴~振り返り

2日目:朝食~富岡町視察~旧浜風商店街~昼食~オリーブプロジェクト~入浴~夕食~振り返り

3日目:朝食~四ツ倉にてお祭りのお手伝い(昼食・夕食)~入浴~振り返り

4日目:朝食~ご本家の掃除~オリーブプロジェクト~昼食~4日間の振り返りとアンケート記入~

高速バスで東京へ(車内で夕食)~東京駅にて解散

 

9月1日(1日目)

オリエンテーション後、13時発の高速バスでいわきへ。

17:30長源寺へ伺い、栗山副住職より震災当時のご自身と家族の状況や、ボランティアとして携わっていた時の事などを詳しく伺いました。

その後、震災当時寒い避難所での動けない苦しみやプライバシーのない空間での苦痛を、座禅を通して体験しました。

和尚さんのお話で「傾聴」という言葉が心に残りました。

傾聴することによって、言葉の意味だけではなく、相手の心の思いまで知れるのではないかと考えたので、これからできるようになりたいと考えた。

 

今、たくさんの人々が行き来するいわき駅も、当時は人っ子一人いない状況で、水の出る場所、コンビニ、ガソリンのみに人は集まりました。和尚さん自体被災者なのに、ボランティアを朝から晩まで無償で活動していたのはすごいなあと思いました。自分も辛いはずなのに。

栗山さんからは、“被災者のニーズに応えることが大事”“傾聴する心”を持つことが大切だと教わりました。

 

夜の振り返りでは、今回の陣の目標を「現地の方、そしてメンバーとの心のつながりを大切にする4日間」に決め、明日のスケジュールを確認後、23時終了。

 

9月2日(2日目)

6時半からの朝食をすませて、JRいわき駅から竜田駅へ移動。

ジャンボタクシー2台に分かれて、約3時間の視察へ。

視察ルートは、①天神岬公園(降車し約20分)②富岡町毛萱焼却場(車内から視察)③富岡駅周辺(降車し約15分)④パトカーの碑(降車し約15分)⑤旧富岡商店街街通り(車内から視察)⑥夜の森通り(車内から視察)⑦夜の森駅(降車して約5分視察)⑧福島第二原子力発電所入り口(車内から視察)⑨楢葉遠隔技術開発センター(車内から視察)⑩旧浜風商店街

大きな災害から二次災害まで、それを全て取り除き元あった活気を取り戻すには、本当に時間がかかることで、この先も様々な問題が復興の弊害となって、この先も何年も続くのだろうと感じました。

特に印象に残ったお話は、福島県はもともと産業が少なくてあまり栄えていなかったため、産業を発達するために立地条件がよかったため原子力発電所を作って、それを機に産業が活発になって飲み屋とかも人も増えて町が活性化したと聞きました。

原発が原因となって、地震で放射線の影響がでたと知り、何とも言えない気持ちになりました。

 

私が一番印象に残っている話は、被災者の家に泥棒が入るという話だった。

こんな悲惨な事が起こっているにも関わらず、その人の家から金品を盗むのはなぜなのか。

自分も被災して、生きることに必要になった結果盗んでしまったのか、それともチャンスだと思って盗みに入ったのかは分からないが、不幸な人をどれほど不幸にするのだと思った。

 

福島の復興には、まだ時間もお金も人材もアイデアなどもたくさんの物が必要であった。

地元に戻ってから、他の人に福島の事を伝えることで、福島への理解を促すことができるかもしれない。その時にも、自分だけの偏った考えになっていないか、自分の考えを見返す必要がある。

8/31で営業終了となった旧浜風商店街にお礼のご挨拶を兼ねて伺うと、スガハラ理容室のお母さんが笑顔で出迎えて下さって、手作りの杏仁豆腐を振舞ってくださいました。

「今まで足を運んでくれて有難う。新店舗にもぜひ立ち寄ってね」お母さまの言葉に、胸が熱くなりました。

自分達ができる支援として、ボランティアだけではなく、再び福島というこの地を訪れることも支援であり、復興の力になるということを学びました。これは今回のボランティアにおいて、たくさんの方々と関わる中で「また来てね」という言葉を多く耳にし、自分が福島を忘れず、そしてまた訪れることが人々の力になると思ったからです。

 

このボランティアで、ひとつの目標がありました。

“交流”という言葉を大切に、出会う人全ての人に感謝の気持ちを持ち、また色んな話を聞かせて頂くことにも感謝し、人と触れ合うことを大事にしていました。震災当時のお話、今の暮らしに対してのお話等、とても貴重な話を聞くことができました。

JRにていわきに戻り、タクシーで約10分のオリーブハウスへ。

到着後「ガクボオリジナル弁当(オリーブ麵入り)」を美味しく頂き、オリーブの樹木周りの雑草抜きと備品・機材の整理整頓の作業に取り掛かりました。

曇り空の下、休憩をはさみながらの約3時間半はかなりきつかったと思いますがやり遂げました。

18時に作業を終えて約3時間の自由時間をとり、2日目の振り返りを行い23時に終了。

 

8月20日(3日目)

朝食をすませて、JRにて約10分の四ツ倉へ。

3回目の開催となったお祭り「四ツ倉新町歩行者天国」でのお手伝いに終日携わりました。

11時すぎに到着後、すぐに会場設営のお手伝いに取り掛かり、12時からはクイズラリーの受付・本部でのクイズラリーの答え合わせと景品の贈呈・会場警備とステージ進行のお手伝いをしました。

学生たちは積極的に行動し、訪れて下さった方々に笑顔で声掛けをし、地元の皆さんのお話に耳を傾けていました。

ステージイベントのかき氷早食い大会では、子供達に交じってガクボのメンバーが飛び入り参加し、イベントを盛り上げていました。

最後のフィナーレを飾る「四ツ倉音頭」では、前日からの練習の成果を発揮し、地元の皆さんと輪になって3回踊りました。地元のお母様方から「学生さん達が、四ツ倉音頭をしっかり練習してきてくれたことが嬉しい」「みんなすごく上手で、びっくりしました!!」との声も頂きました。

お祭り終了後の片付けでは、昼間の炎天下での活動の疲れを感じさせないほどテキパキと動き、会場内のテントと椅子の撤収、ゴミの収集など、予定よりも早く終わることができました。

時間内に片付けようと声を掛け合い、走りながら作業を進める学生たちの姿に、意識の高さを感じました。

21時半過ぎにいわきに戻り、歩いて約10分の銭湯へ。

四ツ倉歩行者天国イベントでは、この地域と何の関わりもなかった第3者の自分を温かく受け入れてくれる地域の人々が素敵だと思った。

人と話すの苦手だけど、寄って来てくれる子どもたちや、見守っている大人や、スタッフの人も笑っていて、その笑顔でいる一瞬一瞬が本当に大切なんだなぁと感じた。

人の心は分からないけれど、その裏にも様々な過去を背負っていて、それでも「今」笑っていられること、大事だなぁって。

当たり前と思っていること、当たり前に明日も出来ることって、本当に幸せなことと思う。

23時過ぎからの振り返りでは、今日、四ツ倉での一日を通して思ったことを発表し、0時に終了。

 

9月4日(4日目)

7時半からの朝食後、掃除を行いました。

この日の活動は、いつも美味しいお弁当を作って下さるスカイストアさんの移転に伴う作業ということで、男子は旧スカイストア店内の備品・荷物の搬出と新店舗への搬入。

女子は新店舗(社員寮の1階)の開店に伴う社員寮の大清掃と、備品・荷物の搬入のお手伝い。

連日の疲れが溜まっている中、疲れた表情は見せずに一生懸命丁寧に作業をしていました。

休憩時間には、スカイストアさんよりクッキー・ゼリーなどの差し入れを頂き、13時に作業を終えて昼食。

14時から最後の振り返りをし、その後アンケート記入時間をとり、17時発のバスで東京へ。

予定よりも少し早い20:20頃に東京駅に到着し、笑顔で解散しました。

 

プロジェクトを終えて今感じることは、実際に自分の身で体験したことしか深く知ることができないということだ。

今までメディアの報道を見て、それが全てだと無意識に思ってしまっていた。

でもメディアから得る情報と 実際に現地に行って得る情報や感じる印象は大きく異なる。

今回初めて被災地に行ったことで“生きた声”を聴けたと思う。

実際に地域の方と対話したことはすごく心に残った。

 

活動後、事後の時間をどのように使うのかが大事だと思っているので、周りの人に自らが発信源となり伝えていきたい。

復興に対して、他人事に思ってほしくなくて、まずは今の現状を知ってもらって、それから少しでも多くの人がこういったボランティアに参加して問題意識を高めていければいいと思っています。

 

いわきの皆さん ありがとうございました。

164陣に参加した皆さん、引率の宮崎さんお疲れ様でした。

 

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