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大学との協働プログラム

201710/24(Tue)
プログラムレポート

ツシマヤマネコ交通事故対策ボランティア活動報告in対馬(大正大学)

絶滅危惧種であり対馬固有種であるツシマヤマネコについての保護活動は、現在の生息数が70から100頭(推計)と非常に少なくなってきているため、対馬島内でさまざまな保護活動が実施されています。そこで大正大学ではツシマヤマネコの減少原因の大きな割合を占めているひとつである交通事故に着目し、この交通事故対策を行うことを中心として、ツシマヤマネコの保護活動の最前線を学びながら、ツシマヤマネコと共生できる地域づくりについて考えることを狙いとし、2017年9月5日~9日の日程で、対馬市でボランティア活動を行いました。この活動は、Gakuvoとの協働プログラムとして実施しました。

交通安全キャンペーン活動

ツシマヤマネコがよく出現する地域や、これまでにツシマヤマネコの交通事故が発生している場所で、ドライバーへの意識啓発を目的とした交通安全キャンペーンを行いました。2日間あわせて、通行した約450台の車両に向けての啓発活動となりました。

カルバートの整備・清掃作業

ツシマヤマネコが移動できるように設置された道路下のカルバートの整備と清掃作業も行いました。なかなか大変です。また周囲には予想していた以上に捨てられているビン類や缶類が多くて、その回収作業も大変でした。

道路沿いの整備・清掃活動

ツシマヤマネコの看板が設置されている場所などの整備・清掃作業を行っています。右下にはヤマネコ型看板もあって、よく見えるように草を刈りました。

交通標識の点検・確認作業

設置されてからしばらく経った場所では、看板が見えづらくなってきています。そこで看板周りに繁茂した植物を取り除いたり、排ガスで汚れが目立つ看板を清掃したりするなどして、改めてよく交通標識が見えるような作業を行いました。

レンタカーショップへの交通事故対策防止のチラシ配布

対馬にやってくる前に作成した、レンタカーショップの利用者に対する意識啓発のためのチラシを、各レンタカー会社の営業所を訪問して、配布してもらうようお願いして回りました。対馬市内の全部のレンタカーショップに、学生が作成したチラシを置くことができました。

  

チラシは、日本語版・韓国語版・英語版と、三種類作成しました。特に対馬市には韓国人の観光客も多く、レンタカーを借りる外国人もいるため、いままで意識啓発をできなかった人たちを対象とすることを今回の目的と位置付けました。

レンタカーショップ以外にも、韓国人の観光客も多く訪れる食堂にもチラシを貼ってもらうことができました。

野生順化センターの視察

いずれ行われるツシマヤマネコの野生復帰に向けて、現在準備が行われている野生順化センターを特別に見学させていただきました。国と自治体が協力し、野生復帰に向けた作業を行っていることをよく理解することができました。

今回のボランティア活動は、大正大学人間環境学科3年生「自然保護/野生生物保護ゼミ」の実践の場として、ゼミの有志一同が行ったものです。環境省対馬野生生物保護センター、厳原自然保護官事務所、対馬市役所など、さまざまな団体がこのボランティア活動に協力していただきました。特に対馬野生生物保護センターには、活動全般および生活面にわたり、大変お世話になりました。どうもありがとうございました。

対馬市現地での活動は終了しましたが、この後、大正大学の学園祭(11/4-5)でこれに参加した学生による発表と都市部でのツシマヤマネコ保護の啓発の場をもちます。引き続きツシマヤマネコの保護のためにできることを考えて、実践していきたいと思っております。

(文責:大正大学人間学部人間環境学科有志)

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