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学生ボランティア派遣

201711/04(Sat)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第165陣 福島県いわき市行き 

 

期間:2017年9月13日~9月16日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目:オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で昼食) ~ミーティング

2日目:朝食~ゆうゆうファームにて農作業 (昼食) ~オリーブプロジェクト見学~

長源寺にて坐禅~銭湯・夕食~振り返り

3日目:朝食~すかいストア片付け(昼食)~自由時間(銭湯・夕食)~振り返り

4日目:清掃・朝食~富岡町視察~浜風商店街~からす屋食堂(昼食)~浜風きらら~

清掃~4日間の振り返りとアンケート記入~高速バスで東京へ(車内で夕食)~

東京駅にて解散

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

9月13日(1日目)

日本財団第二ビルにてオリエンテーション後、東京駅からバスに乗りいわきへ。

いわき到着後、自己紹介とミーティングをしました。

 

9月14日(2日目)

朝食後、いわき駅から丸山さんの車とタクシー2台でゆうゆうファームへ。

ファーム内のハウスなどを案内していただき、説明を受けたあと3つのグループに分かれて作業に入りました。

1つ目のグループは骨組みだけの状態のハウスのビニールを覆い、中を片付けて肥料をまくまでの作業。

2つ目のグループはビニールハウス周りに防草のためにマルチと呼ばれるシートを設置する作業。

3つ目のグループは農場内の枯れ枝等を集めて燃やす作業を行いました。

途中、丸山さん御夫婦のこれまでの取り組みのお話を伺い、昼食はすかいストアのお弁当を頂きました。

当初の予定より30分早い16時でゆうゆうファームの作業を終了し、今回作業はありませんでしたが、オリーブプロジェクトの畑を15分程見学させて頂きました。

「たいそうなことはできないけど、小さなことでいいから出来ることをする」というのが、ボランティアをする際必要な心構えではないかと今考えます。

 

タクシーで長源寺に移動し、栗山さんより震災当時の避難所での活動や現在の状況等のお話を伺い、その後震災当時の寒い避難所での動けない苦しみや、プライバシーのない空間での苦痛など坐禅を通して体験しました。

 

住職の栗山さんが、是非福島の事を地元でアピールするスピーカーになってほしいという言葉が心に残っています。フェイジョアというフルーツがあることや、復興のシンボルとして育てているオリーブについて身近な所から伝えていったり、福島=原発というイメージを払拭していきたいと思いました。

 

仲間の一人が、とても明るく接してくれている現地の人にどう接すればいいのか、ボランティアに来ているのに、逆にいろいろと与えてもらっていることに対する疑問を持っていたことを知り、そこまで相手のことを考えることのできる優しさに尊敬を持ちつつ、鈍感に楽しく過ごしていただけの自分が嫌になった。そんな時、栗山さんが「いい意味で鈍感でいい」「あまり考えすぎず、その場を一緒に楽しみ、一緒に悲しんで寄り添うことが大切だ」と言われ、気遣いのある鈍感さはいい面も持っているのかなと少し救われた。

 

栗山さんに震災直後のマスコミについて尋ねた際、「現地を見て、常識を持ったボランティアを分かるような人をよこす努力をしてほしい」と答えて頂きました。将来僕がそのような職に就かなくても、マスコミ志望の友人に話してみたりして、少しずつ認知してもらい、マスコミの方々を含む多くの人々に伝えたいと思いました。

 

その後、長源寺を後にしていわき駅に移動し、夕食・銭湯の後、振り返りミーティングを行いました。

 

9月15日(3日目)

朝食と掃除を済ませ、8時30分よりすかいストアで作業を開始しました。

主に男性が業務用冷蔵庫などの大物をトラックに積み上げて搬出する作業、女性がストア内の引越し荷物を整理運搬して、残ったものを片付ける作業を行いました。

昼食時には、スタッフの方とお話させていただきながら、いつものGakuvo特製オリーブパスタ入り弁当とまかないも分けていただきました。

また、松崎さんから全員にオリーブかりんとうを1袋ずついただきました。

作業終了後は、今後の陣にオススメできる食事場所を探すように課題を与えながら、入浴と夕食の自由時間を少し長めにとりました。

2時間程度の振り返りミーティングを行い、その後話し合いが白熱したため時間を延長し、翌日も全員での話し合い時間を取るためスケジュールを調整し、この日は1時30分まで話し合い、就寝しました。

 

9月16日(4日目)

朝食後、竜田駅からタクシーで楢葉町・富岡町を視察しました。

運転手さんからは、以前勤めていた除染作業の仕事内容や、被災経験のお話を聞かせて頂きました。

今までテレビのニュースに映るものは、ただのがれきやゴミだと深く考えていませんでしたが、そのゴミとされるもの一つ一つには、それぞれ誰かの人生が詰まっているのだなと感じました。その事に気づけたのは良かったし、価値のあることだと思います。

 

浸水して家具がぐちゃぐちゃになった家がその時の悲惨さを物語っていたが、RC造の家の強さには一種の希望を感じた。最も私が印象的であったのが、楢葉町の静けさと小学校の風景である。タクシーで走っていても外を歩いている住民の方はおらず、見かけるのは作業員の方やパトカーなどであった。子供の声は聞こえず、違和感のあるシーンとした空気がはりつめられていた。あの時に感じた空気感は忘れることはできないし、忘れるべきではないことだと思った。

被災者の方の生の声を実際に聞き、心揺るがすようなことも多々あり、今回聞いたこの声についてとても心に残った。今回のこの声だけに偏った意見を持ってしまうのではないかといった不安も感じた。だからこそ自分が意見としてはほんの一部のことしか知らないといったことを自覚した上で、考えていくことが大切だと思う。

 

視察終了後は、からすや食堂さんにて昼食。有賀さんより、餃子をごちそうしていただきました。

食事を終えて高木屋旅館のマイクロバスへ移動し、浜風きらら社長・高木さんのお話を聞かせて頂きました。

どの国にも地域にも人にも複数の側面があって、その人、その土地を“○○の~”と決めつけることはできません。福島だって原発、津波、それだけで語れるものではなく、普通の暮らしがあることを忘れてはいけない。そんな当たり前に気づかされました。その2つの側面をちゃんと知って伝えることが、私たちの「スピーカー」としての使命であると思います。

 

被災地では復興作業が今日も続き、そこに集う被災者の方々が私たちに送って下さる言葉の一つ一つが、TVやSNSで感じることの出来ないリアルな言葉であること、風化と風評を防ぎたいと願う気持ちが感じられた。

 

4日間、多くの方から「スピーカーになってほしい、方法は何でもいいから拡散してほしい」というお話がありました。今回目にした悲しくて辛い被災地も、復興の為に強い気持ちを持ち続けている人々がいることも、心に響いたこと全てを、家族や友人に自分がスピーカーとなり、言葉にして伝えていきたいと思います。

浜風きららを少し見学したあと久之浜までバスで送って頂き、記念撮影の後いわきに戻りました。

 

掃除を済ませて、最終の振り返りミーティングを行い、今日の視察の補足説明と質問の時間を少し取った後、一人ずつ4日間の気づきについて振り返りを行いアンケート記入。

いわき駅より17時の高速バスに乗り帰京しました。

20分ほど遅れて東京駅に到着後、証明書を授与して解散しました。

いわきの皆さん ありがとうございました。

165陣に参加した皆さん、引率の小寺さんお疲れ様でした。

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