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学生ボランティア派遣

201711/22(Wed)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第167陣 福島県いわき市行き 

期間:2017年11月10日~11月12日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目:オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で夕食)~振り返り

2日目:朝食~ゆうゆうファームにて作業~昼食~長源寺~入浴~夕食~振り返り

3日目:朝食~掃除~富岡町視察~浜風きらら(昼食)~宿泊先の掃除~

3日間の振り返りとアンケート記入~高速バスで東京へ(車内で夕食)~東京駅にて解散

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

11月10日(1日目)

オリエンテーション後、19時発の高速バスでいわきへ。

渋滞の為30分遅れでいわき到着後、自己紹介と自己目標を発表し、23時半頃に終了。

 

11月11日(2日目)

7時からの朝食をすませて、いわき駅前の広場からフェイジョア圃場へ。

ゆうゆうファーム」の丸山さんの指導の下、南米ウルグアイ原産の果物「フェイジョア」の収穫に携わりました。

(タッチピックという手法で1つ1つ手作業で収穫)

風が強い中での作業は寒かったのですが、休憩時間に頂いた温かい飲み物とお菓子に、ほっとしました。

現地の人は純粋にボランティアが来てくれることを好意的に捉えているということを知れたことが良かった。人のために何かがしたいなどと言ってはいたが、心の中では結局は自己満足なのではないかとボランティアの意義に疑問を持つこともあった。
しかし、こういう風に思ってくれている人がいる以上、少しでも人のために何かしたいという思いが沸いたら、行動してみるのもいいのかなと思った。

 

午前中の収穫を終えて「ゆうゆうファーム」に移動し、収穫したフェイジョアの実を綺麗にタオルで拭き上げた後、昼食。

いわき食彩館さんの「ガクボオリジナル弁当」と、丸山さんの奥様手作りの豚汁と共に秋空の下、和やかな昼食となりました。

午後から、男子学生は加工場(ログハウス)の基礎部分にセメントを追加する作業、女子はフェイジョアの実をスプーンで取り出す作業に従事しました。

農業体験を通し、私たちは消費者としてスーパーでお金を払って気軽に買い物をしているが、実際に作っている場を見て、食べ物を大切にしようと改めて感じました。

(丸山さん、ありがとうございました!)

17時より長源寺にて栗山副住職より、震災当時のご自身と家族の状況や、長期に渡って携わっておられる災害ボランティア活動について伺いました。

その後、震災当時寒い避難所での動けない苦しみや、プライバシーのない空間での苦痛を約15分間の座禅を通して体験。無心になることの難しさ、避難所で生活した被災者の痛みを知ることの大切さを感じたようでした。

長源寺で当時の話を聞き、その中で「脱出」という言葉が印象に残りました。自分が住んでいる所から脱出するなんて思ったことがありません。放射能の恐怖などあり、当時だとやはり脱出という言葉を使うのかもしれないが、なぜか変な感覚になりました。

 

寝袋を使って寝ましたが、狭いなか簡単に寝返りを打つこともできず、震災時の避難所の生活の苦しさを少しだけ理解できました。

20時過ぎから約2時間の自由時間(銭湯と夕飯)をとりました。

22時半から振り返り。

今回ボランティアで得られたものの一つに、様々な観点で物事を見ることの重要さである。
震災直後に被災者の唯一のテリトリーにずかずか入っていってインタビューするリポーター、ヘリコプターの音により、現地の人の助けを求める声が消されていたことなど、現地の人の観点で捉えると新たな問題が浮上することを痛感した。そのために、情報収集というものを日々徹底していきたいと思った。

 

11月12日(3日目)

6時半からの朝食後、掃除を済ませJRいわき駅から富岡駅へ移動。

前回までは竜田駅で下車していましたが、10/21の開通後初めて富岡駅で下車しました。

楢葉タクシー運転手目黒さんの案内で、約2時間半の視察へ。

パトカーの碑に心をうたれた学生が多かったようです。

 

視察を終えてからすや食堂に到着した際、運転手の目黒さんが学生達にメッセージを送りました。

「私は、これまで生きてきて色々とありました。もうダメだと思ったことや、自殺を考えた事もありました。だけど前を向いてきました。タクシーの運転手になった(チャレンジした)のも60歳を過ぎてから。人は幾つになっても、生きているなら何でもできるんだよ。だから頑張ってね。」

目黒さんの温かな言葉は、学生たちの心にストレートに届いたようでした。

 

津波被害のあった富岡町、久之浜などを訪れましたが、本当に人が少なくて現実を感じました。

線路を作るには、土を全て入れ替えなければならないと聞き、復興の遠さも実感しました。

 

11時より「からすや食堂」にて有賀さんが手配してくださった美味しい餃子と共に昼食。

昼食後は浜風きららの会議室内の写真を見せて頂き、予定よりも1時間早いJRにていわきに戻り、約1時間のお土産購入時間をとりました。

13時より宿泊先の掃除を行い、最後の振り返りへ。

午前中の富岡町視察を通して感じた事や3日間の活動を通して思った事を一人ずつ発表し、1階の「いわき食彩館」松崎理事長のお話も伺うことができました。

今回参加して、物事は一つの角度だけでなく様々な角度から考えなくてはいけないと強く思った。それは、原発からの賠償金で福島県内で心の格差が生まれ、新たな問題が生まれてしまったり、報道のヘリコプターによって、上空から全体の様子が見え助かる人もいるだろうが、そのヘリコプターの音によって助けを求めている人の声がかき消されているかもしれないという事に今回気づかされたからだ。

 

今回の体験で今の私にできることは、ボランティアでも観光でも良いが、福島に一緒に行ったり、県外にいても東北の物を買うことだと感じた。

 18時東京行きのバスに乗り予定通り21時半に東京駅に到着後、笑顔で解散しました。

いわきの皆さん ありがとうございました。

167陣に参加した皆さん、引率の宮崎さん お疲れ様でした。

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