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大学との協働プログラム

201712/14(Thu)
プログラムレポート

中央大学法学部「現代社会分析season02.2:3.11.は、現代社会のなにをあらわにしたか」第一合宿 報告

2016年度に初めて開講した「現代社会分析 season02」は、二年目の今年も秋学期「3.11.は、現代社会のなにをあらわにしたか」と題したアクティブ・ラーニングを実践し、学期中に二度の現地合宿を予定している。その第一合宿を、2017年10月6日から8日に実施した(参加学生8、教員3)。

10月7日(土)

7日はまず、気仙沼向洋高校遺構、杉の下高台を訪れた。

道路の付け替えをはじめとして、盛り土の有無、慰霊の碑の所在など、小さいようで大きい昨年度との違いに注意を向けた。最もわかりやすい例は向洋高校遺構で、(図1)に示す通り、昨年度以前とは異なる視角であることを特筆したい。

図1:気仙沼向洋高校遺構

次いでリアス・アーク美術館に到着、ここは昨年度と同様、「東日本大震災の記録と津波の災害史」常設展示を、学生が個々に「体験する時間」とした。

その後、「海の市」2階コミュニティスペースにおいて、東忠宏弁護士(東法律事務所所属)に講演をいただいた
(図2)。時系列的な変化と現状とを踏まえたお話に触発され、参加学生は、用意していた質問をその場で改めるなど、有意義な時間となった。

図2:東弁護士

大谷海岸(海水浴場)では、この地の防潮堤の高さをめぐる経緯から自治について考え、さらに、一部報道
でもとりあげられた沖ノ田川の現場を訪れた(図3)。

図3:沖ノ田川

投宿した「南三陸まなびの里 いりやど」においては、19:00から、気仙沼市議会議員今川悟氏による防潮
堤問題の講演をいただいたあと、気仙沼市の現況に関する質疑応答が22:00近くまで続いた(図4)。

図4:今川悟市議と

10月8日(日)

まず、南三陸防災庁舎遺構を訪れた。ここも昨年度との違いは小さいようで大きく、はるか遠くに遺構を望む状況であった(図5)。

図5:庁舎遺構を望む

11:00からはTKPガーデンシティ仙台勾当台において、阿部弘樹弁護士(ひろむ法律事務所所属)、宇都
彰浩弁護士(宇都・山田法律事務所所属)との意見交換に臨んだ(図6)。単なる情報提供ではなく、学生の質
問から、当該学生の問題意識の深さを測り、的確に応接くださったことが印象深い。

図6:阿部弁護士、宇都弁護士(右から)

帰路は、重要な情報と問題意識の共有、そして、報告会への活動計画などについて活発な発言がみられ、
今年度も意義深い第一合宿となった。

(文責:小宮靖毅(中央大学法学部教授))

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