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学生ボランティア派遣

201802/23(Fri)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第172陣(明治大学Tree)福島県いわき市行き活動報告

期間:2018年2月1日~2月3日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目:オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で昼食)~入浴~未来会議メンバーとの交流会~振り返り

2日目:ゆうゆうファーム~長源寺~入浴~夕食~振り返り

3日目:楢葉町、富岡町の視察~久之浜~振り返り~高速バスで東京へ(車内で夕食)

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

第172陣は明治大学駿河台ボランティアセンター所属学生スタッフである「Tree」有志による活動です。

普段はエコキャップ回収や大学界隈の町内会と協力した祭り運営などに携わる彼らですが、被災地復興支援への想いを持つメンバーの声から、団体として今後被災地支援に取り組んでいくべく、まず第一歩として様々な現地の方にお話しを伺い、現状や現地の声を知ることに重点を置き活動を実施しました。

 

2月1日(1日目)

オリエンテーション後、高速バスでいわきへ。

到着後、銭湯へ。

その後菩提院に移動し、未来会議メンバーの方々と交流させていただきました。

未来会議事務局の霜村さんより、福島県における東日本大震災の概要や未来会議の活動内容についてご説明いただき、その後メンバーのみなさんから様々な現状や、取り組んでいらっしゃる活動を細かく伺い、学生から質問もさせていただきました。

グループ共有が終わった後は、学生一人一人が印象に残ったことや、これからTreeとしてやってみたい活動について発表、しました。

振り返りと翌日のスケジュールを確認し、就寝。

未来会議の人たちは福島で働きながらボランティアする人がほとんどで、自分の住む福島のために活動をする人たちの話を聞けたことは貴重な経験になったと思います。

特に印象に残ったのが、「被災地についての記事を書くにあたって何かこだわりがありますか」という質問をしたとき、「被災地について辛い現状ばかりを知らせる記事を書くのは他の人に任せたい。私は、被災地で復興に向けて取り組んでいる人々を扱った前向きな記事を書きたい」というお話しをいただき、福島の復興がどれほど進んでいるのかを発信することはとても重要なことなのだと学びました。

 

「ゴミ拾いなどのボランティアは、割とやってもらって当たり前としか感じてもらえない。しかしやらなければ永遠にゴミが散らかったまま。ボランティアは縁の下の力持ちである。」とおっしゃる方がいらっしゃった。

 

2月2日(2日目)

二日目は、珍しく雪が降った朝でしたが8:00頃には止み、ゆうゆうファームへ。

フェイジョア圃場を案内していただいた後、公民館にてフェイジョア栽培に至った経緯や、震災時の混乱、再出発の道のりなどをお話しいただきました。

(ゆうゆうファーム丸山さん)

途中、ゆうゆうファームで栽培・加工しているイチジクとフェイジョアのお菓子をいただきました。

初めて口にするフェイジョアの美味しさに、学生たちは驚いていました。

公民館から歩いて5分ほどの場所にあるイチジク畑へ。

次の栽培に向けて、収穫が終わった枝の切り落とし、片付け、新芽の薬塗りの作業を行いました。

昼食時に丸山さんの奥様が作ってくださったけんちん汁が寒さで凍えた身体に染みわたりました。

午後も同様の作業を行いました。

午後の作業をした畑が広く時間内に終了するか心配でしたが、要領をつかんだようで、効率よく作業を進め、無事時間内に畑内全ての作業を終えることができました。

作業中や休憩時にも積極的に丸山さんが声をかけてくださり、最初こそ緊張していた学生たちも次第に丸山さんと打ち解け、和やかに作業に携わることができました。

農作業は結構な重労働でしたが、丸山さんが「今日は本当にありがとう」と笑顔で頭を下げてくれました。その時に初めて報われたような気がしました。

今回のプロジェクトで、私がボランティアをする意義を見つけられたことは財産になると感じています。

ゆうゆうファームにてお手伝いの後、タクシーで長源寺へ移動し、副住職の栗山さんより震災当時のお話しを伺うと共に、今後Treeとしてどんな活動を行っていきたいかという点について意見交換を行いました。

1人1人が思う今後の支援について、親身に相談に乗っていただき、学生たちにとって非常に貴重な時間となりました。

私が一番印象に残っていることは、栗山さんのボランティアは傾聴だという言葉です。人のため、相手のためを想ってこそのボランティアであると改めて学ばせていただきました。

私は以前、ボランティアって何のためにやるのか、ボランティアって必要あるのかと人から言われたことがありましたが、栗山さんの話を聞いて、自分が何のためにボランティアをしているのか少しだけでも分かることができたような気がします。 

栗山さんのお話の中に、ボランティアの到達目標は相手を笑顔にさせることだというお言葉があり、ゆうゆうファームでの農作業の時の経験とリンクしてはっとさせられました。 

今回学んだ中で特に大事にしていこうと思ったことの1つは「傾聴」。ボランティアを必要としている人の声に耳を傾け、気持ちに寄り添う、自分の中でその感情を考えることで、真に相手が言いたいことを引き出すこと。2つ目は出来るときに出来る量のボランティアをし、節目節目だけでなく、ふと思い立った時に考えたり、行動したりする事で、お互いが笑顔になれるような活動をすることであると学びました。

 

入浴と食事の自由時間をとり、振り返り。

翌日訪問する富岡町、楢葉町について改めて共有し、就寝。

 

2月3日(3日目)

朝食後、清掃を行い、電車で富岡駅へ。

楢葉タクシーの目黒さん案内の下、富岡町・楢葉町の視察へ。

車内から見えるフレコンバックが山積みになっている様子や、目黒さんがお話ししてくださった震災当時の生々しいお話しに、学生それぞれ震災がもたらしたものの大きさを痛感している様でした。

自分が今までテレビのニュースを通して見ていた様子を実際にこの目で見て、本当に起こった事なんだと実感でき、忘れてはいけないが他に人に伝えるということも忘れずにしていきたいです。 

帰宅困難地域を区切るバリケードや3.11後に作られた防災緑地を実際に見てみると、改めて津波の恐ろしさを感じました。 

久之浜に到着し、からすや食堂で昼食。

おいしいラーメンや餃子をぺろりと平らげてました。

その後、浜風きららに訪問したところ、以前イベントでGakuvoの存在を知ってくださったNPO法人ピープルの方が声をかけてくださり、3月11日のイベントで点灯するランプシェード作りに参加させていただきました。

震災当時の写真を展示している方からも声をかけてもらい、写真を見せていただいたり、Gakuvoが様々な場面でお世話になっている一般社団法人AFWの吉川さんや浜風きらら社長・高木さんにも偶然お会いし、にぎやかな交流タイムとなりました。

現地の方々とコミュニケーションをボランティアを通しとることで、普段の生活では話さないような違う世代の方々とつながりを持つことが出来ました。

人と人との繋がりを意識した3日間でした。今回できた関係を次につなげていかなければと強く思いました。

今回の活動で、非常に多くの方とお話をすることができ、充実した活動をすることができたのではないかと感じています。2日目で和尚さんが話して下さった、こっちの人が笑顔で接してくれるのは、7年経っても被災地の事を忘れずに来てくれるのが嬉しいからだ、という言葉を思い出しました。ボランティアに対して好意的な方、価値観の異なる方々がいるのは当たり前だと思いますので、そこから発生する問題も被災地には多くあって、これからそういう面も含め私たちに出来ることを考えたいです。

いわき到着後、清掃を行い、最後の振り返りミーティングとアンケート記入の時間をとりました。

そのあと、1階のいわきオリーブにて松崎理事長よりお話しを伺いました。

また、節分ということで、有賀さんから一人ずつに恵方巻の差し入れをいただき、帰りのバスでみんなでいただきました。

17時のバスに乗車し、予定通り20時半に東京駅に到着。

解散式を行い、笑顔で解散しました。

いわきの皆さん ありがとうございました。

172陣に参加した皆さん、引率の佐藤さん お疲れ様でした。

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