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学生ボランティア派遣

201810/25(Thu)
ボランティア活動レポート

チームながぐつプロジェクト第186陣 福島県いわき市行き 活動報告

期間:2018年10月19日~10月21日

場所:福島県いわき市

活動内容:

1日目:オリエンテーション~高速バスでいわきへ(車内で夕食)~振り返り

2日目:朝食~いわきオリーブプジェクト(昼食) ~菩提院~夕食~入浴~振り返り

3日目:朝食~掃除~富岡町視察~浜風きらら(昼食)~お土産購入~宿泊先の掃除~

    3日間の振り返りとアンケート記入~高速バスで東京へ(車内で夕食)~東京駅にて解散。

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いている報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

 

10月19日(1日目)

オリエンテーション後、高速バスでいわきへ。

 

いわき到着後、自己紹介や目標の設定などを含めたミーティングを行い、この日は就寝しました。

 

 

 

 

1020日(2日目)

朝食後、掃除を済ませ、オリーブ畑へ。

 

いわきオリーブプジェクトの舟生さんの指導の下、年に一度のオリーブの収穫に携りました。

 

(がんばるぞ~!!!)

 

舟生さんや仲間との会話を楽しみながら、初めて見るオリーブの実を丁寧に、収穫していきました。

 

 

 

 

 お昼ご飯は、定番となった、オリーブパスタ入りの「ガクボオリジナル弁当」。

 

 届けて下さった、いわきオリーブプジェクトの松崎理事長のお話を伺いながら、秋空の下、美味しく頂きました。

 

 昼食後も収穫作業を続け、「ルッカ」「バーデル」「アルベキーナ」「コロネイキ」4種類120kgを収穫

 

少しでも舟生さんのお役に立ちたいと、帰りの時間ギリギリまで収穫作業に携わる、学生達の姿が印象的でした。

 

 

 帰る前に、恒例となったオリーブの実の試食もしました。

 

 

 オリーブの摘み取り作業は夢中になれる楽しい作業だった。また、様々な人達が協力して築き上げた構想のクライマックスとも言える作業に従事できたことも貴重な体験となった。

 

 人間の強さを感じました。オリーブプロジェクトは、震災後でも続けようと声をあげた学生さんと松崎さんの立ち上がりと、舟生さんやプロジェクトメンバーの努力があったからだと知りました。(中略)人間はやろうと決めたら最大の力を発揮すると思うので何か起きたときは力を合わせて行動したいです。

 

その後、タクシーにて菩提院へ。
霜村さんより、約2時間に渡って、震災当時のご自身とご家族の事から、ご自身がいわきで関わっておられる、多様性を前提とした対話の場づくり「未来会議」についてお話を伺いました。

 

さまざまな角度から話して下さる霜村さんの話を、メモをとりながら集中して聞いていました。

学生からの質問にも、丁寧に回答して下さり、充実した2時間でした。

 

 

 

 霜村さんの未来会議のアイディアなど、中立的で個人的には共感できる意見が多かったのですが、宮崎さんも仰っていたように、被災者の数だけ被災者の声があると思うので今後もできる限り多くの被災者の声を拾っていける様に努めたいと思っています。

 霜村さんが現在の課題について、既存の課題が早く来たとおっしゃっていたのを聞き、私も日頃から様々な観点で物事を考えたり、人とのつながりを意識していくことができると改めて思ったし、固定観念を持っている事でのデメリットを感じた。このことを踏まえ、日々感謝の気持ちと周囲とのつながりを大切にしていきたい。

 

  夕飯・入浴の後、夜の振り返りへ。

 昼間のオリーブの収穫作業を通して思った事、菩提院でのお話を伺って感じたことを共有し、「復興とは何か?」「いわきの今後について、自分たちができることは?」についてディスカッションを行いました。

 

 

 

10月21日(3日目)

朝食後、掃除を済ませ、JRいわき駅から富岡駅へ移動。(この日、富岡駅は開通してちょうど1)

楢葉タクシーの運転手の方の案内で、ジャンボタクシーに乗り視察へ。

 

富岡駅周辺 

 

 

 

パトカーの碑

 

天神岬公園

 

 

 

学生達は、運転手の方に積極的に質問を重ねていました。

 

今までの自分は被災者の置かれている状況は理解してもその人の立場に立って考えるのが難しかったが、その時初めて自分の大切な人が同じ状況だったらどんなに辛いだろう、自分がその警察官だったらと考えることができ、胸にこみあげてくるものがあった。

 

福島第二原発周辺を巡りながら、原発を建てるときに周囲の人々はプラスの面が多いと考えていたことにも驚かされた。原発のマイナス面に対しても周辺住民を含めての対話が必要だったのではないかと思った。これは原発に限った話ではなく、何かを求めるときには利点以上に万が一のことを真剣に考えることが大切である。

 

様々な部分がむき出しにされ、無残な姿になっていたパトカーを見て、これまでの長い歴史を経て積み上げられてきた人間の知恵と技術が最大限に生かされた車が、一瞬で全く別の物に変えられてしまうほどの力を今回の災害はもっていた、という事実を改めて認識し、ショックを受けた。

 

三日目の被災地では、実際に災害の爪痕を見ることができた。パトカーの碑では、義勇を以て公に奉じた警察官の姿を見ることができた。一方で、美談では決して片づけられない死の大きさにも圧倒された。おそらく、ただテレビや本で知るだけではこのような心に迫る理解はできなかっただろう。

 

浜風きららに到着後、運転手の方からメッセージを頂き、御礼を伝えて記念撮影。その後、数名に分かれて、浜風きらら敷地内のお店にて昼食。

 

宿泊先の掃除を行い、お土産を購入後、最後の振り返りへ。

 

 

午前中の富岡町視察を通して感じた事や、今回の3日間を通して思った事、今後どう活かしていくかなどを、一人ずつ発表しました。

 

「パトカーの碑に足を運び、感情が揺さぶられました」

「実際に足を運んで、自分の目で見て聞き、現実を知ることができました」

「富岡視察中の、放射線量計の数値に考えさせられた」

「今後、自分が携わっている学校の情報誌で伝えていきたい」

「様々な角度から物事を感じえることの大切を感じた」

「今後、災害が発生したら、助けに行ける自分でありたい。いざという時に困らないように、これから災害を意識して準備などをしたい」

などの意見がでました。

 

 

 

 

 

 何よりも実際に被災地を直接視察する事ができたのが非常に良い経験になりました。その中で特に感じた事は、私が想像していたより全然復興が完了していなかったという事です。震災に対する注目度が下がるにつれ、震災に対する認識が甘くなっていったように感じられます。今後は少しでも復興のお手伝いになるような行動を取りたいと考えるようになりました。

 

 避難区域指定が解除されることは良いことであるという認識がある。しかし、良い面だけではなく、解除されても近所に住んでいた人が帰らないことを選択したり、医療機関や店が営業していなかったりと震災以前よりも住みづらくなっているために町に人が戻らないという悪い面もあると知った。同じ街の中で違う状況、葛藤を抱えていること。これは誰のために避難を解除するか、それぞれの立場にある人の想いがそこにはあり、様々な角度から問題を見ていかなければならない難しい問題であると思った。

 

 自分は今災害が起こったとして適切な行動がとれるか。いいえ。次に災害がいつ発生するかは予測できるか。豪雨ならまだしも、地震に関しては現状では難しいだろう。そこで、初めて自分の立場を理解した。今災害が起こったら、死ぬではないかと。そして、防災の勉強をしようと思った。

 

 参加前は、福島の復興は進んでいるが、まだボランティアを必要としている所があるのだろう、と思っていました。しかし、菩提院でのお話でまだまだ話を共有する場が必要であったり、楢葉町を視察して区域で住むことが可能とされていても閑散としていたりして今までのメディア情報と差異を感じました。目の前にある情報にだけ捉われてはいけないと感じました。

 

東京駅に到着し、笑顔で解散しました。

 

現地の皆さん、ありがとうございました。

186陣に参加して下さった皆さん、引率の宮崎さん、お疲れ様でした。

 

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