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大学との協働プログラム

201812/06(Thu)
プログラムレポート

愛知淑徳大学 にじいろ☆キャンプ2018を実施しました

11月17日~18日にかけて、愛知淑徳大学と連携し、愛知県豊田市やみよし市に住む外国にルーツを持つ中高生(以下、ティーン)20名を対象として「にじいろ☆キャンプ」を実施しました。

 

参加者は、ブラジル、ペルーなどの南米やフィリピン、中国などのアジア圏出身で、家族と共に日本へやってきたティーン達です。

主に豊田市で日本語教育などを通じ、様々な学びや機会を提供しているNPO法人トルシーダの教室に通っています。

愛知県をはじめ、東海地方にはこのような外国にルーツを持つティーンが多く暮らしています。

 

にじいろ☆キャンプの目的

<for 大学生>

日本語が上手く話せないティーンのサポートや、ティーンにとって実りあるキャンプになるように様々なコンテンツを企画、実施することを通し、異文化理解能力やチームワーク力などを養う

<for ティーン>

・大学生や同じティーンとグループ活動を行うことを通し、協調性を養うと共に、自らのアイデンティティに自信を持ち、今後の生活への意欲を高める

・様々なプログラムや身近なロールモデルである大学生との交流を通し、進路やキャリアについて考えるきっかけを提供する

 

キャンプ前日の16日に、大学生とスタッフが集まり事前研修を行いました。

NPO法人トルシーダの伊東氏、湯原氏からティーン達が抱える背景や、普段の教室で学んでいることなどについてお話しをいただきました。

その後、学生たちが事前に準備していた様々なプログラムについてリハーサルを行いました。お互いに意見を出し合い、深夜までより良いプログラムにするべく、準備に取り組んでいました。

キャンプ当日、豊田市とみよし市から集まったティーン達を出迎え、早速「はじまりの会」です!

(学生もティーンもかなり緊張気味・・・・)

緊張をほぐすためのアイスブレイクや、グループ毎で自己紹介を行った後、バスへ乗り込み、いざ白川郷へ出発です。

バスの中では、学生が用意したレクを行い、道中から既に盛り上がる車内・・・!

白川郷に到着後、昼食を食べ、プログラム開始です!

にじいろ☆キャンプで当初よりお世話になっているトヨタ白川郷自然學校のインタープリターの方々と合流し、白川郷の村を巡りながら、グループで協力して答えを見つける「フォトウォーク」にチャレンジ!

昼食の時もまだまだ緊張気味だったティーン達ですが、フォトウォークが始まるとそれぞれの個性や強みがどんどんと発揮されていき、学生たちとのコミュニケーションもスムーズになりました。

また、学生たちも常に一人一人のティーンを気遣いながら、活動している姿が印象的でした。

 

全グループがミッションを完了させ、トヨタ白川郷自然學校へ。

到着後すぐにフォトウォークの答え合わせと振り返りを行いました。

その後、夕食に向けたテーブルマナー講座と翌日のキャリアプログラムに関する説明を学生たちから行いました。

 

夕食は、フランス料理のコースを体験!少し緊張しつつも、学生たちとマナー講座を思い出しながら、和やかな食事となりました。

夕食後は、施設の裏にある森へ入り、グループ毎に焚火チャレンジ!

予想以上にティーン達が上手に火を付けていました。

その後は、焚火を囲んでグループ毎に今日1日の振り返りや、にじいろ☆キャンプへ参加した理由、また将来の夢など様々なことを語り合い、さらに絆を深めました。

 

2日目は朝食後、キャリアプログラムです。

キャリアプログラムでは、4つの仕事に触れることでティーン達の職業観を育むと共に、多様な仕事があることへの理解促進を目的としています。

(まだ何となく眠そうなみんなを起こすため、身体を使ったアクティビティを!)

4つのグループに分かれ、各受け入れ先に聞いてみたいことを話し合うなど、準備を行いました。

今回は、以下の4つのお仕事を見学・体験させていただきました!

①インタープリター:自然を案内する仕事を知る

②ホテルスタッフ:ホテル全般に関する様々な業務を知る

③合掌屋根葺き替え職人:伝統技術を引き継ぐ職人の仕事を知る

④ゲストハウスオーナー:国内外からのゲストを受け入れる仕事や経営者の視点を知る

 

お仕事に関するお話しを聞くことはもちろん、実際に体験させていただくこと等を通し、ティーン達はよりその仕事についての理解や難しさを深めたようでした。

学生たちは、ティーン達が聞いてみたいことを引き出したり、体験の際にサポートするなどここでも丁寧にひとりひとりのティーンにとって充実したプログラムとなる様、気を配っていました。

プログラム終了後は、各班でお互いが体験した仕事について共有し、気付いたことや学んだことを全体で発表しました。

昼食後、2日間過ごしたトヨタ白川郷自然學校を後にし、豊田市へ。

(2日間支えてくださった自然學校のスタッフさんたちと笑顔でお別れ)

最後の振り返り会では、この2日間を通して得たことや今後やってみたいことをひとりずつ考え、グループで発表しました。

真剣に考え、悩むティーン達に、学生がそっと寄り添います。

「白川郷を歩くのがとても楽しかったからもっと歩いてみたい」

「日本語をもっと勉強して、上手く話せるようになりたい」

などそれぞれがこの2日間で得たことや、これから頑張りたいことを笑顔で語ってくれました。

二年連続で参加してくれた先輩ティーンは将来の夢や目標を語ってくれ、ティーン、学生、スタッフみんなにとって気づき多き時間となりました。

(にじいろ☆キャンプ、大成功~!!!!)

(お別れを惜しむティーンと学生)

 

たった2日。されど2日。

ティーンも学生も互いに向き合い、働きかけ合ったからこそ、かけがえのない時間と気づきを得れたキャンプでした。

この2日間をスタートに、更にティーンと学生の可能性が広がっていくことを期待しています。

 

ご協力いただいた団体

NPO法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)

NPO法人トルシーダ

トヨタ白川郷自然學校

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