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大学との協働プログラム

201906/27(Thu)
プログラムレポート

長崎大学「ボランティア活動への一歩を踏みそう」企画の実施

長崎大学は、学生の社会人基礎力を高めるためことを目的として、2007年に学生ボランティア支援組織「やってみゅーでスク」を発足させました。また、2011年からは周辺6大学のボランティア事務局も兼務しています。

長崎大学の学部生のボランティア登録率は33%(2018年度:2,817名)と増加の一途でありますが、登録はしたものの活動する学生の比率(参加率:実質参加数/登録数)は、昨年度でも35%と低迷しています。そんな中で、ボランティア支援のステップアップのために2019年4月に日本財団学生ボランティアセンターと協定を交わし、ボランティア活動へ一歩踏み出すための方策等の助言・支援をいただきボランティア体験バスを実施することとなりました。

長崎県内各地での「やってみゅーでスク」の知名度も向上し、県内の多様な団体から学生ボランティアの参画を期待され、ボランティア募集も年間270プログラム、参加者延べ数は4,351人と増えつつありますが、まだまだ学生ボランティアの参加が追い付かない状況です。正課外の自主的なボランティア活動を通じて多様な体験を積むことにより学生の成長を促せるので、いかにして活動への一歩を踏み出させるか、が課題でした。

ボランティア活動への一歩を踏み出すきっかけとして、「友人と参加したい」や「他大学の学生とも交流したい」等の意向も多くあります。そこで、大学の多様なボランティアに一度参加するとほとんどの学生がリピーターになっていることから、まずはバスをチャーターして活動場所へ送迎する企画を実施すれば、「ボランティアへの一歩を踏み出す」学生が増え、併せて地域への貢献度も向上するものと期待して初めてボランティア体験バスを実施しました。

ボランティア体験バス第1弾(Jリーグ・ボランティア)  2019年5月25日

J2リーグ・V‐ファーレン長崎の高田明社長の話を聞く機会をいただき、ビッグイベントの裏方を知るきっかけとなり、他大学の学生との交流もできて活動後のアンケートでは「ぜひ次回も参加したい」との回答が圧倒的に多く成功でした。

ボランティア体験バス第2弾(棚田の田植えを皆で手伝おう) 2019年6月2日

小中学時代に田植えを体験した学生もかなりいましたが、今回、生態系を維持するための棚田の役割や大水害からの保全のための機能、過疎地の集落維持のための地域の活動を知り、学生ボランティアは楽しく充実した活動だったとのアンケート報告が多く、この棚田の稲刈り・収穫祭時の火祭りにもぜひ参加したい、との意向です。

棚田の保全組合は棚田オーナー制度等の工夫をされていますが、慢性的な人手不足が課題です。今回は学生ボランティアの実態もわからなかったので、学生への指導等対応可能な地域スタッフの不足により、受け入れ人数は最大35名として募集されましたが、今回の学生ボランティアの仕事能力の高さに驚かれていました。次回からはバス満車の学生ボランティアの募集を予定することとなり、地元の保全組合がバスをチャーターして学生ボランティアの参画を期待することとなりました。

今回のボランティア体験バス実施に踏み出せたのは、日本財団学生ボランティアセンターのご支援によるものであり、学生のボランティア参加の促進になるものと期待しています。また、体験バス実施による効果として、長崎大学と周辺の6大学の学生交流の促進につながり、今後の交流拡大にも期待しています。

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