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大学との協働プログラム

201907/03(Wed)
プログラムレポート

東北大学ボランティア団体合同研修

(写真1:参加者全員の集合写真)

東北大学課外・ボランティア活動支援センターでは、6月8~9日の1泊2日で、日本財団学生ボランティアセンターとの連携事業「東日本大震災の経験を世界と未来につなぐプロジェクト 2019」のプログラムの一つである、東北大学ボランティア団体合同研修(通称:いっぽこ合宿)を実施しました。
場所は宮城県栗原市にある国立花山青少年自然の家。豊かな自然に囲まれた素敵な場所です。

合宿のタイトルである「いっぽこ」とは、「良いコラボの一歩になるように」という願いから付けられたものです。東北大学にある7つのボランティア団体から、1年生19人、2年生4人、3年生7人で計30人の学生が参加してくれました。

大学からバスで出発し、車内にて1年生に各団体の紹介をしてもらいました。被災地にてコミュニティ支援をしている団体、海外建築支援をしている団体、フェアトレードを推進する活動をしている団体、海のごみを用いてイベントを開催し海の環境に向き合う活動をしている団体、植林や山の中での暮らしについて向き合う団体など様々な団体から人が集まっての合宿です。

はじめは、アイスブレイクを兼ねて「LEGO SERIOUS PLAY」というLEGOブロックを用いて「心」で考え直し、感性で捉えたことをまた論理で考えてみるというコンテンツを行いました。大人の仕事場でも利用されている遊びと学びの融合したコンテンツで、ファシリテーターとしてスペシャルゲストで気仙沼高校の高橋唯先生がいらしてくださいました。
LEGOブロックを用いて各自が作品を作り、それについて語り、各個人の感性の違いや価値観の多様性と向き合う場となりました。


(写真2:LEGO SERIOUS PLAYで各自でテーマに沿った作品を作る)

その後休憩をはさみ、いよいよワークショップ(以下WS)です。
WS①では、「プロフェッショナル 個人の流儀」というタイトルのもと、「自分のやりたい事」「自分の失敗から学んだ事」という2つの視点から各「個人」を見つめ直してもらいました。 また、ボランティアを続けてきた上級生がパワポにて発表をし、その人自身がどのようなストーリーを持って歩んできたのかという、個人視点の価値観に触れてもらいました。

(写真3:WS➀にて各個人のやりたいことに向き合うコンテンツ)

4人の学生の発表に加え、2人目のスペシャルゲストとして国立花山青少年自然の家の職員、高橋春菜さんにもご講演いただきました。学生時代に岩手県釜石市でずっとボランティア活動をされ続けてきた方で、社会人になった後もずっと釜石に足を運び続けているという方です。
大学を卒業した後も活動先に関わり続けている方のお話ということで、とても貴重な時間になったかと思います。

(写真4:花山職員高橋春菜さんのご講演)

参加者アンケートでは一番印象に残ったコンテンツとして選んだ人の多かったのは、このWSでした。今回企画責任者をやらせてもらっている私も、実は1年前のいっぽこ合宿でこの先輩の個人視点のお話を聞いてめちゃくちゃ影響を受けた一人なんです。

夜は交流を深めるようなコンテンツが盛りだくさん。
野外炊飯にてみんなでカレー作りをしたり、スポーツ大会でバレーボールや椅子取りゲームをやったり消灯時間まで部屋で語り合ったり…。
始めは少し緊張気味だった一年生も、夜にはすっかりなじんでいました!

(写真5:野外炊飯でみんなでカレー作り)

(写真6:チーム対抗でバレーボール大会)
2日目は、自然の家の朝の集いからスタート。昨日のバレーボールで負けたチームの中から人を出し、前に出て司会をしたり我々の団体について語ったりしてもらったりしました。

少し眠さの残る中、WS②がスタートです。「“ボランティア”を見つめる 〜東日本大震災を経て〜」というタイトルのもと、東日本大震災の被災地の変化をみつめ、それに応じてボランティアはどう変化してきたかを考えてもらいました。
過去8年間の震災関連の新聞記事を4~5人のグループで整理、分析し、その変化に応じてボランティアのニーズがどう変わってきたのかということを考えてもらいました。
その後、「ボランティアの意味」というものに向き合うコンテンツをしました。1年生がこういったものに向き合うのは初めてで、難しかったかもしれないけれど、頑張って考え何かを吸収しようとする姿が印象的でした。

(写真7:WS② 東日本大震災関連の新聞記事を整理し、共有している様子)

そして最後は、「いっぽこのその先…」というタイトルのWS③。コラボ企画を考えるWSで、普段は活動先も活動内容も学年も違う人たちが、3人1組になって新しい企画を考えるという、いっぽこ合宿ならではの空間です。
はじめに、過去にこのいっぽこ合宿で生まれた活動について知ってもらい、企画書作成タイムです。
一年生からも素敵な企画の数々が飛び出し、プレゼン→投票をしてもらいました。
「コラボをする意義」というのも考えてもらいました。この2日間を通じてそれぞれが感じた多くのことが、このコンテンツに反映されていた気がします。1年生のほうが奇抜で面白い意見が出ていました。

(写真8:WS③コラボをする意味を考え、共有している様子)

お昼ご飯を食堂で食べ、全員元気に仙台へと帰ってきました。
この合宿全体を通して、1年生から「色々なボランティアがあることを知った」「他団体に知り合いができた」「ボランティアに初めてきちんと向き合った」「先輩方のボランティアに対する想いを聞けた」「先輩方のようになりたいと思った」といった感想がありました。上級生から「自分達の活動を見直すきっかけになった」「新入生の価値観に触れることができた」「真面目なコンテンツと楽しむ部分の両方があり充実した」「LEGOを用いて個人の価値観に触れるのが新鮮で面白かった」といった感想が寄せられました。

ご支援してくださったGakuvoさんはじめ、参加してくれた皆さん、スペシャルゲストのお二人、その他この企画のためにご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。

今後もこのような合宿が、東北大学の各ボランティア団体同士のステキな繋がりが継続的に続いていくことを願っています。

文責:東北大学ボランティア支援学生スタッフSCRUM 2年 野村俊介

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