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大学との協働プログラム

201907/17(Wed)
プログラムレポート

東北大学「東日本大震災の経験を海外の学生に伝える」

東北大学高度教養教育・学生支援機構では、6月29〜30日の1泊2日で、日本財団学生ボランティアセンターとの連携事業「東日本大震災の経験を世界と未来につなぐプロジェクト2019」のプログラムの一つである「東日本大震災の経験を海外の学生に伝える」を実施しました。

もともと、2011年の震災以降、毎年米国のベイラ−大学の学生と引率教員が南三陸町を訪問し、ゴミの片付け、地域住民との交流などを行ってきた経緯があり、2年前からは、ベイラ−大学学生と東北大学の学生が被災地を訪問し、被災者にインタビューを行い、インタビュー内容をウェブにアップし、世界に発信するという「Humans of Minamisanriku」プロジェクトを立ち上げ、活動を行っています。

2019年度からは東北大学の正規の授業として、1年生が履修する基礎ゼミ「留学生と共に被災地を訪れて現状を世界に発信しよう!」を開講し、基礎ゼミ生12名が参加しました。ベイラ−大学からは9名の学生が参加し、あわせて21名が4つのグループに分かれ、4名のインタビュー協力者に対して事前に準備した質問に基づきインタビューを行いました。

震災時の体験、復興への過程、将来の展望、被災体験者としての教訓や震災に対する備え、など実体験に基づき、お話下さいました。その内容は言葉では表せないほどインパクトのあるもので、インタビューを行った学生も時には涙をこらえながら話を聞いていたと言っていました。

お昼には、皆でさんさん商店街にでかけ、それぞれ海鮮丼やマグロのコロッケなど南三陸らしい昼食をとりました。

残りの時間は全てインタビュー編集に費やしました。まず東北大学の基礎ゼミ生が30分間のインタビュー内容の文字起こしを行い、スクリプトを完成させ、その後、基礎ゼミ生とベイラ−大生で協力し、英語に翻訳を行い、最後に5分のインタビュー映像になるよう、どの部分を使用するか話し合いました。どのグループも29日は夜を徹して作業を続けていました。30日は、午前中の時間を使い引き続き作業を行い、5分間のインタビュー内容と字幕用の英語の訳を完成させました。インタビュー内容はこれからベイラ−大学のほうで編集を行い、12月にYou Tubeにアップする予定です。https://www.facebook.com/pg/TohokuBaylor/

(写真1:文字起こしと翻訳作業)

基礎ゼミ生のなかには福島や宮城の被災者も含まれており、どの学生も震災について学びたい、現状を世界に発信したいという気持ちを持ち、国際交流に積極的な学生でした。多様な文化背景をもつ学生との協働作業は大変なこともあったようですが、2日間を終えるころにはすっかり打ち解けていました。またこのプロジェクトを経験することで大きな自信になったようです。今回のプロジェクトは、ボランティア活動をとおした被災地支援の一環であると思います。被災者にとっては震災や被災者のことを忘れられることが最も残念なことの一つだと聞いたことがあります。今後もこのプロジェクトを継続していきたいと思います。

(写真2:文字起こしと翻訳作業)

(写真3:参加者全員の集合写真)

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