学生ボランティア派遣 Student volunteer dispatch

チームながぐつプロジェクト第116陣 福島県いわき市行き 活動報告

「大学生ボランティア隊」派遣【第116陣】

期間:2015年5月22日~5月25日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目: 長源寺にて座禅~夕食~入浴~夜の振り返り。

2日目: 薄磯地区にてゴミ拾い~昼食~オリーブプロジェクトにて作業補助。

夕食~入浴~夜の振り返り。

3日目: ふたば未来学園高校にてオリーブプロジェクトの作業補助~久ノ浜海岸を視察

浜風商店街訪問(昼食)~お世話になっている有賀様のお家玄関周りの落ち葉拾い~夕食~入浴~夜の振り返り。

4日目: 富岡町の視察~久ノ浜のかさ上げ作業見学~浜風商店街にてビデオ視聴~昼食

社員寮の掃除~4日間の振り返りとアンケート記入~東京駅にて解散

 

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いてる報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。
5月22日(1日目)

s_unnamedOLYMPUS DIGITAL CAMERA

学生ボランティアセンターでのオリエンテーション後、バスでいわきへ。

(※今回は日本財団の新人職員2名も同行しました!)

4

到着後、長源寺に向かい栗山副住職より震災時のお話を伺った後、座禅。

震災時の動けない苦しみを、約20分にわたる座禅を通して体験。

2

ご本家にて、有賀さん手作りの夕飯を頂く。学生・財団の方も、有賀さんの手料理でのおもてなしに、

驚くと同時に、明日からの活動に向けて頑張る気持ちが強まったようでした。

3

寮にてお風呂の後、振り返りの時間をとり、「明日からの3日間、どんな姿勢で取り組むべきなのか」を話し合い、気持ちの共有をしました。23:30頃終了

 

5月23日(2日目)

ご本家にて朝食をとり、バスにて薄磯地区へ。

8

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

8時半より、薄磯復興協議委員会の室谷ご夫妻と共に、沼ノ内諏訪原海岸道路付近にてゴミ拾いを行いました。休憩をとりながらの2時間で、燃えるゴミ34袋、燃えないゴミ(缶・ビン)12袋、畳一畳分の粗大ゴミを集めました。差し入れのかき氷が、とっても美味しかったです!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

室谷さんの車に乗り、津波の被害を受けた薄磯地区を案内して頂き、薄磯PRルームに移動後、薄磯復興協議委員会の活動の様子などの説明をうけました。短い時間でしたが、積極的に室谷さんに質問する学生の姿がありました。

17

いわき駅までバスにて移動し、すかいストアにて昼食。お弁当に、オリーブ麺を使ったパスタが入っていて、この後活動するオリーブプロジェクトへの関心がわくと同時に、オリーブ麺を購入する学生もいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

タクシーにて上平窪のオリーブ畑へ。舟生さんより説明を受けた後、約3時間半に渡って、オリーブ麺の材料となる、オリーブの葉摘みを行いました。舟生さんとの雑談をしながら(前日、学生達に、舟生さんが育てているオリーブが、先日の台風の影響を受けた事を知らせていた事もあったと思いますが) 少しでも多く葉摘みをしようと、18時までテキパキと作業をする学生の姿が印象的でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

19:30~ご本家にて、有賀さんが作って下さった夕飯を頂きながら、大熊町復興支援員の梅村さんより、震災や復興について、様々なお話を伺うと共に、約3時間半に渡って意見交換をしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

夜の振り返りを行い、0:30頃終了。

 

5月24日(3日目)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

朝食後、JRにて広野町にある「ふたば未来学園高校」へ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

広野オリーブプロジェクトの佐藤会長より説明を受け、運動場内にあるオリーブ畑の除草作業。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

晴天の下、オリーブプロジェクトの皆さんや、ふたば未来学園の生徒さん(5名)と交流をしながら、約2時間に渡って気持ちのよい汗を流しました。ふたば未来学園の先生の計らいで、5名の高校生と、Gakuvoメンバーとの話し合いの場を設けて頂き、約30分でしたが高校生の想いを知り、有意義な時間となりました。

ふたば未来学園の高校生に会いました。全員が他の地へ避難しており生の声を聞けたと思います。心残りなのは、地震や被災の事ではなく、これからやりたいことなどの前向きでラフな話をできなかったことです。大学生として、私も彼らに何かを与えたかったです。

今回特に印象に残ったのは、高校生の存在でした。今年1期生として入ってきた高校生のいる「ふたば未来高校」は様々な意見があり、いわきの人たちが考えた高校ではなく、復興のあおりをうけてできたからこそ批判があることが良く分かりました。しかし他県の中学校に通っていたけれど、福島のために、好きな場所だからという想いをもって入学した子たちに会って、彼らの未来は守っていきたい強く思いました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ふたば未来学園後にして、久野浜の浜風商店街へ。からすや食堂にて昼食。

商店街のお母様達とも交流をしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

時間があったので久ノ浜まで足をのばし、高台にある津守神社へ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

s_P5242121

津守神社で、たまたま除草作業をしていた地元の方々3名と出会い、3.11の津波体験を伺う事に。元小学校の校長先生で、理科が専門の吉岡様より、久ノ浜地区の地形~震災時の生の声を聞き、学生も私たちも、胸がいっぱいになりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

津守神社での偶然の出会いとご縁に感謝をしながら、震災時の爪痕がのこる惣菜屋「はたや」を視察後、いわきへ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

有賀さんからの依頼で、夕方から、ご本家の玄関周りの落ち葉ひろいをしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

19時半~復興支援飲食店街「夜明け復興市場」の和風居酒屋「KINKA」にて、有賀様と夕食。震災時の話をはじめ、ふたば未来学園についてなど、有賀さんから伺い、学生からの様々な質問にも、答えてくださいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

振り返りでは、ワールドカフェ方式で、①「3日間で、いちばん胸に突き刺さったこと。しんどかったことや、辛かった事は?」②「もう一度、行きたい場所や会って聞きたいことは?」③「もし、今回の活動中に、大きな地震が起きたと仮定した時に、不足している準備物はあるか?」④「今回の活動を、今後どのような手段や内容で紹介するか?」この4つについて話し合いました。②の「もう一度、行きたい場所・会って聞きたいことは?」については、『もっと多くの方に、「あなたにとって復興とは、どういう形(状況)になることですか?」と聞きたい』との声が上がり、翌日からの、視察中の質問にも反映されました。0:45頃終了

5月25日(4日目)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

7時から朝食後、JRで竜田駅へ向かい、タクシーにて富岡町を視察しました。視察ルートは、①天神岬公園(降車し約10分見学)→②福島第二原発近くの海岸(降車し約10分見学)→③ 波倉地区→④富岡駅(降車し約20分見学)⑤パトカーの碑跡(降車して10分見学)今回、時間にゆとりがあったので、運転手さんとも話す時間が取れ、学生にとって良かったと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

久野浜のかさ上げ現場を視察後、浜風商店街に向かい、佐藤電機さんで震災時のビデオをみせて頂きました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

昼食をご本家にて、有賀さんお手製のお味噌汁と、浜風商店街で購入したお惣菜ですませ、寮に戻り、寮の掃除を行い、4日間の振り返りとアンケート記入の時間をとりました。

現地に行く意味が強く分かった4日間でした。災害のあった現地でしか見られないもの、聞けないことがたくさんわかった活動でした。

ボランティアを通じて感じた事が2点あります。復興は多面的であるということ。自分が理想とする復興に向かって進んでいる事を実感しました。もう一点は、実際に支援を受け入れる人々の中で、対立する意見や気持ちがあるということです。人それぞれに様々な思いがある事が理解できました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

16:30 学生と財団の皆で、有賀さんへご挨拶をした後、高速バスにて東京駅へ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

解散式では、財団のお二人からの言葉や、充実した4日間に胸が熱くなり、学生も私も、すこしウルウルしてしまいました。

福島の方々のお力添えに感謝いたします。

ありがとうございました。

学生の皆さん、財団の方々、宮崎さん、お疲れ様でした。