学生ボランティア派遣 Student volunteer dispatch

チームながぐつプロジェクト第117陣 福島県いわき市行き 活動報告 

「大学生ボランティア隊」派遣【第117陣】

期間:2015年6月12日~6月15日

場所:福島県いわき市

活動内容

1日目: オリエンテーション 武家茶体験

2日目: 薄磯ゴミ拾い除草作業  オリーブプロジェクト 座禅体験

3日目:  いわきオリーブプロジェクト
4日目: 掃除  富岡町視察

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いてる報告書の中から抜粋したものです。 

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

6月12日
日本財団第二ビルにてオリエンテーション。

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東京駅からバスでいわきへ。

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武家茶体験。
一度寮に荷物を置いてシャワーを浴び

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有賀さん宅にもどり食事。(有賀さん手作り)
寮で翌日の予定確認。

6月13日

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薄磯塩屋埼灯台にて海岸のゴミ拾い、遊歩道の草むしりをさせていただきました。
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10袋ゴミを拾い、11袋の草を取りました。

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作業後、灯台下にある山六観光さんにて、鈴木社長から震災当時の写真を見せていただきながらお話を伺うことができました。

「新しい街をつくって人が住めるようになったら、去っていった人たちに戻ってきてほしいと思いますか」と質問をした時の回答が印象に残っています。「非常に難しい問題だ。でも去って行った人はもう帰ってこない。40代の方はローンがきくから、他の土地に家を建て移り住んでしまう。復興が終わった頃には、もう暮らしに慣れてしまって、わざわざ戻ってこようとは思わない。結局残るのは、5060代と、あとは若い人が意外と多い」とのことでした。

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その後薄磯PRルームに移動し、室屋さんから被災状況や復興の様子などを説明していただきました。

「原発のことは考えないようにしている。そうしないと何も進まないから」という言葉も、現地で復興の第一線に関わっている方であるからこその言葉だなと思いました。無理にでも希望を持たないと押しつぶされてしまう。そういった状況下での生活が感じ取られ、はっとさせられました。

帰りに室谷さんから、薄磯でつくられた厚揚ソフトスティックをいただきました。
灯台入口からバスに乗りいわきへ。
スカイストアさんで食事。
松崎さんがきてくださりお話を伺う事ができました。
14:00タクシーでオリーブハウスへ。
ハウスから舟生さんの車で赤井圃場へ。

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穴の埋め戻しと石の取り除きをさせていただきました。
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長源寺にて、栗山副住職から震災当時のお話などを伺い座禅体験させていただきました。

 

「君たちにスピーカーになってほしい」また「自由に表現できる国に生まれたのに、自由に言えない国になってしまった」という一言が印象に残っています。

震災から4年、日本人の記憶から少しずつ確実に震災の記憶が薄れつつあります。私の身の回りの人も東北を訪れたことのない人がほとんどで被災地の状況を知らない人がたくさんいます。私は東京に帰ったらそういった人たちへ情報を共有したいと思っていました。大学の友達には、会って直接「こんなことになっていて、この人たちはこんなふうな考えをもっていたんだよ」と言って説明したいし、SNS(Facebook,Twitter)では離れた所に住む人や友達の友達など知らない人にも東北を知ってもらえると思います。そう考えていたので、栗山さんの「スピーカーになる」という言葉は非常に私の中でカッチリとはまりました。知らない人々へ情報を発信するスピーカーとなって少しずつ広げる行動をして行きたいと思います。「メディアは真実を伝えてくれないが、メディアにまどわされない判断力の方が大事」も心に残りました。
有賀さん宅で食事。(有賀さん手作り)
寮に戻り振り返り・翌日の確認。

6月14日

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オリーブプロジェクト
上平窪横山下圃場にて仮植オリーブ苗木の移植作業をさせていただきました。仮植え苗木を畑からスコップで掘り出し丁寧に運び、鉢に植え替えました。

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昼食はスカイストアさんのお弁当をいただきました。
17:00まで作業。
仲の湯へ。
寮近くの洋食レストランで食事。

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寮に戻り、振り返り・翌日の予定確認。
このボランティアで語ってくださる方々は皆さんの防災の経験からの使命感を持っていました。私の様な人間に対して好意的に沢山のお話をしてくださった。それは私にとっても、とても有難い事だったし、私も真剣に聞かなくてはとも思わされた。この被災の現状は希望というものを持たざるを得ないのだと実感した。しかし同時にそうじゃない方々はどうなのだろうと考えさせられた。現地を歩いている、あのおばあちゃんは、あの女子高生は、また違う現実があるのではないのだろうか。そんな中でボランティアとして参加していた私は私自身の立場も考えさせられた。4年経った今、ボランティアってなんだ?そんな複雑な心境になった。私はボランティアというものを利用して被災地を知りたいと持っていた人間だったが逆にボランティアについても考えさせられた。
6月15日
ご本家掃除。
視察。

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からすや食堂で食事。

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久ノ浜のかさ上げ地域で足場に登りかさ上げの様子を見させていただきました。
いわきに戻り寮の掃除。
振り返り・アンケート記入。

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16:30有賀さんに挨拶

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17:00発のバスに乗り東京駅へ。20:30解散。

 

一つの側の話だけを聞くのではなく、できるだけ、いろいろな人に話を聞くことが大事。様々な角度から見ることで偏りのない見方ができる。印象に残った言葉がたくさんあった。

 

放射能の問題がある富岡町に行った時は目に見えない物への恐怖感と実際に見るゴミの多さ、そこで毎日毎日作業している方達。実際の被災者さん声も聞く事もあった。これから家に帰ってゆっくり自分の心の中で整理していきます。そしてそれを私なりに何らかの形にして誰かに伝えたい。

 

いわきの皆さんありがとうございました。

 

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参加してくれたお二人、ステキなイラストをありがとうございました。