【災害ボランティア】追手門学院大学がうごく七夕祭り支援活動を行いました!
追手門学院大学の学生19名(うち2名は大阪工業大学生)が8月4日~8日にかけて陸前高田市で活動を行いました。
参加学生は活動までの数ヶ月、チームビルディングやボランティアついての講義を受けたり、地元の方を招いて震災当時のお話を伺っていました。
この活動は8月7日に陸前高田市で行われる「うごく七夕祭り」のお手伝いを軸としています。
出発日(4日)の昼間に最後の講義を受けた学生たちが再度集まり、陸前高田市に向けて約14時間の長い長いバス旅の始まりです。
数回の休憩を挟み、5日の朝には岩手県に。
陸前高田市内に入り、嵩上げのために建てられたベルトコンベアの様な機械を目の当たりにした
学生たちは驚いていました。
2013年からお手伝いさせていただいている川原組の作業場「どっこい所」に到着。
会長の佐々木芳勝さんより気合いを入れていただき、早速作業開始です!
祭りまでの2日間は主に祭りの主役とも呼べる山車の飾り付けをお手伝い。
男子学生たちは力がいる作業、女子学生たちは繊細さが求められる細い作業をこなしていきました。
川原組のみなさんと触れ合いながらの作業。
自分たちの親世代から同世代まで、様々な川原組のみなさんとの出逢いや交流を学生たちはとても喜んでいました。
前夜祭では、祭りには欠かせないかけ声の練習!!
最初こそ戸惑っていたものの、にぎやかな学生たちはすぐにかけ声を覚え
「ヨイヤサ-!!」の声が響き渡りました。
7日-祭り当日-
川原組が集合し、佐々木会長より気合入れ。
まずは昼の部として、約2時間をかけて山車を引きます。男子学生は力がいる梶棒、女子学生はお囃子と梶棒につけられた縄をひっぱる箇所にわかれました。
照りつける日差しの中、大きな山車を祭り組が一丸となって動かします。
お囃子の笛や太鼓の音、「ヨイヤサ」の掛け声、山車を動かす指示の怒号
他の祭り組の山車とすれ違いながら、練り歩きました。
「どっこい所」に戻り、川原組のお母さん方が作ってくれたカレーをみんなでいただきました!
重い山車を引いていたので、お腹がぺこぺこだった学生たち。おかわりしていました。笑
夜の部までの間は、山車を夜用に飾り付けたり、同じ川原組の子どもたちと遊んだり、各々祭り組に溶け込み過ごしました。
夜の部では、灯籠の明かりが陸前高田の街を彩りました。
足元が見えづらい中、祭り組の人たちと「ヨイヤサー!!」と叫びながら山車を引きました。
川原組の拠点である「どっこい所」に戻り、最後に締めの盛り上がり!
お囃子も山車を引いていた人もみんなでこの日を刻みこむように声を張り上げました。
祭り終了は、学生たちは大阪へ戻る合図。
祭り組のみなさんと握手を交わしたり、連絡先を交換したり、それぞれ別れを惜しみながらも
バスに乗り込みました。
バスが「どっこい所」を通りすぎる時、川原組ではお決まりの「ヨイヤサー!!」で
学生たちを川原組のみなさんが見送ってくださいました。
「祭り」が持つパワー
地元の方たちの想い
そこに自分たちが交じり合ったことでもたらされたもの
様々なものを胸に学生たちは大阪へと戻りました。
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