グローバル・リーダーシップ・プログラム Global Leadership Program

参加レポート

社会起業家という共通の興味を持ったインドネシア人4人と日本人8人、合計12人のAlternative Project のメンバーたちはそれぞれがまったく違うバックグラウンドや目標を持っていた。起業することが目標である子や外科を目指している子、建築家になる子などその分野は多岐に及んでいる。私はこのプログラムで出会った人1人1人の意識の高さにとても良い刺激を受けた。
みんなのことをより深く知ったきっかけは3日目の夜にsharing session を行った時だ。それぞれがプログラムに参加した理由から将来の夢などを話し、そこから今の悩みなどを告白し結果、夜の2時くらいまで熱く語り合った。このプロジェクトのコーディネーターの1人であるよしこさんの言葉がとても印象に残っている。「私はハイリスク、ハイリターンな生き方をしている。」確かに学生時代に1年休学して世界中をバックパックで旅行しようと思うことも、卒業後すぐインドネシアに飛んでそこで仕事を探そうと決意することも容易ではないだようし、とても勇気がいることである。でもそんなリスクを負うからこそ、より楽しい人生を送れるのだとかんじた。
インドネシアの人々は何度も職を変えより良い条件の職場を探すのが普通だそうだ。それにくらべて日本では大学卒業後就いた職に定年までいることが珍しくない。現に私のルームメートであったインドネシア人の女の子はちょうど仕事をやめて、今新しい仕事を探しているところであった。彼女は「インドネシアではころころと仕事を変えるのが普通よ、そしてそれを楽しむの!」と言ってた。安定した職を求める日本人には考えにくいが、これもまたハイリスク、ハイリターンな生き方といえるだろう。
他にも髪を切る技術だけを持ってインドネシアに飛んでいき、苦労を重ねながらもインドネシアで自分の美容院をオープンさせることになった日本人美容師さんの話などを聞いた。この2週間を通して私は様々な「生き方」に触れ、私自身もっチャレンジングな生き方をしたいと思えた。なんとなく学校の勉強をしてなんとなく卒業、就職するのでなく、留学や一人旅など色んなことに挑戦して意味のある4年の学生生活を送りたい。このプログラムに1年の夏に参加してそう思えたことは、私にとってとても意義のあることである。

(名古路怜美 慶應義塾大学経済学部1年)