グローバル・リーダーシップ・プログラム Global Leadership Program

友達

私がこのプログラムに参加して大きく変わったことがある。それは異なるバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションをとることに抵抗がなくなったことである。そのバックグラウンドとは例えば、話す言語や、文化、国籍、年齢、宗教などである。このプログラムに参加する前は異なるバックグラウンド、特に異なる言語を話す人とコミュニケーションをとることにとても抵抗があった。しかしこのプログラムを通してその考えは驚くほどに一変した。それはインドネシアでこのプログラムを通して出会った人たちと友達になっていく中で起きたことであった。
空港に着くとインドネシア人参加者が迎えに来てくれていた。そのままバスに乗りゲストハウスへ向かう。そのバスの中、ひとりのインドネシア人参加者が話しかけてきた。「What’s your name?」、「I’m Yuhei.」。その後、私はそのインドネシア人参加者のとなりにいるインドネシア人参加者に尋ねた。「What’s your name?」すると、その人は「I’m Beyonce.」と答えた。彼女の名前はBeyonceではない。彼女は私の緊張をほぐそうとしてか、仲良くなろうとしてか冗談をいきなり飛ばしてきたのだ。そのおかげで、たしかに楽しかった。またある日のできごと。その日は山の上にあるレストランでナシゴレンを食べた。そのナシゴレンはとてもおいしかった。その夜、一人のインドネシア人参加者と話していると、彼がいきなり「今日の昼に食べたナシゴレンがおいしすぎて頭から離れない。」と言ったのである。私はそのときあたりまえのことに改めて気が付いた。みんな人である。どこの国の人であろうと楽しいときは楽しいし、おいしいものを食べたときはおいしいと感じるのである。たとえ話す言語が異なり、異なる国籍であってもおいしいとか楽しいと感じる瞬間、また、そういった感情はみんな同じなのである。これはいかなるバックグラウンドにおいていえることであると思う。このプログラムを終えて、私は異なるバックグラウンド、特に異なる言語を話す人と積極的にコミュニケ―ションをとることができるようになった。その際、絶対に忘れてはならないのは相手のバックグラウンドを理解し尊重することである。

(片山雄平 創価大学理工学部1年)