学生ボランティア派遣 Student volunteer dispatch

チームながぐつプロジェクト第113陣 福島県いわき市行き 活動報告

期間:2015年4月24日~4月27日

場所:福島県いわき市

[活動内容]

4月24日: 荷物の移動~夕食~入浴~夜の振り返り。

4月25日: 薄磯地区にてゴミ拾い~昼食~オリーブプロジェクトにて作業補助。

夕食~入浴~夜の振り返り。

4月26日: 旧豊間中学校視察~昼食~オリーブプロジェクトにて作業補助。

夕食~入浴~夜の振り返り。

4月27日: 富岡町の視察~久ノ浜にある浜風商店街にて昼食~久ノ浜視察~

磐城平藩主内藤家のお墓がある良善寺~社員寮の掃除~

4日間の振り返りとアンケート記入~東京駅にて解散

太文字部分は、参加者が日程終了時に書いてる報告書の中から抜粋したものです。

※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。

4月24日(1日目)

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日本財団学生ボランティアセンターでのオリエンテーション後、バスでいわきへ。

到着後、荷物の移動のお手伝い。19時~復興支援飲食店街「夜明け復興市場」で夕食をしながら、震災当時の話を伺いました。

22時すぎに寮に戻り、お風呂の後、振り返りの時間をとり、明日からの3日間、どんな姿勢で取り組むべきなのか」を話し合い、気持ちの共有をしました。23:45頃終了

 

4月25日(2日目)

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6時半から朝食を頂き、バスにて薄磯地区へ。

8時半より、薄磯復興協議委員会の方々と沼ノ内諏訪原海岸道路付近にてゴミ拾い。休憩をとりながらの2時間半で、燃えるゴミ65袋・燃えないゴミ28袋・その他軽トラ1台分の粗大ゴミを集めました。

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車で津波の被害を受けた薄磯地区を案内して頂き、薄磯PRルームに移動後、薄磯復興協議委員会の活動の様子などの説明をうけました。

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いわき駅までバスにて移動し、すかいストアにて昼食。

松崎理事長様からオリーブプロジェクトの経緯などを伺い、タクシーにて上平窪のオリーブ畑へ。

 

みなさん、復興に向けて何かをしようと、とても熱心で、自分達は本当にそこの一部を垣間見たに過ぎず、もっと多くの事を教えてもらい、今度は自分達もそこに何かもっと大きな仕事を果たせるようになりたいと強く思った。

 

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舟生さんより説明を受け、オリーブ畑に植えていた、3年ほど経過したオリ―ブを間引きし、間引きしたオリーブを鉢に移し替える作業をしました。約2時間の短い時間でしたが、テキパキと作業をする学生の姿がありました。(14鉢の移し替えをしました)

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19時から夕飯。3時間に渡って、有賀さんと、熊町復興支援員の梅村さんより、有賀家の歴史や震災の話などを伺いました。日本史を勉強している学生の為にと、有賀さんが特別に、有賀家の家系図や貴重な資料などもみせて下さいました。寮にもどり入浴後、振り返り。今日の感想と、「参加する前の被災地のイメージと、2日目の今の気持ちの変化」について発表しました。0時過ぎに終了。

多くの立場の人が震災原発事故そして復興への道に、それぞれの立場で、いろんな角度から物事を見て、そして様々な貢献の仕方を模索している事にも気付き、やはり多角的に多方向からの支援復興があるのだと知った。それは決して立場上、無理を強いることでもなく、もっといろんな方向があるのだという重要さにも気付いた。

4月26日(3日目)

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7時から朝食をとり、タクシーに乗り、津波の被害にあった旧豊間中学校へ。薄磯復興協議委員会の室谷さんの案内の中、約1時間に渡って解体前の最後の見学をさせて頂きました。2011/3/11 卒業式を終えた、穏やかな午後、8メートルを越える津波に襲われた、あの日のまま、時がとまった学校内の備品や黒板のメッセージに立ち止まり、向き合う学生の姿がありました。

今回、津波被害の現状を見て、さらに現地の人の話を聞き、津波への正確な知識を知り、備えをすることが命を守ることに繋がることを見た。やはり多くの現地を見ると津波に対する長年の積み重ねや体験の伝承などで命が助かるようなこともあったので。もっとたくさんのことを学び聞いて対策をしなければならないと思った。

被災地でのボランティア活動を通じて、いろいろな話をしていただけるので自分たちも、力を入れて。話を聞き、そこから学びとるという事を大事にした。

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バスにていわき駅に戻り、すかいストアにて昼食後、オリーブ麺などを購入させて頂き、タクシーにて平中平窪扇田のオリーブハウスへ。舟生さんが、オリーブハウスの紹介と、山奥にある、オリーブの苗木畑にも連れて行って下さいました。上平窪のオリーブ畑に移動した後は3時間に渡って、昨日の作業の続きをし、2日間で合計30鉢の移し替えをしました。

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19時から夕食。熊町復興支援員の梅村さんと、浄土宗 涅槃山 袋中寺の副住職霜村さんを囲んで、いわきの震災時からの復興や、今後のいわきの未来について、熱く話し合いました。約3時間半、メモをとりながら話を伺い、積極的に質問を交換する学生の姿が印象的でした。

4年経ったいまでも「震災」は続いている。未来の子どもたちにどのように伝えていくか考えていきます。

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寮に戻り入浴の後、今日の振り返りを行い、0:30時過ぎに終了。

今回地元の人とお話させてもらって一番に感じたことは支援を継続して行っていくことだ。地元の人が口をそろえておっしゃってくれたのが無理をしないで続けて行ってくださいということだった。「震災はまだ終わっていない。復興はまだまだこれからだ」という言葉も聞いた。やはり震災から4年たつが、本当の復興はこれからで、本当の支援というのはこれから必要となるのだ。僕たちが被災地に行くことで何ができるか、それは意外に知られていない現状を知り、持ち帰って広めることであるとも思う。被災地の実情を知って今必要な支援をこれからも行い続けていけたらと思う。

4月27日(4日目)

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7時から朝食後、掃除を行い、JRで竜田駅へ向かい、タクシー1台にて、約1時間かけて富岡町を視察しました。視察ルートは、①天神岬公園(降車し約10分見学) ②波倉地区(40世帯が被害を受け、8名がなくなった地区) ③福島第二原発近くの海岸(車内より視察) ④富岡駅(降車し約20分見学)⑤パトカーの碑跡(降車して10分見学)

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富岡出身の運転手さんが独自に資料を作成し、コピーして下さり、細かい説明と共に、案内をして下さいました。パトカーの碑の視察後、浜風商店街に向かう車内で、視察を通して様々な思いがこみ上げた学生がいたのですが、その時も、運転手さんが、学生の気持ちを、温かく受け止めてくれました。

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久ノ浜の「浜風商店街」のからす屋食堂さんで昼食。その後、電気屋さんで震災時のビデオをみせて頂きました。車で、久ノ浜~震災時の爪痕が残る、海岸沿いのルートを通りながら、震災当時の状況などを伺いました。日本史を専攻している学生の為にと、磐城平藩主 安藤家のお墓がある良善寺にも案内して頂き、戊辰戦争の爪痕なども見学させて頂きました。

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14時過ぎに社員寮に戻り、寮の掃除の後、4日間の活動を振り返りました。その後、アンケート記入をし、17時のバスで東京に戻り、解散式をしました。

メディアだけ、教科書だけでは伝わることのない状況を自分の五感をフルに使って感じ取ってきました。私に何ができるか考えたところ、3つでてきました。1つ目は、私が見てきたこと聞いてきたことをできるだけたくさんの人に伝える事。2つ目は継続する事。3つ目は海外にも目を向けていく事。

 

 自分の中で印象に残ったのは現地の人がとても活発に復興に向けて前向きに望んでいることだった。深刻な震災、原発事故にも関わらず、それにめげず、復興にアグレッシブに望んでいる姿勢は逆に自分たちが勇気をもらい見習わないといけないのかなとも思った。自分も是非、今後も支援を続けいわきの人と関わり続け、そこで大きな花を共に咲かせたいと思うし、現地の人とそれができることによってまた大きなものを自分自身得られるのではないかと考えている。最後になるが、今回いわきに行かせてもらえたことを次につなげねば意味がない。今後も何かの形で被災地へ関わり続け、支援を行っていきたいと思う。

福島の皆さんありがとうございました。

第113陣参加の皆さん、引率の宮崎さんお疲れ様でした。